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ミア

こんにちわ!

雷花

こんにちわ!

リクア

よぉ!どうした?

ミア

えっとね、裏放達で交流してみてどうだったかなって!

リレック

楽しかったなって思った!

希中

本当、良かったー!

実は裏放で交流しようと提案したのはこの子達 ヘルプウォールはそこに対して、この子達がそうやって遊びに誘えるほど元気になっていたことに安堵を覚えたのであった

リレック

、、本当に良かったな(少し泣いてる)

希中

うん!あなた達のおかげだよ、、

ミア

そうね!あなた達がいなかったら今頃こんな普通の女の子みたいな生活、夢のまた夢ね!

ミア

ってキャッ!!

ミアが倒れかける

ミア

ごめんなさい、、目が潰れちゃった、、

ミア

血は毒だから触らない方がいいわ

彼女は、裏放達まぁたくさんの放浪者達と痛覚を共有している為こういうことはよくある、、そして、裏放の誰かが毒を喰らい続けたせいで彼女の血は毒が混ざってピンク色になっている

ミア

ごめんなさい、、もう大丈夫よ

アーシュ

よ、、良かった、本当に大丈夫?!

希中

本人曰くマシになったそうだよ?

リクア

本当どこがマシなんだか意味がわからない、、

雷花

でも私たちが初めて見つけたときよりは幸せそうじゃない?

希中

まぁ、そうだよねそりゃ、、

ミア

血隠しクリームもらう前は初期より元気でも、本当に半袖のワンピースとかは少なくても着れなかったわね

希中

その頃は私も、ポジティブな感情来すぎて処理に困ってたな、、(感情が来るたびに気持ち悪くてたまらない)

本当に、、ヘルプウォールが最初に見つけた時はえげつなかった そんな彼女達の過去を今見せる

ミア

お父さん!

希中

お帰りなさい!

お父さん

お帰りなさい!

お母さん

お帰りなさい!

彼女達は元はバックルーム生まれだった 危険が常に隣合わせな場所で生まれた時から暮らしていたんだ

お母さん

今日は、取引先で貰ったものを使ってご飯作るわよ

ミア

どんなのが出来上がるんだろ!楽しみだね、希中

希中

そうだね!

彼女達は生まれた時から平和に暮らしていた だが、この家族はある奇病に悩まされていた

お母さん

っ、、いてて!

お父さん

だ、、大丈夫か?!

彼女達の母親は妊娠時に奇病にかかっていたのだ その病気は、「かかって病原体が目覚めて数時間以上一緒にいた相手と痛覚や感情を共有してしまう」というものだった

この病気はかかった後、病原菌が目覚めるまではなんともないんだそう 目覚めてから数時間はちょっとだけ不快感を感じるそう 数時間後は、不快感が消えるが代わりに数時間一緒にいた相手と感覚(一部)が共有されるということだ しかもタチの悪いとこは感覚が共有されているとは言ったが共有された側(感染してない人)は共有した側(感染した人)の痛みとかは感じないそう

希中

とりあえず、、料理は私たちでやるから!!(本当感染した側だけが損する病気ね)

お父さん

ありがとう!とりあえずお母さんは僕がみとくから

ミア

うん!(本当どうにかならないのかな?)

病原体が目覚めるきっかけは大抵強い痛みや嫌悪感、緊張感を感じた時でお母さんは妊娠時の痛みが酷すぎて目覚めたらしい

ミア

、、お母さんの病気、なんとかならないのかなぁ?

希中

どうしたら良いんだろ?ちゃんとした治療法を探したいけどわかんないよね

そう治療法はあるにはある それは、感覚を共有してる人のうち一人でもフロントルームに出ること そしたらその人とも他の人とも感覚共有がなくなるって

ミア

でも感覚共有した誰かがフロントルームに出るっていう確証もないものね

希中

うーん、、

彼女達はそう言いながらご飯を作った

そして、、

お父さん

料理美味しそうだな!いただきます!

お母さん

いただきます!美味しいわ

家族でご飯を食べていた その時母が手元でクリスタルを見ている それについて気になったミアがお母さんに聞いた

ミア

お母さん?そのクリスタルって何?

お母さん

ああ!これねぇ、感覚を共有してる人の状態がわかるものよ

お母さん

まぁ、このクリスタルが黒くなっていればいるほど死ぬ確率が高くて完全に黒くなったらその人は死ぬ、、そういうものよ

希中

そうなんだ、、

彼女達ははクリスタルについて細かくは聞かなかった でも、いずれはこのクリスタルがどう作られているかを知ることとなる、、、

裏切った’’善’’放浪者たちのバックルーム脱出劇[第三章]

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