○○
徹夜をしたせいか…
身体に力が入らない…
自動販売機に、飲み物でも買いに行こうと席を立つと
○○
視界がぼやけて、身体のバランスが取れない……
○○
すると…急に視界の映像が切れ
そのまま倒れてしまった
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○○
目を覚ますと、
医務室のベッドで寝ていた
与謝野
隣を見ると、眼鏡を掛け、白衣を羽織っている与謝野さんの姿が見えた
心なしか、少し疲れているように見える
○○
与謝野
○○
動いたら…駄目?…一体どういう事でしょうか…
与謝野
与謝野さんが、私の袖を捲る
そこには、青色の痣見たいなものが浮かび上がっていた
○○
○○
私は、少しパニックになり
ベッドの横の机に置かれていた花瓶を割ってしまった
○○
与謝野
与謝野さんは、奥歯を噛み締め
チリトリと、ホウキを持って来て掃除してくれた
○○
与謝野
与謝野
○○
○○
与謝野
与謝野さんは、手にチリトリとホウキを持ったまま傾げた
与謝野
○○
○○
与謝野
○○
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与謝野
与謝野
○○
○○
○○
○○
与謝野
与謝野
与謝野
与謝野先生がふんわりと笑った
国木田
国木田
国木田さんが、手にいっぱいの資料を持って来て
与謝野先生の机に置いた
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○○
○○
私は、苦笑しながらベッドを降りようとした
与謝野
与謝野先生がそう躊躇無く言った
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○○
○○
○○
賢治
賢治君が、ドアを取り中に入って来た
与謝野
与謝野
賢治
賢治
賢治
賢治君が少し照れくさそうに笑った
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○○
○○
○○
○○
そんな嫉妬らしき物を心の中で吐いた
ガチャッ
○○
数日ぶりの帰宅
あの後、強制的に家に帰された
私は…まだまだ行けるのに……
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○○
スマホの時計を見て驚く
○○
靴を脱ぎ
そのまま素足でお風呂場まで走った
○○
湯船に浸かり
ほっと息をこぼす
○○
今日は、ラベンダーの匂いがする入浴剤を入れ
少し熱めのお湯を入れた
○○
○○
鼻唄をながら
呑気にお風呂に浸かる
最高の極楽だ
○○
○○
タオルで、髪を吹きながら
私は台所にある冷蔵庫まで行った
冷蔵庫を開けると、ひんやりとした冷気が顔に当たって涼しい
○○
冷蔵庫から
〘ほろっと酔わない?〙と云うお酒と
残り物の御菜(オカズ)を取り出した
○○
○○
少しカッコつけてから
冷凍庫で冷やしておいたグラスに
少しづつ注ぐ
○○
辺りに、桃の匂いが漂う
○○
○○
○○
私は、ゴクゴクとグラスに入ったお酒を呑む
これでも一応下戸ですので
一本呑んだら、酔いがすぐに回ってしまうのです
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○○
お風呂上がりのお酒程美味しい物は他にもあるとは思いますが
美味しいと云う事に代わりは無いのです!
○○
○○
○○
○○
そう独り言を呟きながら
食事をする
食事を済まし
お皿を洗っていると……
(ピ-ンポ-ン)
インターホンが鳴った
○○
返事をしてから
私は玄関まで駆け足で走って行った
私は、ドアを開け
ドアから顔を出した
○○
雲母 キララ
雲母ちゃんの大きな声に私は驚き
跳ね上がってしまった
雲母 キララ
明らかにしょぼんと落ち込んだ雲母ちゃんの表情に私は、少し胸が傷んだ
○○
○○
私は、雲母ちゃんに問う
雲母 キララ
話を聞くと
雲母ちゃんの家は横浜に有るのでは無く
違う市にあるそう
毎日 電車で行き帰りをしているけれど
買い物をしていたら最後の一本を逃してしまい
私の家に来たらしい
だけれど…その説明に私は少し違和感を覚えた
雲母ちゃんは私の家が何処にあるか知らない
なのに……何故 私の家に来れているのだろうか……
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○○
○○
何時までも考えていたらいけない
と思った私は、直接本人に聞くと云う選択肢を取った
雲母 キララ
雲母 キララ
太宰さん……確かに
私の家に来た事あるなぁ~
○○
○○
雲母 キララ
雲母 キララ
雲母ちゃんは、元気良く返事をしてくれた
だけれど……
○○
○○
流石に夜遅くにこんなに大きな声で返事されては少しだけ困ってしまう
雲母 キララ
私は、後々
この選択を後悔してしまう事を
まだ私は知らない
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コメント
17件
あっ…手が止まらない… (12000いいね済み)
雲母、〇〇ちゃんの家に上がらせてもらうだけでもラッキーなのにそれを〇〇ちゃんに後悔する様な事しやがって!許さない!今すぐ○してやる!(片手に🔪もう片手にも🔪そして(^ν^)←この顔