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第10話 - 新しいメンバー

2,245

2023年11月11日

#stxxx

#黄赤

#桃赤

#青赤

#橙赤

#紫赤

律

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律

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黄赤赤愛され（微赤嫌われ）通報×

リクエストありがとうございます！

桃

あ~、ゲームしてぇ…

青

わかる、ものすごくわかる

紫

2人とも手止まってるよ

紫

早くやらないと明日の放課後もやって貰うことになるけど？

桃

やります

橙

紫ーくん…まだ資料こんなにあるで、

紫

…はぁ、、

桃side

6時間の授業が終わり、早めに生徒会の作業を始めたはずなのに

まだ机には山積みの資料が置いてある

俺ら4人で終わるか、これ…

黙々と作業をしていると何かを思い出したかのように紫ーくんが立ち上がった

紫

あ、そういえば

橙

ん、どしたん？

紫

この前生徒会に入りたいって言う子が居たんだよね

桃

ほお

紫

みんな新しい子が入っても大丈夫だよね？

青

可愛い子なら

紫

男です

青

却下

紫

確かこの前のテスト3位の子だった気がするんだけど、

桃

3位のやつ…

橙

…黄ってやつじゃない？

紫

そうそう、黄くん！

紫

能力高い子だよ

青

ん~、、

桃

俺はいいと思うよ

桃

この作業がもっと早く終わりそうだし

橙

俺も賛成~！

紫

青ちゃんは？まだ駄目？

青

ぐぬぬっ…

青

やっぱり、いいよ、？

紫

じゃあおっけ~っていうことで

紫

もう連れてきちゃお

桃

はや

紫side

生徒会室を出て少し歩いていると、図書室に黄くんの姿が見えた

紫

黄くん、

黄

生徒会長さん、！

黄

どうしましたか…？

紫

その、生徒会入会のことで話がしたくて

紫

いま大丈夫かな？

黄

大丈夫です

黄

ぁ、少し待ってて下さい

黄くんは席を立ち、本棚の奥の方へと行った

少し経った頃、黄くんの後ろに誰かが歩いてきた

黄

お待たせしました

紫

全然大丈夫だよ

紫

…その子は、？

黄

僕の幼なじみの子です

赤

ぁ、ぇっと、初めましてっ

赤

りｯ、赤です、

紫

…初めまして

紫

生徒会長の紫です

黄

改めて、僕は黄です

黄

よろしくお願いします

紫

それで、生徒会入会のことなんだけど

紫

みんな賛成していたから、ぜひお願いしたいな

黄

ほんとですかっ、！

黄

ありがとうございます

紫

ようこそ、生徒会へ

黄

…あのっ、

紫

ん？

黄

お願いがあるのですが…

青

僕の手が限界を訴えている

桃

知らん

青

はぁ？！

橙

…紫ーくんがお茶用意してだってさ

桃

新メンバーの入会早いな、

桃

青~、その資料の山1回あっちの部屋に全部やるぞ

青

そのままその部屋の中に置いとこうよ

桃

いつかしないとなんだから無駄だ

青

くっそ~

能力のあるやつが入るのは結構嬉しい

それ以外は、正直邪魔だ

黄

皆さんどうも初めまして

黄

黄と申します、これからよろしくお願いします

青

よろしく~

橙

よろしくな~！

桃

よろしく

赤

り、赤です、！

桃

…ん？

紫

…はい、2人ともよろしくね

紫ーくんは入るのは黄だけって言ってたじゃあ、あいつは一体…

あのちっこいやつ…赤、？

青

赤…くん、も？

紫

…ちょ~っと、2人とも待っててね

黄

はい…？

青

どういうこと？黄ってやつだけじゃないの？

紫

そうだったんだけど…

紫

黄くんがどうしてもって言って、

橙

あの子…見るからに出来そうにないやつだけど？

桃

俺も思った

桃

出来ないやつなんか要らない

紫

俺もそう思ってるけど…、

紫

けど黄くんを失うのは結構痛い、

紫

このままじゃ、俺たち過労死しちゃう

青

それは…確かに

赤

ねぇ、黄ちゃん、

黄

ん？なぁに赤？

赤

さっきの、生徒会の人たち、

赤

俺のこと見て、顔暗くなってたよ？

黄

…そんなことないよ

黄

もし赤を虐めたりしたら僕がやるから

赤

辞めて黄ちゃん？

黄

僕、赤と一緒じゃないと頑張れない

赤

じゃあなんで生徒会なんかに、

黄

いやぁ、かっこいいじゃん？

赤

うわっ、

黄

ちょっと、引かないでよ

黄

まぁまぁ、青春の1部として楽しもうじゃないか

赤

俺は早く帰って寝たいのに、

黄

赤がそうならないようにするため

赤

最低黄ちゃん

紫

2人ともお待たせ

紫

それじゃあ、今日はもう帰っても大丈夫だよ

紫

明日からお仕事お願いしたいんだけど、いいかな？

黄

はい、全然大丈夫です

黄

それじゃあ、失礼しました

赤

…ぺこっ

桃

はぁ~、あんなやつやっぱり駄目だよ

紫

大丈夫、なんかあったら追い出せばいいだけ

青

それ黄くんも？

紫

黄くんはなんとしてでも生徒会に入っててもらう

紫

そうなるようにすればいいだけ

橙

さっすが紫ーくん

紫

てことで作業戻ろうね

青

帰りたい

黄

僕の赤は出来る子なのにねぇ~

赤

僕の？

赤

聞き捨てならない言葉が、

黄

さて、あの人たちはどうするか

黄

楽しみだなぁ~！

赤

俺明日虐められるかもしれないのに？！

赤

やっぱり黄ちゃん最低だ、

黄

赤が僕に泣きつく姿が見える、

黄

僕に助けを求めて、

赤

あ~あ、やだこの人、

赤

明日休もうかな

黄

駄目だよ

黄

絶対明日行くから

黄

逃がさないよ

赤side

そしてやってくる放課後

逃げようとしたら案の定黄くんに捕まった

黄

行こうね赤

赤

はぁ、

紫

待ってたよ、黄くん！

紫

っと、赤くん…

黄

…にこっ

黄

今日からよろしくお願いします

赤

よろしくお願いします、

青

早速だけどこの作業手伝って欲しいなぁ~

黄

はい！分かりました

橙

同い年やし、タメでいこうや

黄

僕はこれが癖なので、

紫

ん~、じゃあ生徒会長さんって言うのを辞めて

紫

俺のこと紫ーくんでいいよ！

紫

みんなそう呼んでるし

黄

分かりました

桃

…

誰だっけ、桃って人かな

すごい俺のこと睨んでる… やっぱりそうだよね、邪魔ですよねぇ

俺だって早くこの場から逃げたいけど黄ちゃんが後ろで思いっきり腕掴んでるんだよ

黄

はい、赤も

赤

ぁ、うん

紫

あ~、赤くんはちょっと来て

赤

…はい、

俺だけ別室に連れてかれ生徒会長さんはロッカーから箒と雑巾を俺に渡してきた

赤

掃除…ですか、？

紫

うん

紫

赤くんにはそれをやって貰いたいなって

紫

それじゃあよろしくね

薄暗い部屋の中1人残された

赤

雑用係じゃん、

黄side

数分経った頃、紫ーくんだけが戻ってきた

黄

あのっ、赤は、？

紫

あぁ、赤くんなら別のお仕事をお願いしたんだ

黄

そう、ですか

赤が隣にいないとなんだか落ち着かない

それよりも赤大丈夫かな、

赤のことを考えていると青髪の人が隣に座ってきた

青

黄くん！

黄

はい、？

青

黄くんってなにかゲームやってる？
あ、好きなゲームとか

黄

ゲーム…そうですね

黄

色々やりますよ

黄

スマブラだったり、第五人格…

赤が僕に負けていつも泣いてるけど

他にもゲームを言おうとしていると、誰かが割って入ってきた

桃

俺、めっちゃそれやってる

桃

黄、今度一緒にやろうよ

黄

いいですね、やりましょう

橙

黄ゲーム上手そう…

橙

俺弱いから、絶対ボコボコにされるやん

黄

ふふっ、ボコボコにします

紫

俺も弱い方なんだけど、

紫

それじゃあ今度みんなでゲームして遊ばない？

橙

ええなそれ！

青

やるやる~！

そんな会話をしていると別室の扉が開いた

赤

あのっ、

赤

お掃除終わりました…

紫

…あぁ、ありがとう

赤が来た瞬間、みんなの顔が暗くなった

さっきまでの雰囲気は何処に行ったんだ

僕はわざとさっきの話題を口にした

黄

ゲームするのって紫ーくんのお家ですか？

紫

ぇ、あぁ、そのっ

紫

うん…そうだよ

すると、案の定気まずそうに答える

やっぱり、赤には聞かせたくないんだ

赤だけを省くために

黄

…ありがとうございます

黄

赤おいで、

座る場所がない赤を手招きしてこちらに来させる

僕がそうしても絶対に隣をどこうとしない青くん

そんなことしても無駄ですよ

赤

俺座るとこな…

赤

んわっ、？！

赤の腕を引っ張り自身の膝の上に乗せる

その光景を見て他4人は驚いてフリーズしている

僕達は幼なじみっていう関係だけじゃないんですよ

赤

んちょ、恥ずかしｯ、//

赤の赤面姿を見れば誰だって落ちるはず

でも赤を渡すわけないけどね

黄

ふふっ、

桃side

目の前で黄と赤がイチャつき始めた

2人はそういう関係だったらしい

にしても、

今までよく見なかったけど、赤の顔は女の子みたいに凄く可愛かった

そして赤面している姿は倍可愛く直視出来ないほど

2人から視線を外すと、黄赤の隣に座っている青が胸辺りを抑えていた

あぁ、あいつ可愛い子好きだもんな

でも、どうしよう

俺も好きになっちゃった…かも

嫌でも、あいつは要らないｯ

駄目だ、要らないって思わないと、なのに

桃

くっそ、/

しばらく作業が進まなかった

黄

…ぁ、もうこんな時間ですね

紫

ぁ、そう…だね

黄

それじゃあ僕達失礼します

赤

失礼します、

生徒会室を出ようと立ち上がると呼び止められた

桃

っ、なぁ

桃

明日も…来る？

生徒会に入ったのだから明日も来るに決まっている

黄

はい、もちろん

僕だけが答えると、まだ納得していない様子

青くんがソファから少しだけ顔を出しながら

青

赤…くんも、？

青

明日…来る？

赤

はいっ…俺も明日来ます、よ？

青

ほんとっ、！

赤が来たと分かると顔を上げて喜んでいた

でも我に返り、再びソファに顔を少し隠した

青

ぁ、っ…わかった

橙

気ぃつけてな…2人とも

紫

うん、またね、

黄

…っ、あははっ、笑

赤

…やだこの人

黄

あの人たち急にしゅん、ってなってて

黄

僕のかわいい赤の一面見せちゃったからかなぁ、？

赤

だぁれが、黄ちゃんのものだっ！

黄

ん~？赤は僕のものだよ

黄

ぁ、今日家来るよね~？

赤

いや、行かなっ

黄

うんうん行こうね

赤

んちょ、やぁだ！

黄

あの人たちが赤を好きになって襲ったらどうしよう

赤

そんなことするの黄ちゃんしかいないから大丈夫だよ

黄

あと変な虫が着いたら嫌だなぁ

赤

…嫌だよ？辞めて？

黄

あと最近やってないしねぇ、

赤

あの、ほんとに…

黄

…へへっ

黄

ぁ、紫ーくんたちおはようございます！

紫

ん、ぁ、黄くんおはよう

赤

生徒会長さん、おはようございますっ

青

赤くん敬語外そ？

青

あとあと！僕のこと青ちゃんって呼んで！

赤

青…ちゃん、？

青

っあ、かわいいっ

桃

俺も桃ちゃんでいいよ

赤

桃ちゃん、

紫

俺も紫ーくんでいいよ

赤

紫ぁ、くん…？

橙

赤よろしくなぁ~！

赤

んぇ、橙く、重い…

橙

ん、赤なにこれ、？

橙

虫刺され…？

赤

…ぁ、ぇっと

黄

それじゃあ僕達はこれで

黄

また放課後お会いしましょ？

青

いやっ、ちょっと待った！

青

赤くんお昼ご飯一緒に食べない？

赤

いい…よ？

青

ほんとっ！？

赤

黄ちゃんも一緒だけど、

青

ぇ

黄

にこっ、

青

まぁ、いいよ、

桃

みんなで食べようぜ

紫

俺ら屋上で食べてるから、

紫

昼休み待ってるよ

橙

じゃあ、またな~！

もぶ

赤たん

黄

その呼び方したら次刺しますよ

もぶ

うぉ、彼氏こわ

もぶ

他クラスのやつが呼んでるよ

黄

赤駄目だよ

赤

なんで、

赤

ぁ、青ちゃんだ

青

赤くんやっほ~！

黄

赤に何か用ですか？

青

ぁ、ぇっと、話たくて来ちゃった

青

…2人ってほんと仲良しだね、

黄

まぁそうですね

黄

昔からずっと一緒ですし

赤

黄ちゃん、痛い

橙

さぁて、今日こそ終わらせるで

桃

赤、やり方教えてあげる

赤

ありがと、

黄

僕が教え…

紫

黄く~ん、お願いしたいことがあって

黄

…はぁ~い

桃

ここは、こうやって

赤

うんうん、

赤

桃ちゃんありがと、！

桃

ぅ、おぅ…どういたしまして

後ろからすごい視線感じる…

多分黄ちゃんかな、そろそろ離れないとやられる、

桃

赤っ、！

赤

…ん？

青

へへっ、赤くんは頂いた！

桃

あちょ、お前！

橙

赤一緒にアニメの話しよ~

赤

うん、話そ~

青

駄目だよ！赤くんは僕と話すの！

桃

お前休み時間赤の教室に行っただろうが！

紫

3人とも作業しなさい

紫

赤くんは俺と休憩でもしよっか

赤

へ、ぁ、うん

紫

赤くんいちごミルク好きでしょ？

赤

うんっ、好き、！

黄

…

赤

ぁ、ははっ、

赤

紫ーくんありがと、！

赤

黄ちゃ~ん…

黄

にこっ、

黄

ぎゅ~っ、

赤

痛い痛い″