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りょう

るう莉犬の感動をかいていきます!

りょう

いってらっしゃ~い!

バタバタバタ!

るぅと

莉犬!

…るぅちゃん。

多分莉犬はそう言ったと思う。

声が小さくて、聞こえなかった。

もう。終わりがここまで来てるのだと思うと余りに悲しくて…。

莉犬は生まれたときからの持病を持っている。

まだ治療薬も治療方法見つかってない、 極めて珍しい病気だ。

るぅと

り、いぬ!

るぅと

分かる!?僕だよ。るぅと。

るぅと

会いに、来たよ。

莉犬

ありがとう。

君の声が聞こえることが嬉しくて、でも君は辛そうで。

莉犬

るぅちゃ。

るぅと

な、なに?

莉犬

俺の、ことは…忘れるんだ、よ?

るぅと

い、嫌です!

莉犬

ハハ.お、れね?実は、気づいてたんだ。

るぅと

…?

莉犬

もうすぐ、死ぬ俺に、るぅとくんは、憧れてた、だけって。

莉犬

お、れが、一番わかってる、とおもって、る

るぅと

っ!

るぅと

そんなこと!

莉犬

wなくないよ?

莉犬はフラフラとしんどいだろうに上半身を起こして話した。

莉犬

俺、ね。るぅとくんに、言ったよね

死ぬってどんなんだろうねって。

莉犬

そしたらね、なんて言ったと思う?

死んだら、輪廻転生の輪をくぐって、また、僕の所に会いに来てくれるんだよーって。

莉犬

www俺、その言葉に、救われたんだ。

たしかに僕は莉犬にそんなことを言った。

莉犬

っ!

るぅと

大丈夫!?

莉犬

だい、じょうぶ、だよ。

莉犬

聞いて?俺はもうすぐ死ぬ。

莉犬

分かるんだ。自分の死期が。

莉犬

でも、もうすぐクリスマスだ、から。

莉犬

最初で、最後のお願いをさせてください。

るぅと

はい。

るぅと

なんですか?

なんで、涙が止まらないんだろう。

莉犬

泣かないで?るぅとくん。

莉犬

じゃあ、聞いてね?

俺は今まで、死んだらどうなるのか。とか考えてた。 けど、死んだらどうなるのかなんてどうでもいい。

どうでもいい?そんなわけ無いじゃん。

莉犬はもうすぐ死ぬんだ。 それが一番気になって当たり前のはずなのに、 どうして急にそんなこと言い出すんだろう。

僕は正直混乱していた。

るぅと

そんなわけないよ。
だって…。

どうでもいいことに、今気がついた。 ずっと、ずっっと、考えてた。 俺はこの病気が発覚してからずっと考えてたんだ。 けど、考えてた考えが全部間違いだったって気づいた。

俺は絶望してた。 でも、それはるぅとくんも一緒でしょ?   でもね?違った。 俺の絶望が死んでいく人の絶望なら、 るぅとくんの絶望は生き残る人の絶望だって。

すごく、すごく遠いと思った。

俺は、ずっと死を受け入れようと必死だった。 それが人間の摂理なんだって。 死なないは人間はいない。

でも、すごく辛かった。 こんなに辛いなら、なんで生まれてきてしまったんだろうって。 生まれてこなければって。何度も思った。

俺の人生全部間違いだったって。 人生全部が後悔対象だった。

どうせ奪われるんなら、無で良かった。

最初から最後まで。

この世界に対する興味を全部失いたかった。

でも、そんな俺を変えた人が一人、いました。

その人がるぅとくん、あなたです。

だからるぅとくん。俺からの最後のお願いです。

俺はもうすぐ死んでしまいます。 けど、俺の死後、世界はどんなふうになったのか、どんなふうに変わったのか。 それを俺は知りたくて仕方ありません。

死にたい。そう思っていた人間が、一人の人に出会って、生きたいと思ってしまったのです。

だからどうか、最後の俺のお願いを、聞いてはくれませんか?

るぅと

酷いなぁ。莉犬は。

僕の頬を生暖かいものがつたっては落ちていく。

でも、それを拭こうとは思えなかった。

莉犬

生きて。俺の分まで。

るぅと

それが、莉犬のお願いなら。僕は聞くよ。

るぅと

大好き。莉犬。

莉犬

うん。俺も。

その後、莉犬は15日間生き延びた。

その後、僕は、莉犬のいない世界を一人生きている。

本当に彼が死んだとき、僕が彼との約束を果たすために…。

りょう

あかん。語彙力低下中やからやばい。

りょう

ごめんなさい!

りょう

あんまり上手く書けへんかった!

りょう

またねー!

すとぷり 短編集①

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