翌日 朝
祟
....
祟
....
祟
ん...
祟
ふわぁぁ...
祟
今何時だ...?
祟
13時か...寝過ぎたな...
休日、俺は半日も寝てしまった のかと少し後悔した。
だが、そんなことよりも とにかく腹が減った。
祟
冷蔵庫...何があったっけ?
両親は共働きであるため 母は18時、父は22時頃に いつも帰宅している。
だから休日は平日よりも ダメ人間化が進んでしまう。
祟
取り敢えず...台所行こ...
俺は半開きの目をこすりながら 1階に向かった。
台所
祟
何...だと...
このリアクションで分かる人も いるのではないだろうか?
そう、ほぼ空っぽである。
祟
昨日、おにぎり買って入れた筈...
祟
もしかして記憶違いか?
俺は諦めてリビングに行くと すぐに真相が分かった。
祟
あ
いや、記憶違いではなかった。
机の上には1000円と 手書きのメモのような紙切れ が置かれていた。
祟
『ごめんね♡』
祟
食ったな、母さん...
祟
仕方ない、買いに行くか...
コンビニ前
店員A
あざっしたー
祟
ふぅ、衝動買いとはこのことか...
俺はエナジードリンクの 新作に手が伸びてしまい 昼食より飲み物が 多くなってしまったことを 反省した。
祟
相変わらず暑いな...
本日の気温は28℃、 久々の猛暑日だった。
祟
あー、早く帰ろ...
俺は来た道を戻ろうとすると 遠くに“彼女”を見つけた。
祟
あのガスマスク...鬼怒川さんじゃん...
俺が暫く目で追っていると 向こうも気が付いたようで こちらに走ってきた。
薊
鵠沼さん、こんなところでどうしたんですか?
祟
いや、朝食兼昼食を買いに...
祟
鬼怒川さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ...
俺は思わず疑問に思っていた ことを聞いてしまった。
祟
祟
そのガスマスク...暑くない?
薊
...えっ?
祟
えっ?
祟
(えええーっ⁉︎何この空気⁉︎聞いちゃいけないこと聞いちゃった感じ⁉︎)
祟
ああ‼︎ごめん、言いたくないなら別に...
薊
い、いえ‼︎そうじゃなくて‼︎
薊
急に真剣な顔をしたと思ったらそんな...ふふっ...
祟
あ、あはは...
祟
(えっ?笑いのツボ浅くね?)
薊
えーっと、このガスマスクが暑くないのか...ですか?
薊
実は気温が高い時のために、中にひんやりする蒸気を循環させてるんですよ
薊
繋げるパイプは鞄に入っていて...
祟
そ、そうなんだ...
祟
(いや、そんな複雑なことするんだったらガスマスク取れっての‼︎)
祟
(てか、この前いつか外せたらいいって言ってたけど...もう少し仲良くならなきゃ外してくれないのか?)
祟
(...早く顔が見たいな)
薊
鵠沼さーん?私の話聞いてますかー?
祟
ん⁉︎あ、ああ‼︎聞いてる聞いてる‼︎
薊
本当ですかー?
祟
ほ、本当だって‼︎
薊
ふふっ、じゃあそういうことにしときますね‼︎
祟
(鬼怒川さん...以前と比べてだいぶ俺に話しかけてくれるようになったな)
薊
あ、そうだ‼︎この後時間ありますか⁉︎
祟
別にあるけど...
薊
でしたら、どこか涼しい場所でお話ししませんか?話したいことも色々ありますし
祟
分かったよ(色々って何だ?)
どうやらまだ昼飯は 先になりそうだ。






