霞
霞
霞
ドサッ
タヒんだ後
ただただ真っ暗だった .
不意に誰かが
『 お幸せに . 』
と 、囁く声が聴こえた .
その声と同時に
目の前が真っ白で
眩しくなった .
メイド
心
目が覚めた瞬間
知らない人に
知らない部屋 .
私は ,少し
パニックに陥った .
心
メイド
ベッドから降りて
鏡を覗く .
鏡にうつったのは
凄く綺麗な女の子 .
私が唖然としていると
メイドさんらしき人が
メイド
メイド
心
メイド
と言って
部屋から出ていった .
とりあえず ..
と思って
そっと近くにあった本を
開くと
文字が並び変わって
文が構成されていく .
心
《 霞 様 へ __ 霞さんは、転生しました . なので本日から " 心 " として 生きていただきたいです . この世界は 貴女からしたら ファンタジーな世界 かもしれません . 説明すると ややこしくなりますが 元々過ごしていた " 心 " さんの身体を 奪ったという訳ではなく その身体に憑依した という状態になります . まぁ 、これ以上は 知らなくて大丈夫です . この身体の記憶を 振り返ってお過ごしください . 尚、心として過ごす際 友達などが現れますが 記憶通り楽しくお接しください . それでは今世を楽しんでください . 神 より 》
文字が完全に止まって
メッセージを読み終えると
頬をつねってみる .
心
ともかく夢ではなく
現実なんだろう .
目を瞑って
指示通り
記憶を振り返る .
人物の名前や
モノ ,部屋の場所 ..
全てを事細かに 思い出せるということは
私はやっぱり 心 になったんだなぁ ..
私 が 私 じゃなくなった
その事実が少し
嬉しく感じた .
それにしても
不思議な感覚 ..
心
用意されている服に
身を包んで
香水を少しだけつける .
香水を付ける事は ,
身体に馴染んでいるのか
自然にしていた .
スリッパに足を通して
部屋から出る .
周りを見渡して
記憶と一致させながら
広い廊下を歩き
階段を下りる .
階段の途中で
男の人に会った .
この人が私の兄 ..
兄
心
心
兄
心
心
兄
やっぱり考えるより
先に行動に表れる .
この身体に行動の1つ1つが 馴染んでいる .
そんな事を考えながら
兄と食堂に向かう .
兄
兄
心
父
この優しそうな方が
お父さん .
お母さんは 病死しているらしい .
細長いテーブル
ふかふかの椅子 .
執事さんが
引いてくれた椅子に
ぎこちなく座る .
私が着席すると 2人は食べ始めた .
私も習って食べ始める .
執事
執事
執事
父
執事
兄
父
兄
父
父
兄
父
心
心
父
父
心
父
心
父
心
兄
朝食を食べ終わり
玄関まで
2人を見送りに行く .
心
メイド
兄
父
2人が乗った車が 門を出て行くと
入れ替わりで
車が来て
門の前で止まった .
見にいこうすると
ワンピースの裾を
踏んでしまい
転けてしまった .
心
メイド
メイド
心
心
メイド
心
私が ,
立ちあがろうとすると
目の前に手を差し出された
??
コメント
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神作品やん… 凄…続き欲しいなぁ…
めっちゃ見遅れてたけど 続きほしい!!!!!!
ガチめに続き見たい!