主
みなさん,こんにちは☀️こんばんは🌙*゚
主
主の嶺緒です!
主
今回で第8話になります!いいペースで投稿できてとても嬉しいです(˶' ᵕ ' ˶)
主
それでは本編へいってらっしゃい
side結衣
不思議な夢を見た。気がつくと,一面のお花畑の真ん中に立っている。
お花のいい香りに思わず飛び込む。
結衣
ん〜いい匂い〜(* ˊ꒳ˋ*)
気持ちよく転がって起きあがると,遠くに人影が見えた。
結衣
誰か,私の他に居るの?
少しずつ近づいていくと,見知った顔に驚く。
結衣
おばあちゃん!?
おばあちゃん
結衣ちゃんかい?
結衣
うん!
幼い頃に亡くなった大好きなおばあちゃんがいた。
おばあちゃん
大きくなったね〜,でも…
結衣
でも?
おばあちゃん
結衣ちゃんはまだこっちに来ちゃいけないね
おばあちゃん
ここはね亡くなった人の世界なんだ,もう命の時間が無い人が集まるところなんだよ
おばあちゃん
ここに命の時間が残ってる人が長いこといると二度と生きてる人の世界に戻れなくなってしまうんだ
結衣
おばあちゃんも一緒に戻ろうよ!
おばあちゃん
それはできないんだよ
おばあちゃんは悲しそうに言う。
結衣
どうしても?
おばあちゃん
うん,一緒には行けないんだ,ばあちゃんにはもう命の時間が残ってないからね
おばあちゃん
それに爺さんが寂しがるからね
私は少し考えて,そっかやっぱりお別れなんだねと言った。
おばあちゃん
結衣ちゃんを待っている人が沢山いるだろう,帰らないと心配するよ
結衣
お母さんやお父さんたちに会いたくなっちゃった
おばあちゃん
そうかい,じゃあ帰り方を教えてあげよう
結衣
ありがとう,おばあちゃん
私がそう言うとおばあちゃんはいってらっしゃい結衣ちゃんと優しく笑った。
おばあちゃん
まず帰りたい場所や会いたい人を思い浮かべて強く念じるんだよ
おばあちゃん
そうしたら時期に結衣ちゃんの大切な人が迎えに来て向こうの世界へ引っ張ってくれるからね
結衣
分かった,やってみる!
ゆっくり目を閉じて思い浮かべる。
両親,親友,次々と浮かび上がってくる。
白いモヤの中,『見つけた!』真っ直ぐ私の手を引っ張る。
私の意識は遠のいていった。