俺(仁)
え?!お前スキル買ったのかよ?!
俺は高校1年生になったばかりだ。 家はどちらかというと裕福ではない。 最近「スキル」というものを購入することができるようになり、魔法や、超能力が使えるようになったのだ。 勿論買わないとスキルは無し。 例外があるらしいけど、基本は買わないと手に入れれないようだ。
この「スキル」を使って、ダンジョンを攻略し、職業とする人もいるようだ。そんなの俺には無理だけど。
澪
うん!パパが買ったんだ〜!
こいつは澪 小学校からの幼馴染だ。 父親は高級ブランドの社長。 俺の家庭で到底買えるような値段じゃ無い物をたくさん売ってる。
俺(仁)
え、因みにだけどさ、どんなスキルなの?
澪
「ブォォォォォオ!!!!!」
俺(仁)
(ク!!)
澪
炎スキルだよ〜!
なんと3000万円〜♪
なんと3000万円〜♪
俺(仁)
(こいつは金持ちで羨ましいなぁー。)
澪
なら、仁は何持ってるの?
俺(仁)
えっとー。俺は秘密だよー!w
澪
えー!!気になる!教えてよ!減るもんじゃないでしょ?
俺(仁)
あー。なら、明日見せるよ!明日!炎スキルとかと比べ物にならないよ〜
俺(仁)
(はぁ。見栄張っちゃった。どうしよう…)
………
俺(仁)
ただいまー!
母
おかえりー!
風呂沸いてるから早く入ってー!
風呂沸いてるから早く入ってー!
俺(仁)
めんどいなぁ〜はいはいー。
母
「はい」は一回って何度言えば分かるの?いうことを聞きなさい!
俺(仁)
(ふぅ。いっつもうるさいな〜。)
俺(仁)
あのさ、
母
何?
俺(仁)
スキルのことなんだけど…
母
スキルとか、無駄なものは要りません!
俺(仁)
(ですよねー)
俺(仁)
わかりました…
風呂を入り、ご飯を食べ、自分の部屋に戻った。
俺(仁)
はぁー。無料でスキル手に入らないかなー。
俺(仁)
ないなー。ないなー。
ん?
俺(仁)
あるじゃん。
俺(仁)
何何?2次元に入って手に入れる?そんなことできるんや。無料だし行ってみるわ
俺(仁)
お、登録したら通知来たわ。
俺(仁)
うん。入ろう。
ポチ!!
俺(仁)
ウワァァァァァァァァァアア!!!!!!!!!!