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僕は、昔から一人ぼっちだった
友達もいなかった
自分のことを僕と呼ぶところや
全然喋らないところなどでからかわれた事もあった
高校でも一人ぼっち…
のはずだった
こったろ
この人は、こったろさん
僕の隣の席の人だ
こったろ
呼宮 紫月
毎日僕に話しかけてくれる
こったろさんの紹介で他にも話せる人が増えた
最初は、緊張して全然喋れなかったけれど
最近は、少しづつ話せるようになった気がする
校舎裏で本を読んでいたとき
こったろ
呼宮 紫月
こったろ
呼宮 紫月
こったろ
そう言うとこったろさんは、僕の隣に座った
僕との間には、1人分くらいの間があいている
たしかにここは、こえさんが僕らを呼び出した場所だ
呼宮 紫月
呼宮 紫月
呼宮 紫月
呼宮 紫月
こったろさんは、目を見開いたけど
恥ずかしそうに
こったろ
そう言ってくれた
こったろ
そう言いながら空いていた1人分の隙間を埋めてきた
こんなに男子の近くに来たのは、初めてだった
でも、なぜか嫌とは思わなかった
今まで男子が苦手だったのに
いや…男子に慣れたんじゃなくて
こったろさんだからいいのだろうか
出会った時から思ってた
色んな話は、出来ないけど
あいさつだけでも、会話ができるとうれしくなる
今までそんなことなかったのに
これが"友達"なのでしょうか…?
だんだん紫月とたくさん話せるようになった気がする
こんどまた、お出かけとか誘ってみようかな〜
今まで、女子なんてめんどくさい奴ばっかと思ってた
すごい近づいてきてアピールしてきて
恋愛のトラブルで友情が絶えたりってこともあった
だから俺は、恋愛はしないって決めた
だけど…
俺は、もう"恋"をしかけてるみたい