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小さい頃の記憶…
ずっと遠い記憶の中に………
幼馴染の姿がうつる。
だけどそこには、
私の知らない誰かがいる。
もう1人いるんだ。
私達は誰かを忘れている。
悠真
手に乗る小さなマスコットに
私は目を輝かせた。
緑のラインストーンが埋め込まれた 白いくまのマスコット。
私はたった今これを貰ったのだ……
そう、彼に。
瑠色
瑠色
悠真
瑠色
瑠色
瑠色
瑠色
瑠色
悠真
悠真
瑠色
瑠色
悠真
あれからというもの…
なっつはアイドルグループ BEARS-ベアーズ- として大人気になった。
今ではテレビにひっぱりだこな 有名男子アイドルだ。
そして今回、初のグッズが発売され… 私はそれがとてつもなく欲しかったのだ。
大人気アイドル『夏音(ナツト)』こと 通称『なっちー』
イメージカラーは緑…
最近では学校で見かけることが少なくなった。
スキャンダル後からしたら、とても早い復帰ぶりである……。
愛弓
愛弓
悠真
愛弓
愛弓
悠真
愛弓
悠真
愛弓
あれから2人は『親友』… とまで言えるほど
大の仲良しになった。
休日はだいたい2人でどこかに行っている。
でも最近は休日もなっつが忙しい為、 愛弓も会えていないようだ。。
悠真
悠真
愛弓
悠真
ー季節はすでに秋。
イチョウが色づき始める…。
同時にみんなの関係も…
一変していた。
悠真
通学用のリュックに なっつのクマをぶら下げ、
家へと直行…
今日はみんな部活で、1人で帰ることになっている。
悠真
悠真
悠真
???
???
悠真
???
???
悠真
悠真
悠真
???
???
???
???
悠真
悠真
???
???
???
そう言って彼はクマを差し出してくれる。
悠真
悠真
???
悠真
悠真
そーいや、言ってたな…。
???
悠真
すごいや、なっつライブ決まってたんだ…
行ってみたい✨
悠真
???
悠真
悠真
その時だった。
「ププーーーーー」
車が私達の方へ直進してくる…。
???
悠真
ドスン……
???
悠真
悠真
悠真
悠真
???
悠真
悠真
悠真
彼はまだコンクリートの上で 私をかばっている。
何も危険じゃなかったはずなのに…
???
???
悠真
そーいえば彼、すごく美男子だ。
髪サラサラで…
少し赤がかってて綺麗。
???
私は彼の手をとった。
悠真
???
悠真
???
彼は突然口をつぐんだ。
私をみつめながら。
真剣な表情だった…。
???
???
悠真
彼はよくわからないことを言った。
それなのに、
私は……………
否定できなかった。
???
???
彼は寂しそうだった。
なんでだろう…。
???
悠真
???
悠真
悠真
悠真
悠真
???
悠真
???
私達はカフェに来ていた。
彼はコーヒーを、 私はパフェを頼む。
悠真
悠真
椎名
椎名
悠真
椎名
椎名
悠真
悠真
椎名
なんでだろう。
彼の笑顔に吸い寄せられる。
どうみても美少年なのに……
なんか…懐かしい。
悠真
椎名
悠真
椎名
悠真
悠真
椎名
悠真
椎名
悠真
椎名
椎名
悠真
椎名
椎名
椎名
椎名
悠真
椎名
椎名
悠真
椎名
悠真
悠真
悠真
彼の笑顔は…、
椎名
柔らかかった。
連絡先を交換すると、 私達はカフェを出た。
今回は私の奢りということになり、 椎名君はかなり不満そうだった。
椎名
悠真
すっかり仲良しになってしまった。
話していたらもう7時半だ。
もう暗い。
椎名
悠真
悠真
悠真
椎名
椎名
瑠色
悠真
悠真
なんでここに…?
椎名
瑠色
悠真
瑠色
瑠色
瑠色
悠真
瑠色
瑠色
椎名
椎名
瑠色
瑠色
椎名
瑠色
椎名
瑠色
瑠色
瑠色
悠真
椎名
椎名
椎名
瑠色
椎名
瑠色
椎名
椎名
悠真
悠真
瑠色
瑠色
悠真
私は去りゆく彼の背中をずっと追った。
どこか懐かしい…背中を…。
次回予告
瑠色
悠真
椎名
椎名
椎名
悠真
悠真
過去は儚く消えていく。
♡800で続く。