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二人の距離が近くなる。
蓮音の呼吸が近い。
康平は,一瞬だけ目を閉じた。
康平
逃げないと決めたのは,自分だ。
康平は,静かに手を伸ばした。
蓮音の手を,軽く掴む。
蓮音
名前を呼ばれる。
その声が近すぎて,胸が痛い。
康平は,迷いを振り払うように 顔を寄せた。
ほんの一瞬。
触れるだけの,短いキス。
唇が離れた瞬間, 康平は息を詰めた。
康平
そう思った次の瞬間だった。
ぐい,と胸元を掴まれる。
康平
引き寄せられる。