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僕はみんなから愛されている

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僕はみんなから愛されている

第2話 - 僕はみんなから愛されている 2話

7

2021年01月07日

#BL

ゆーり。

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夜白翔璃

(席は……)

夜白翔璃

え！？

神田碧

隣だな？

神田碧

いっぱいこき使ってやるよ

夜白翔璃

あはは………

夜白翔璃

(凄い気まづいよ…)

神田碧

どうした？

夜白翔璃

なんでもないよ！

神田碧

お前頭にゴミついてる

夜白翔璃

う、嘘

夜白翔璃

取って取って〜

神田碧

動くなよ

ギュ

夜白翔璃

か、神田くん！？

神田碧

可愛い

夜白翔璃

は、恥ずかしいよ…

神田碧

じゃあ離れる

夜白翔璃

………

神田碧

今度俺ん家に遊びにこない？

神田碧

いや、今日来い

夜白翔璃

今日はお兄ちゃんとお出かけするんだよね…

神田碧

断れないの？

夜白翔璃

そうなんだよね…

神田碧

わかった

神田碧

俺ちょっと電話してくる

夜白翔璃

はーい！

麻田響也

夜白…翔璃だよね？

夜白翔璃

え、うん

麻田響也

俺のこと、覚えてるかな？

夜白翔璃

ええと……

麻田響也

小学生の時、仲良くしてたけど

麻田響也

俺、転校したんだよね

夜白翔璃

あ！響也君か！

麻田響也

思い出してくれた？

麻田響也

翔璃、久しぶり

夜白翔璃

久しぶり〜！

夜白翔璃

今でもモテてるの笑？

麻田響也

今彼女が1人…

夜白翔璃

やっぱモテるね〜

麻田響也

いや〜照れるな

麻田響也

隣、誰？

夜白翔璃

あのね、神田くんって言う人！

麻田響也

もう仲良くなったのか

麻田響也

やっぱ変わってないな、お前

麻田響也

すぐに仲良くなるところとか

麻田響也

ついでに、身長縮んでね？

夜白翔璃

響也君まで〜

夜白翔璃

前より結構おっきくなってるよ〜！

麻田響也

そっかー

麻田響也

じゃ、後でな

夜白翔璃

うん！

神田碧

おまたせ

神田碧

さっきの男

神田碧

お前とどういう関係？

夜白翔璃

えっとね、小学生の時親友だったんだ

神田碧

そっかー

夜白翔璃

(なんでそんなこと聞くんだろ)

夜白翔璃

(しかも、話すのちょっと疲れる)

夜白翔璃

(早く下校時間にならないかな…？)

神田碧

明日、俺ん家来れる？

夜白翔璃

多分大丈夫だと思うよ

神田碧

そうか

碧が冷たい目で翔璃を見る

夜白翔璃

(に、睨まれてる……)

プルルルルル

夜白翔璃

あ、電話！

神田碧

行ってこいよ

夜白翔璃

うん

神田碧

あいつ、面白いな

夜白翔璃

お兄ちゃん？

夜白春貴

今日、出かける予定だったんだけどさ

夜白春貴

ごめん、ダメになっちゃった

夜白翔璃

……わかった

夜白翔璃

ショックだな〜

夜白翔璃

まあ、また今度ね

夜白春貴

ほんとごめん

夜白春貴

じゃあな

下校時刻

佐伯陽太

あ、翔璃！

夜白翔璃

佐伯君〜

佐伯陽太

今日遊ばない？

夜白翔璃

いいよ〜！

夜白翔璃

どこで遊ぶ？

佐伯陽太

俺ん家覚えてる？

夜白翔璃

覚えてるよ！

夜白翔璃

早く行こ！

神田碧

……

夜白翔璃

おじゃましま〜す！

佐伯陽太

今は俺しかいないよ

夜白翔璃

そっかー

夜白翔璃

あははっ

佐伯陽太

…翔璃

夜白翔璃

なに──

グイッ

夜白翔璃

──!?

佐伯陽太

ダメだ、我慢できない

夜白翔璃

しゃ、佐伯君!?

チュ

陽太が翔璃の口の中に舌を入れる

夜白翔璃

しゃ…しゃえちく……ん？

佐伯陽太

……

夜白翔璃

らめてぇ…

夜白翔璃

ああっ！！

佐伯陽太

翔璃…？

佐伯陽太

どうした？

夜白翔璃

もうヤダぁ…

夜白翔璃

やめてぇ…

佐伯陽太

やめられない

クチュクチュ

佐伯陽太

気持ちいい……

夜白翔璃

佐伯…君やめっ……て!!!

佐伯陽太

ちょっと待ってろ

佐伯陽太

すぐ戻るから

夜白翔璃

もう……かっ、帰らしてよ…

夜白翔璃

(佐伯君…急にどうしたんだろ)

佐伯陽太

翔璃…

陽太が翔璃に目隠しをする

夜白翔璃

な、なにするの！？

佐伯陽太

好きだ、翔璃

佐伯陽太

だから少し辛抱してくれ

夜白翔璃

嫌だよ！早く取って！

佐伯陽太

そんなに嫌なら俺を突き飛ばせ

夜白翔璃

え……

佐伯陽太

なんだ？

佐伯陽太

嫌なんだろ？

佐伯陽太

違うのか？

夜白翔璃

(…いやなのかな？)

夜白翔璃

(体が思うように動かない…)

夜白翔璃

(身動きは取れるのに)

夜白翔璃

できない…

佐伯陽太

なら続けるよ

夜白翔璃

やめて！

佐伯陽太

──もう遅い

猿轡を咥えさせ

身動き取れないように

拘束用の縄でキツく縛る

夜白翔璃

ううー

佐伯陽太

似合ってるぞ、翔璃

夜白翔璃

んんー！

佐伯陽太

これ全部、お前のために揃えたんだからな

夜白翔璃

(僕のため…？)

佐伯陽太

さ、始めようか

バンッ!!!!!!

夜白翔璃

………？

佐伯陽太

お前っ…!!

神田碧

陽太

神田碧

そいつに触るんじゃねーぞ

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