一覧ページ

アイドルパロ

第7話 - 蒼人(日向)の思い

122

2025年06月01日

#ハイキュー

#アイドル

#日向翔陽

チロル

主

おはこんばんち〜

主

それでは、レッツGO

日向翔陽

ん…今…何時…？もう、こんな時間か…行かないと…

日向翔陽

お待たせ〜湊さん

東郷湊(とうごうみなと)

ううん、大丈夫！そんなに待ってないから

日向翔陽

そっか！それなら、良かった！

東郷湊(とうごうみなと)

うん！じゃあ、行こっか！

日向翔陽

うん！

日向翔陽

今日も、お仕事頑張ろっと！

澤村大地

日向、どこ行ったか知ってるか？

菅原孝支

いや、何も

田中龍之介

日向、どこか行ったんスか？

澤村大地

いや、しばらく見てないなって思って…

西谷夕

確かに…翔陽、どこ行ったんだ？

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

澤村大地

あ！烏養さん！

烏養繋心

お、どうした？

澤村大地

あの、日向どこ行ったか知ってますか？

烏養繋心

日向？日向なら、帰ったぞ？

烏野高校

……はあぁぁぁぁ！！？

全員

ﾋﾞｸｯ!!な、なんだ！？

及川徹

か、烏野どうしたの！？

澤村大地

あ、いや、実は…日向家に帰ったって

全員

……はあぁぁぁぁ！！？

孤爪研磨

あの子、そんなにバレー好きじゃないの？

澤村大地

うん…まぁ…いつも練習が終わって、速攻に帰るからな〜

山口忠

日向、なんで帰ったんですか？

烏養繋心

あ、なんか、妹がなんとかって言ってたな

烏野高校

あぁ…妹か…なら、いいっか

木兎光太郎

何か、みんな分かってるみたいだけど…何かあるのか？

澤村大地

え？あぁ…実はな、日向、前お母さんもお父さんもいない時に妹にご飯作らないといけないからって、帰ったことがあったんだ

黒尾鉄朗

え！チビちゃんって、料理できたんだ！

金田一勇太郎

めっちゃ意外！！(　ﾟдﾟ)

田中龍之介

あれは、めっちゃびっくりしたよな〜

西谷夕

な〜

澤村大地

な〜スガ、旭

菅原孝支

どうしたんだべ？

東峰旭

どうかしたか？

澤村大地

日向のこと…話すか？д･)ｺｿｯ…

菅原孝支

日向のこと…話す？か…д･)ｺｿｯ…

東峰旭

話す？でも、日向が嫌がってたら？д･)ｺｿｯ…

澤村大地

確かに…隠しておくか…д･)ｺｿｯ…

黒尾鉄朗

何コソコソ話してんだ？

澤村大地

え？あ、いや何でもないぞ？

黒尾鉄朗

？？？そうか、ならいいけど

澤村大地

おう

全員

(ホントに何もないのか？)

東郷湊(とうごうみなと)

蒼人くん、今日もお疲れ様！

日向翔陽

うん！湊さんもお疲れ様！

東郷湊(とうごうみなと)

うん！

日向翔陽

家にも寄ってくれてありがと！おかげでみんなにバレずに済むよ！

東郷湊(とうごうみなと)

ううん、スケジュールぱんぱんに組んだのはこっちだからこれぐらいさせて

日向翔陽

大丈夫だよ、これくらい！明日もよろしくね！

東郷湊(とうごうみなと)

うん！じゃあ、お疲れ様！

日向翔陽

うん！

日向翔陽

もう、1時か…ま、いつもより早く寝れるし良かった…

日向翔陽

でも、先輩たちもう…寝てるし…入りづらいんだよね…

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

菅原孝支

ん…日向？

日向翔陽

あ、起こしてしまってすみません…

菅原孝支

いや、それはいいけどいつもこんな時間まで起きてるのか？

日向翔陽

あ、まぁ…はい

菅原孝支

早く寝な？

日向翔陽

はい、菅原さんも早く寝ないと、明日に響きますよ？

菅原孝支

日向が言うか？

日向翔陽

倒れられて、俺のせいにされても困るので…

菅原孝支

確かにな、大地に怒られるしな

日向翔陽

はい、早く寝てください

菅原孝支

おやすみ

日向翔陽

はい、おやすみなさい

日向翔陽

(起きてたのが菅原さんで良かった…澤村さんとかだったら、絶対終わってた…)

澤村大地

おーい、スガ起きろ〜

菅原孝支

んぇ？

澤村大地

朝だぞ〜

菅原孝支

もう朝〜？

澤村大地

お前より遅く寝た日向はもう起きてんぞ〜

菅原孝支

ウソ！

澤村大地

マジ

菅原孝支

なんで起きれんの〜

澤村大地

はい、起きる！

菅原孝支

は〜い(*´Oゞふぁ～

日向翔陽

いただきます…

日向翔陽

ﾓ‹”ﾓ‹”( ‘ч’ )ﾓ‹”ﾓ‹”

黒尾鉄朗

チビちゃん、ここいいか？

日向翔陽

どうぞ

孤爪研磨

俺もいい？

日向翔陽

どうぞ

日向翔陽

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

黒尾鉄朗

チビちゃん、静かだね

日向翔陽

よく、言われます(僕が性格偽ってるからだけどね)

孤爪研磨

ねぇ、昨日妹さんのために途中で帰ったの？

日向翔陽

え？

孤爪研磨

烏野の監督が言ってた、日向は妹のために帰ったって

日向翔陽

あぁ…そうです(途中で抜けたこと、夏のために抜けたってことにしたんだ)

孤爪研磨

敬語で話さないでいいよ、俺そういう体育会系みたいなの嫌いだから

日向翔陽

そう…ですか…じゃあ、これからは、タメ語で

孤爪研磨

うん

孤爪研磨

ねぇ、名前なんて言うの？日向…

日向翔陽

日向…翔陽…(偽名なんだけどね本当の名前なんて言ったら、騒がれるし…)

孤爪研磨

翔陽か…よろしくね

日向翔陽

うん

黒尾鉄朗

珍しいな、研磨が俺ら以外に話すなんて

孤爪研磨

翔陽は、話しやすそうだったから

黒尾鉄朗

そうか、良かったな！

孤爪研磨

うん

影山飛雄

日向、速攻するぞ！

日向翔陽

え？あ、うん(なんでまた疲れなきゃいけないの…夜の分の体力も残しておかなきゃならないのに…)

西谷夕

翔陽、無理だったらいいんだぞ？

日向翔陽

いや、大丈夫ですよ…言うこと聞かなきゃめんどいし…

田中龍之介

それもそうだな…ま、何かあったら言えよ？

日向翔陽

はい

影山飛雄

日向！ﾄﾝｯ

日向翔陽

ﾄﾞﾝ！

黒尾鉄朗

おぉ！すげ〜！！

夜久衛輔

すげ〜跳んだな！

木兎光太郎

すごいな！赤葦！

赤葦京治

そうですね

及川徹

初めて見た時はびっくりしたもんね〜

花巻貴大

な！でも、あいつバレー仕方なくしてる感じだもんな〜

松川一静

上手いけどな

岩泉一

なんで、バレー部入ったんだろうな

日向翔陽

はぁ…もういい？

影山飛雄

なんで？

日向翔陽

疲れたから

影山飛雄

はぁ？早すぎだろ！

日向翔陽

影山みたいに体力そんなにあるわけじゃないんだよ…そういうこと分かろうとしなきゃ王様だっけ？逆戻りだよ

影山飛雄

ッ…！

澤村大地

日向！言い過ぎだ

日向翔陽

もういいでしょ、俺ずっと我慢してた…毎回毎回嫌がってる人に練習して練習してって言われて…こっちの気持ち、考えたことある？ないでしょ…

日向翔陽

俺の気持ちなんて、影山には一生分かんないよ

影山飛雄

はぁ？何言ってんだよ！分かんねぇって言うなら言えよ！お前の気持ち言ったら分かるだろ！

日向翔陽

分かんないって言ってるでしょ…特に影山にはね…王様だから…

影山飛雄

王様王様うるせぇんだよ！

日向翔陽

ホントのことでしょ？俺は、練習しないって言ってるのに毎回止めて、何がしたいの…殴りかかろうとしてきた時もあったし…

黒尾鉄朗

おたくのキャプテンくん、これ放っておいて大丈夫なのか？

澤村大地

俺たちは、もう慣れてるからな…いつものことだし…

孤爪研磨

毎日、喧嘩してるの？

澤村大地

あぁ

夜久衛輔

あの影山って子、なんであんなに喧嘩ふっかけるんだろうな

犬岡走

確かにそうッスね

日向翔陽

俺は、バレーは好きじゃない…こう言ったら、止めないでくれるの？放課後練習

影山飛雄

は？お前、バレー好きじゃないのか？

日向翔陽

今までの態度見て思わなかった？俺がバレーを好きじゃないってこと

日向翔陽

月島とか、みんなは気づいてたと思うけど？

月島蛍

うん、気づいてたよ

澤村大地

俺も

西谷夕

気づいてたぜ！

影山飛雄

じゃ、じゃあ、なんでお前はバレーしてんだよ！バレー好きじゃないならなんで入ったんだよ

日向翔陽

うちの学校は部活絶対入んなきゃいけないだろ？それがたまたまバレー部だっただけ

日向翔陽

入れたらなんでもよかったんだよ

影山飛雄

(　•´д•` )ﾁｯ

日向翔陽

部活強制じゃなかったら、何も入ってなかった…それだけ

西谷夕

妹がいるからか？

日向翔陽

まぁ…はい…(夏もそうだけど、芸能活動してるからとは言えない…)

犬岡走

昨日から気になってたけど、妹になんでそんなに執着するんだ？執着っていうか、なんて言えばいいか分かんねぇけど…

日向翔陽

妹は…まだ小学生で、俺の両親は…はぁ…出張が多いし、夜遅くに帰ってくることが当たり前なんだよ…(こんな、嘘つきたくないのに…こうするしかないよね…)

澤村大地

あぁ…だから、すぐに帰ってたのか！

日向翔陽

はい…

日向翔陽

早く帰って、次の日のお弁当と朝ごはんを作んなきゃいけなくて…

猿杙大和

お母さんとかには、言えないのか？早く帰ってきてって

日向翔陽

無理ですよ…だって、俺たちのために生活費とかを稼いできてくれてるんだし…それに今の仕事は、両親にとって、昔からしたかった仕事なんです…それを奪いたくない…

西谷夕

翔陽…

全員

……

日向翔陽

すみません、朝からこんな話…

日向翔陽

やっぱり、話すべきじゃなかった…俺たちの家庭のことなんて…普通の家庭は、学校から帰ったら、家族がいて…一緒にご飯を食べたりして…

日向翔陽

このこと、言ったら、俺の家は普通じゃないって、言われる…だったら、世間でいう普通って何？って、毎回思う…

孤爪研磨

翔陽…翔陽の家はごく一般の家庭だよ？普通の家庭なんてない…翔陽が普通の家庭だと思ったら、それが正解なんだよ

孤爪研磨

他の人が普通じゃないって言うなら、その人がおかしいだけなんだよ…それに…ここにいる人は、みんなそんな事言わないと思う…

日向翔陽

研磨…

菅原孝支

ごめんな…日向、そんなこと抱えてるなんて思わなかったから…

日向翔陽

いいですよ…俺が言ってなかっただけですから…

黒尾鉄朗

そうなったら、チビちゃんのためになんとかしねぇとな！

日向翔陽

え？

孤爪研磨

クロ、何かするってなにするの？

黒尾鉄朗

そりゃ、決まってるだろ！チビちゃんの家に行って、その、妹のお弁当とか作ってあげるわけよ！

孤爪研磨

え？クロ料理できんの？

黒尾鉄朗

それは…

夜久衛輔

料理できないくせに何言ってんだよ…

黒尾鉄朗

そういう、やっくんはできるんですか！！

夜久衛輔

できねぇけど？

孤爪研磨

じゃあ、どうするの…

岩泉一

及川、できんじゃねぇの？

及川徹

いや、料理チビちゃんみたいにめっちゃ料理上手くないからね？めっちゃちょっとしかできないよ？

金田一勇太郎

及川先輩って、料理できたんですね！

及川徹

いや、あの、違うって！ほら、岩ちゃんが言うから！

岩泉一

別にいいだろ？人手は多い方がいいんだし

及川徹

それはそうだけど…

赤葦京治

俺、できますよ

木兎光太郎

え！？赤葦できんの！？

赤葦京治

はい、できますよ？

木葉秋紀

すごっ！！

菅原孝支

俺もちょっとなら

谷地仁花

わ、私もマネージャーだからできるのであります！

清水潔子

私もできるわ

田中龍之介

潔子さんの手料理が食べれるなんて！

西谷夕

龍！

田中龍之介

ノヤっさん！

清水潔子

あなたたちのために作るのではないけど？

田中龍之介

辛辣な潔子さんもいいな！

西谷夕

そうだな！龍！

清水潔子

2人ともやめなさい！ﾊﾞｼｯ

田中龍之介

潔子さんに♡

西谷夕

はたかれた♡

日向翔陽

みなさん、悪いですよ…来てもらうなんて…寝る時間なくなるんですよ？

菅原孝支

大丈夫だって！

孤爪研磨

翔陽を助けたいから、それに、俺は毎日徹夜してゲームしてるから慣れてるし

日向翔陽

ありがとうございます…

日向翔陽

あの、でも言っておくと俺11時くらいにしか行けないですよ？

山口忠

ん？どういうこと？

日向翔陽

俺、実は…バイトしてるんで…

月島蛍

え？でも、うちの高校って、バイト禁止だったよね？

日向翔陽

入学する時に学校に言ったらOKもらったから、大丈夫

岩泉一

え、ていうことは…お前…11時までバイトして、妹の朝ごはんとお弁当を作ってるってことか？

日向翔陽

はい

国見英

そ、そりゃ、寝る時間なくなるよ！

日向翔陽

大丈夫だよ、もう、慣れたから

澤村大地

慣れるってもんじゃねぇだろ…日向、いつか、倒れるぞ？

日向翔陽

倒れるか…(￣▽￣;)ﾊﾊ……夏にも同じこと言われたな…

東峰旭

夏？

日向翔陽

あぁ…妹です

谷地仁花

夏ちゃんって言うんだね！可愛い名前だね！

日向翔陽

ありがと！母さんが喜ぶよ

木兎光太郎

日向の妹はどういうやつなんだ？

日向翔陽

夏は…優しくて、礼儀正しくて、家族を大事にしてるそんな子ですよ

灰羽リエーフ

すげ〜いい子っていうのは、分かった！

日向翔陽

うん、いい子だよ、夏は…夏と話すのは…朝だけだから…俺が帰った時にはもう寝てるからさ…

山口忠

そうなんだ…

日向翔陽

みなさんがうちに来てくれるなら、夏は喜ぶと思いますよ？学校から帰ってから夏が寝るまでの間ずっと1人だから…

及川徹

夏ちゃんを喜ばせよ！

岩泉一

そうだな！

日向翔陽

足りない具材とかあったら、お金渡しておくんで、好きに買っていいですよ

田中龍之介

おう、分かった！サンキューな！

日向翔陽

いえ…ありがとうございます

田中龍之介

これくらいさせろよ

日向翔陽

いつか、お礼させてください

田中龍之介

マジ！ありがとうな！

黒尾鉄朗

俺は？

木兎光太郎

俺も俺も！

日向翔陽

みなさんに、お礼させていただきますね

山口忠

ひ、日向…無理してない？

日向翔陽

大丈夫だよ

山口忠

それなら、いいけど…

主

今日は、これでおしまい〜！！

主

みんな、どうだった？

日向翔陽

みんなに家族のこと、嘘ついてて、胸が痛いよ…

孤爪研磨

いつ俺たちにホントのこと話すの？

主

ま、まぁまぁ…

日向翔陽

でもさ、料理手伝うって言ってくれて、ちょっと楽になったよ〜

及川徹

それなら、良かった！

主

じゃあ、また次回〜

主

(*￣▽￣)ﾉ~~ ﾏﾀﾈｰ♪

アイドルパロ

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

122

1件

続きが楽しみ(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠✧⁠*⁠。

チロル

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。