コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
菜穂
私はリビングでそう声をかけた。
今日は直弥君の家に挨拶へ行くのだ。
買ってもらったシャツとジーンズも履いていた。
お母さん
菜穂
お母さんは紙袋を私に手渡した。
お母さん
菜穂
お母さん
菜穂
お母さん
菜穂
お母さん
菜穂
菜穂
直弥君の家に着いた。
手入れの行き届いた庭の先に、まるで洋風の館のような家があった。
市内でも評判の、大きな家だ。
菜穂
直弥君の家のリビングで、私は持っていた紙袋を手渡した。
直弥君のママ
直弥君のママはそう言って受け取った。
直弥君のママは、モデルさんのように美人だった。
菜穂
菜穂
直弥君のママ
直弥君のママは、隣にいた直弥君に言った。
菜穂
直弥
直弥君のママ
直弥
直弥君のママ
菜穂
直弥
直弥君のママ
私は直弥君の隣に、直弥君のママは私と向かい合うように座った。
テーブルには紅茶が用意されていた。
直弥君のママは紅茶をカップに注いで、私の前に置いた。
直弥君のママ
菜穂
私は急いで紅茶に口をつけた。
菜穂
驚いて、カップを戻した。
直弥
直弥君は笑った。
菜穂
直弥君のママ
直弥君のママは、私の持ってきたショートケーキを、皿に取り分けた。
直弥君のママ
菜穂
直弥君のママ
そう言って、直弥君のママは冷蔵庫から別のショートケーキを持ってきた。
直弥君のママ
私の前に、二つのケーキが並んだ。
私の持ってきたケーキは、みすぼらしいものに見えた。
菜穂
直弥君のママ
菜穂
私はパティシエのケーキを食べた。
直弥君のママ
菜穂
直弥君のママ
見ると、直弥君と直弥君のママは、紅茶とケーキに手をつけていなかった。
直弥君のママ
菜穂
直弥
直弥君のママ
菜穂
直弥君のママ
菜穂
直弥君のママ
菜穂
直弥君のママ
直弥君のママ
直弥君のママ
直弥君のママ
私は俯いた。
直弥
私は、直弥君と二階へ行った。
直弥君の部屋に入ると、ベッドに座った。
菜穂
直弥
直弥
直弥
ずっと俯いたままでいると、直弥君は私の頭に手を置いた。
直弥
直弥君は私を見つめてきた。
直弥
菜穂
直弥君は私にキスをした。
私はベッドへ押し倒された。
直弥君はもう一度キスをして、シャツのボタンに手を掛けた。
そして、上からボタンを開け始めた。
菜穂
とっさに私はそれを拒み、起き上がった。
菜穂
直弥
直弥
菜穂
私はそれだけ言って、部屋を出た。
下に降りると、誰もいなかった。
菜穂
呼びかけたけど、返事はない。
ふと、ゴミ箱を見た。
菜穂
お土産のケーキが、箱ごと捨てられていた。
私は急いで家から飛び出した。
菜穂
涙が溢れてきた。
菜穂
菜穂
私は泣いているのを周りに気づかれないように道を走った。
夢中で走っていると、田んぼの傍の道を通りかかった。
稜太
呼ばれて立ち止まる。
見ると、稜太が立っていた。
私はとっさに顔をそらした。
稜太は傍にきた。
稜太
涙に気づいたのか、稜太は心配そうな表情で言った。
菜穂
私はそう呟いて、俯いた。
すると、稜太は何も言わず、そっと抱き寄せてきた。
菜穂
ドキッ。
なぜか私はそれを拒まず、受け入れた。
菜穂
菜穂
私は思わず稜太に身をゆだねた。
その時だった。
直弥
振り返ると、直弥君は立っていた。
菜穂
菜穂