/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
丈瑠
なんか今の声
丈瑠
どっかで……
丈瑠
でも何故か思い出せない……
丈瑠
夕暮れ案内人に聞いてみよう
丈瑠
なぁ
夕暮れ案内人
丈瑠様、どうかしましたか？
丈瑠
何故か思い出せない記憶があるんだが
夕暮れ案内人
それは
夕暮れ案内人
大切な記憶ほど思い出しにくいんですよ
丈瑠
そうなのか
丈瑠
ありがとう
夕暮れ案内人
はい
丈瑠
でも
丈瑠
俺もあのイジメの加害者だった
丈瑠
気がする………
丈瑠
思い出した！
僕はあの時
大切な誰かに
水をかけてしまった
やった後は
後悔と罪悪感が襲いかかる
僕の手はバケツを持ったまま
ガクガク震えていた
イジメを平気でやってしまう
そんな自分が怖い
でもあの時
僕が水をかけてなかったら
僕はどうなっていたんだろう？
丈瑠
大切な人
丈瑠
大切？
丈瑠
そもそも大切な人だったのか？
丈瑠
でも夕暮れ案内人が言うことは本当だと思うし
丈瑠
それほど大切な人なんだろう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
