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ブクマ失礼します
部 屋 が 涙 で 浸 水 し そ う で す 。 ど う し て く れ る ん で す k ( ( ( 殴
青side
僕は病気を持っていた
学校はぼちぼち
そんな中行きつけの病院の先生に言われた
「申し訳ございませんが…病気が悪化しており、もし、今すぐ手術を、行わなければ残すところ後、2、3週間未満でしょう…」
別に手術はしなくて良かった
僕は何故か自分の心の気持ちが言えない。
ちっちゃいころからずっと
だから親に捨てられ
親戚や近所の人達にも避けられ
友達もいない
自分は空気なんだから死んでも誰も悲しまない
告げられた翌日。
いつも通り学校へ行くとクラスに知らない人が座っていた
黄瀬 黄 さん。
とても容姿も声も全部が綺麗で目が彼に釘付けになっていた。
この時人と仲良くなりたいって思った
寿命も長くなって欲しいって思った
でも、傷つけるかもしれない
接し方も分からなくて
告白された時
嬉しかった
泣きそうにもなった
でも
「うれしい」
っていえなかった
お話したかった…でも、嫌われた…そう思った
こんな自分いっそ消えてしまえばいいのに
って思ってしまった
神様はいつも僕の味方をしてくれない
ある日、僕がヤンキーに肩をぶつけちゃって
いじめられた時があった
痛かった。
思いっきり殴られそうになったとき
僕はあぁ、死ねるかもって気持ちで目を瞑った
でも、どこも痛くなくて
目を開けると彼が倒れていた
青
何で僕は「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか「大丈夫?」が言えないんだろう
おねがい
僕に怒って…怒って…
僕を殴ってもいいから…
本当に僕は酷い人間だ…
黄
黄
笑みを浮かべて言う
胸がきゅんと高鳴る
なんでこんな僕に…こんなにも優しいんだろ…
僕が瞬きをすると何故か彼は消えていた
少し殴られたところが痛かったから保健室に行くことにした
すると何故かベッドで寝ている黄瀬さんがいた
僕はすっと横に座った
顔はとても綺麗で
胸がドキドキする
僕は俯いた
自分の無力さ自分の情けなさにうんざりしていた
黄
彼の声がする
ぱっちりした目を細めて僕を見つめてる
ドクンッドクンッドクンッドクンッ
胸がドキドキうるさい
青
このままだと僕が死んじゃう
でも一瞬寂しそうな顔が視界に写って
僕の胸がズキッってなった
僕はその後教室へと向かった
僕はいつまでも帰ってこない彼が心配で戻ってきた
気づくと彼は殴られふらついていた
黄
目に涙を貯めて助けてと訴えてきた
僕は必死に先生の元へと走っていった
青
先生
青
人と話したことがない僕は上の人になんて助けてと言える訳もなく
でも先生は理解してくれたようで
僕は先生を連れていった
でもそこには彼の姿はなくて
いじめっ子しかいなかった
でも先生は分かってくれたのかいじめっ子を連れていった
また…助けられなかった…
その日の夜。
夢を見た
若い男の子の声。
「俺の弟が死んじゃう」
そんな震える声。
僕は怖くなって耳を塞いだ
そしてその翌日
放課後の静かな廊下で声が聞こえる
黄
青
僕は昨日なんで助けてくれなかったの?とか言われそうで離れようとする
でも僕の服を掴んで離れることは出来なかった
黄
黄
僕は静かに彼と向き合う
黄
黄
黄
黄
言ってる意味が分からなくて
青
優しい口調ではなかったけど思っていたことが言えた
今なら彼の「愛してください」の返事ができそうだった
でも彼が抱きついてきて僕が言おうとしたのを遮った
黄
万遍の笑みで一言放ったあと
ふつっと何かが切れた用に倒れる
それからピクリとも動かない
その時さっき言っていた言葉の意味が全て理解できた
死んだんだ…
僕は彼を見て涙と後悔しかなかった
僕は彼の頬を撫でる
好きって言えなくてごめんね…
愛してあげられなくてごめんね…
枯れて鬼×の刃の鬼の用に消えていく彼の姿
青
許してくれるわけないだろうけど
僕は泣きながら謝った
そして全部消えそうになった時
僕は泣きながら言った
青
その時僕は気付いた
あの時夢で教えてくれたのは黄くんの兄だったんだって
僕にわざわざ教えてくれたのに…
青
僕は泣きながら廊下に蹲った
僕ももうちょっとしたらそっちに行くから
その時は…愛してあげられるように…頑張るね…