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〜悟目線〜
一年の教室へ向かう前に、 ロビーでひと休みしてた
そしたら棘が歩いてくるのが見えて
狗巻 棘
溜息なんて吐いて
疲れてるな、呪力が乱れてる。
五条 悟
棘は僕に気付いていなかったのか、肩を大きく揺らした。
五条 悟
狗巻 棘
いつものように文句を言ってくるが、何処か覇気がない。
五条 悟
五条 悟
棘はうんざりした顔をしていたけれど、無視をする事を選んだ
嗚呼、やっぱり疲れてる。
目を見たら分かるんだよ、お前の考えてることなんて、 手に取るように。
五条 悟
狗巻 棘
取り敢えず 今後一週間は厳重注意、かな
五条 悟
五条 悟
狗巻 棘
普通に話のネタとして発したこの言葉に、やけに反応した棘。
狗巻 棘
万が一って事もあるだろ…って
五条 悟
狗巻 棘
まぁあの子にも色々あるんだろ
そう考えて棘と別れる。 妙に苦しそうな茈色の瞳が気になったけど
変な動きがあったら僕が守ればいいか。
なんせ棘は、僕にとってきっと最初で最後の____
想い人
なんだから。