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病室の朝
珍しく静かな時間だった
四季はベッドの横になりながら天井を見ている
退屈だった
だが同時に
少しだけ安心していた
今は何もしなくていい
何も考えなくていい
そんな時間だった
コンコン
一ノ瀬四季
ドアが開く
入ってきた人物を見て
四季は少し驚いた
そこに居たのは
戦闘部隊の隊長だった
一ノ瀬四季
普段見舞いに来るような人ではない
四季は体を起こした
隊長は病室の椅子に腰をかける
開口1番に
隊長
そういった
四季は目を丸くした
一ノ瀬四季
隊長
一ノ瀬四季
四季は苦笑した
いつもどうりだ
隊長は書類を叩きつける
隊長
病室が静かになった
四季が瞬きをする
一ノ瀬四季
隊長
一ノ瀬四季
隊長
四季は思わず笑った
笑うしかなかった
一ノ瀬四季
隊長
一ノ瀬四季
隊長
最悪だ
四季は頭を抱えたくなった
だが
心のどこかで
少しだけ安心してる自分もいた
復帰出来る
必要とされている
そんな感覚だった
一ノ瀬四季
隊長は鼻でわらう
隊長
一ノ瀬四季
隊長
この言葉
普通なら喜ぶべきだった
だが
どこか引っかかった
代わりがいない
それは
人として必要とされているのか
戦力として必要されているのか
わからなかった
隊長
一ノ瀬四季
四季は笑った
一ノ瀬四季
隊長は満足そうに頷く
隊長
そう言い残して病室を出ていった
ドアが閉まる
四季はしばらく動かなかった
一ノ瀬四季
嬉しいはずだった
なのに
妙に胸が重かった
その夜
四季は一人で天井を見つめていた
隊長の言葉
頭の中を回る
そして結局
四季は眠れないまま朝を迎えた
一ノ瀬四季
数十分後
制服に着替えた四季は廊下を歩いていた
まだ少し身体が重い
それでも足取りは病室にいた時より軽かった
一ノ瀬四季
その時
前方から誰かが走ってきた
???
聞きなれた声
皇后崎だった
一ノ瀬四季
皇后崎は四季を見るなり固まる
そして
皇后崎迅
皇后崎迅
一ノ瀬四季
皇后崎迅
一ノ瀬四季
皇后崎の顔色が変わる
皇后崎迅
一ノ瀬四季
皇后崎迅
皇后崎が命令書をひったくる
読む
読む
そして
皇后崎迅
珍しく本気で怒っていた
皇后崎迅
一ノ瀬四季
皇后崎迅
その時
後ろから足音
2人が振り返る
無陀野無人がいた
そして
無陀野も命令書をみる
1秒
2秒
3秒
沈黙
四季は少し嫌な感じがした
無陀野は普段怒鳴らない
感情も表に出さない
だが
いま
無陀野の目は完全に据わっていた
無陀野無人
声が低い
四季ですら少しゾッとした
一ノ瀬四季
無陀野が黙る
そして
踵を返した
一ノ瀬四季
無陀野無人
無陀野無人
皇后崎迅
無陀野無人
皇后崎迅
無陀野無人
そう言い残し
無陀野はそのまま歩き去る
皇后崎と四季だけが残される
その頃
無陀野無人
隊長室のドアへ向かっていく無駄野の姿があった
珍しく
本当に珍しく
周囲の隊員たちが道を開けるほど機嫌が悪かった
隊員
誰かが小さく呟いた
コメント
8件
いいぞー無蛇先やれやれ!

まっっっじでやばい、四季くんの隊長クズすぎて、ムダ先やったれ…!! 最高でしたッ続き楽しみです!