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私の兄は、情けない

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私の兄は、情けない

1 - 私の兄は、情けない

♥

136

2019年12月01日

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雪菜

今日で卒業式か

雪菜

3年間早かったなー

先生

雪菜

雪菜

あっはい

先生

頑張ったな!

雪菜

ありがとうございます

先生

きっと剛士も見ているだろうな

雪菜

そうですね、、、

未六

あっ雪菜

雪菜

あっ未六

雪菜

じゃあ行こう

未六

うん。

剛士の実家

雪菜

剛士、もう、卒業式終わったよー

未六

君と、いた時間楽しかったな!

雪菜

なのになんで、、

未六

きっと剛士も喜んでるよ

雪菜

まさか3ヶ月前に、あんなことが起こるなんて、、、

3か月前

剛士

アラーム音

剛士

んーはっもうこんな時間

剛士

急げー

剛士

やばいやばい

剛士

遅れてすいません

先生

遅いぞ剛士。

剛士

すみません、、、

雪菜

もーうまた寝坊したのー

剛士

へへへ

雪菜

もうこれからは、気をつけてよ

剛士

うん

先生

剛士、ちょっと来い

剛士

はい。

先生

このままだと学校にも影響がある

剛士

そうですか、、、

先生

このまま続くと退学になるかもしれん

剛士

嘘でしょ

先生

あともうちょっとで卒業式なんだから、頑張れよ

剛士

分かりました

雪菜

先生になんて言われたの

剛士

このままだと退学になるかもって

雪菜

ふーん

雪菜

でもこれからだから

剛士

そっそうだよね

夕方

剛士

ただいま

お母さん

おかえり

お母さん

今日は、どうだった

剛士

なんでもない

お母さん

なんでもないって何かあったんでしょ

剛士

何もないからほっといてよ

お母さん

ほっとけないじゃない

剛士

お母さんに何がわかるの

剛士

お母さんなんて知らない大っ嫌い。

お母さん

剛士待ちなさい。

学校

剛士

昨日お母さんと喧嘩しちゃた

雪菜

そうなの。

剛士

今日は、一緒に遊びに行かない

雪菜

えっでもお母さんは、

剛士

あいつなんてももいいよ

剛士

あいつなんて。

お母さん

遅いわね

お母さん

ゲホゲホ

お母さん

うっちょと気持ち悪い何これ

雪菜

イエーイ

剛士

ウエー

雪菜

今日のことは、忘れちゃいなよ

剛士

うん!

自宅

剛士

ただいま

剛士

お母さん?

剛士

お母さん!

お母さん

。。。

剛士

どうしたの目を開けてよ

剛士

ねぇ起きってたら

剛士

あーもうこんなに冷たくなっちゃって

剛士

どうして、どうして

先生

昨日剛士のお母さんが亡くなった

雪菜

そうなんだ

雪菜

だから休みに、

一週間後

雪菜

まだ剛士、学校来ないなー

剛士

ハハこれ面白

剛士

えーなにこれやば

雪菜

よし今日、剛士の家に行こ

雪菜

剛士いるんでしょ居るなら言ってよ

剛士

なんだよしつこいな

剛士

俺は、知らねぇよ

雪菜

あんたと相談したいの

雪菜

なんでそうなったのか

剛士

分かった

雪菜

あっ剛士大丈夫

剛士

うん。

レストラン

雪菜

今も辛いとおうけど私たちがいるから大丈夫

未六

そうだよ心配しないで

剛士

だけど

雪菜

んっ何?

剛士

僕のしたいことなんてなかった

剛士

僕は、すごく情けなくてドジだから

雪菜

そんなことないよね、未六

未六

、、、

雪菜

は?なんでなんも言わないのあんたもそう思ってるの最低

剛士

もういいの

剛士

もう帰る

雪菜

あっ待って

横断歩道

雪菜

剛士待ってよ

雪菜

ねっちょっと

剛士

もう俺なんかいいんだ俺なんか

ブーーキキッ

剛士

うわっ

剛士

ドカーン

雪菜

剛士!

雪菜

大丈夫!?

剛士

うっ助けて

雪菜

今すぐ助けるから

病院

医師

頭から大量出血してる

医師

これは、やばいぞ

雪菜

剛士大丈夫かな

2日後

雪菜

先生剛士は、どうなるんですか

医師

脳に、物凄い損傷があります

雪菜

嘘でしょ

医師

最悪の場合死に至ります

雪菜

えっ!?

医師

助かったとしても、記憶や、手足のが動かなくったりします

雪菜

そんな、

剛士

先生なんて言っとったの

雪菜

脳に、大きな損傷があるって

剛士

そなのか

剛士

でも、なんにもやることないしな

雪菜

そんなの事ないよいっぱい何かあるんだから

剛士

だけど

雪菜

だけど何?

剛士

俺、これからどうしたらいいの?

剛士

もう嫌だもう

雪菜

大丈夫私がいるから

2ヶ月後

未六

ちょっと雪菜!

雪菜

何?

未六

剛士が、、、

雪菜

えっ嘘でしょ

病院

雪菜

剛士!

剛士

スー

雪菜

剛士大丈夫?

未六

剛士目を開けて

剛士

みんな来てくれたんだ

剛士

ごめんね、

雪菜

私も、ごめんね、何にも出来なくて

剛士

ピーピー

雪菜

剛士生きて死んじゃダメ

雪菜

剛士がいなければなんにも出来ないよ

剛士

もうダメかも

雪菜

そんなこと言わないで、

雪菜

まだ大丈夫だから

剛士

ほんとごめん、ね、、、

剛士

ピピピピ

雪菜

そんな剛士!

雪菜

ダメだって剛士

未六

剛士!

医師

永眠です

雪菜

卒業式の3日前剛士は、死んだわずか15歳だった

雪菜

今も元気にしてる

未六

多分元気にしてるよ

雪菜

私本当は、好きだったんだ剛士の事

未六

そうだったの残念だね

雪菜

うんでももう大丈夫

雪菜

こうして私たちの3年間は、終わった

雪菜

そして、私たちは、新しい世界へ行く剛士を背負って

END

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