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風花の舞う日

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風花の舞う日

21 - 第16話 旅の終わりと日常の始まり

♥

133

2023年12月10日

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齋藤詩織

んっ?………

朝の眩しい明かりが 一筋の光となって詩織の視界を遮る

齋藤詩織

朝か……

目黒蓮

おはよう…調子どう?

齋藤詩織

調子?
……?

上半身を起き上がらせて ベットから降りようとして激痛が走る

齋藤詩織

○×△☆♯♭●□▲★※?!

目黒蓮

Www。(笑)
やっぱりね。
ごめん。無理させたね

齋藤詩織

レン?

目黒蓮

シャワー浴びる?

目黒蓮

その前に少しマッサージかなぁ?(笑)

齋藤詩織

う………ぅぅ。

既に涙目…ヤバっカワイイ♡

目黒蓮

そのままで良いよ。

ベットに座り腰をヾ(・ω・`) サスサス ギュッギュッ……

齋藤詩織

いたた……(*꒦ິ³꒦ີ)

目黒蓮

フフ…大丈夫?!

齋藤詩織

こんなにキツいんだ…。
ぅぅ( ×﹏× )……

湯船に湯をために行き ホットタオルを準備してくる 背中を少しめくって当てていく

齋藤詩織

あ…温かい。
……コレ気持ちいい♡

目黒蓮

ん……どうかな?
少しは楽になってきた?

齋藤詩織

ん。さっきよりはだいぶ楽かも。

目黒蓮

良かったぁ。

齋藤詩織

ふふ。ありがとう♡

目黒蓮

もう少しマッサージするよ。特に痛いとこはどこ?

齋藤詩織

レンの左手のあたり……(ぐっと押されて)イッっ……。

目黒蓮

もう少しだけ我慢してね。俺サッカーやってたって言ったでしょ。トレーナーにちょっと勉強させてもらったことあって。マッサージは得意なんだよ。もう少しで楽になるからね♡

齋藤詩織

レンってホント、何でも出来るのね。また一段と羨ましくなっちゃう。あんまりに出来すぎて悲しくなるよ

目黒蓮

そんな事言わないでよ。シオには全面的にオレは勝てないんだから(笑)

目黒蓮

っていうか、シオ、そんなこと思ってたの?(笑)オレはシオに相応しい男になろうっていつも努力してるだけだよ。

齋藤詩織

これ以上カッコよくならないで。

目黒蓮

えっ?もしかして…それって嫉妬?

齋藤詩織

う………ぅん///♡

目黒蓮

嬉しいな。チュッ

齋藤詩織

ひゃあ///痛イッ…たっ!レン!…タンマ!無理だから(/// ^///)

目黒蓮

キスだけだよ♡

ほんとに目いっぱいキスをして♡ 抱き締めあってベッドの上で のんびりしていたら モーニングサービスだって 朝食まで届けられて。 (ちなみにこれは 岩本くんアイデアらしい) 全てが思惑通りに進んでいるようで なんか癪に触ったけど シオには気付かれないように 何とかやり過ごし、 美味しい朝食を楽しんだ。

齋藤詩織

美味しかったね♡

目黒蓮

シオは……ホントに優しいね。
まったくʅ(´=c_,=`)ʃ

齋藤詩織

だって美味しかったんだからいいでしょ?(笑)最後の最後までみんなの気持ちに癒やされてありがたいってことで。(笑)

目黒蓮

あ~。はいはい。(棒読み)

目黒蓮

シオはみんなのこと甘やかしすぎだよ。
次は無いからね。

さて、帰りの支度して 我が家に帰りますか。

新幹線の中

目黒蓮

席ここだね。

齋藤詩織

うん。

目黒蓮

荷物上に入れるよ。

齋藤詩織

ありがとう♡

目黒蓮

座ろ。

齋藤詩織

うん。あ、飲み物ここ置いていい?

目黒蓮

いいよ。

齋藤詩織

もうすぐ出発だね。

目黒蓮

楽しかったなぁ。
この3日間。
ずっと一緒に居られたし。

齋藤詩織

明日からは仕事だね。
今日は夕飯たべて早目に休まないとね。

目黒蓮

そうだね。夕飯の買い物
するよりは食べて帰ろうよ。

齋藤詩織

いいけど、明日の買い出しもあるからショッピングモールでもいいかな?

目黒蓮

いいよ。それで。

電車が動き出し少しして家族連れが近くを通り、電車の揺れで幼い子供が転んでしまう。

しょうた

う……うぅ…いったッ。

目黒蓮

大丈夫?

しょうた

う~(ㅠ︿ㅠ)

目黒蓮

泣かないで偉いね。ナデナデ(。・ω・)ノ゙

しょうた

ん!泣かない(´⌒︎`。)

しょうた

僕もうすぐお兄ちゃんに
なるんだもん!

目黒蓮

そっか。じゃあママと
産まれてくる赤ちゃん
お兄ちゃんが
守ってあげないとね。

しょうた

うん!

しょうた

お兄ちゃん、このお姉ちゃんのこと好き?

目黒蓮

へ?

突然の子供のストレートな 質問にドキドキする

しょうた

お兄ちゃん、
このお姉ちゃんのこと
大好きでしょ?

齋藤詩織

ん?どうしたの?

しょうた

お姉ちゃんにはナイショ!

目黒蓮

ふふふ。ませてんな。

目黒蓮

そうだよ。お姉ちゃんの事大好き。

しょうた

やっぱり。ボク分かるもん。もうすぐだね。

目黒蓮

ん?なにが?

しょうた

んふふ。ナイショ。

しょうた

お兄ちゃんの名前なに?

目黒蓮

れんだよ。

しょうた

ふうん。レンお兄ちゃんありがと。ぼくしょうた!

目黒蓮

しょうたくん気をつけてね。

しょうた

レンお兄ちゃん、お姉ちゃんバイバイ(^_^)/~~

この会話の真実が分かるのは もう少しあとの話♡ 新幹線は順調に進み 最寄り駅からの帰り道。

齋藤詩織

ふぅ。お腹いっぱいで買い物はキツイかな?

目黒蓮

食欲戻ってよかった♡

買い物カートを握って 手際よく食材をカゴに入れていく。

齋藤詩織

お弁当用意する?

目黒蓮

え?いいよお。
何時に食べられるか分かんないし。
明日はアポからだし。

齋藤詩織

じゃあ軽めのものでつまめるようにしようっと。

目黒蓮

いいのに。

齋藤詩織

私が作りたいの。

齋藤詩織

どのタイミングでも
食べられるようにしとくね♡

目黒蓮

ありがと。

あぁ。幸せだなぁ♡(///>_<///)デレデレ♡

齋藤詩織

こんな感じかな?
結構重たくなっちゃった。

目黒蓮

タクシーで帰ろう。荷物もあるし。

目黒蓮

よし、行くよ。

齋藤詩織

あ、荷物少し持つよぉ。

目黒蓮

いいから。行くよっ!

腕を組んでタクシー乗り場から自宅へ

目黒蓮

ただいま!

齋藤詩織

おかえりなさい。

齋藤詩織

ただいま!

目黒蓮

おかえり。シオ。

齋藤詩織

さて、荷物片付けますか。

齋藤詩織

洗濯物は後でまとめてやるから
食材冷蔵庫入れてくれる?

目黒蓮

ん。分かった。

お風呂の用意をしに浴室へ。 帰ってきたばかりなのに 忙しなく動き回るシオ。

目黒蓮

(⑉・̆-・̆⑉)

ふくれっ面をする蓮。

齋藤詩織

ん?

目黒蓮

シオ、ここに座って。

蓮がソファに座り横をトントンと叩く。

齋藤詩織

なに?どうしたの?

目黒蓮

いいから座って。さっきから動き回ってる。(シオの手を引き座らせる)

ソファにあるクッションをシオの膝にのせ背中を支え抱きしめる

齋藤詩織

ん?

目黒蓮

シオの仕事今日の分はもう終わり。

頭をポンポンと優しく撫でる

目黒蓮

俺達2人しか居ないよ?!もう、あと俺がやるから。

目黒蓮

頑張りすぎ。

齋藤詩織

そんなに頑張ってないよ?
ちょっとぉ…まだ途中だから離して?!
明日の下ごしらえしないと…

目黒蓮

やぁだっ!

しっかりホールドされて動けない

目黒蓮

もう、そのままお風呂連れてって寝かせたいのに…

齋藤詩織

いやいや。まだやること残ってるよね?
片付けもしないと。

齋藤詩織

明日の朝御飯の下ごしらえもしなきゃ。朝早いんでしょ?レンこそ先に休んでよ。

齋藤詩織

お風呂もうお湯入ってるから。ね?(上目遣い(˶ฅωฅ˵))

目黒蓮

その顔ズルい( ー̀нー́)ムス⋯

目黒蓮

分かった。じゃあ一緒に入ろ♡洗いっこしてもう寝る。いいね?

齋藤詩織

ため息(o´д`o)=3分かった。じゃあ、そうしよ。

齋藤詩織

先に入ってて。着替え用意してくるから。

目黒蓮

ダメ。シオ絶対逃げるから。俺が行ってくる。先に脱衣場に行ってて。

齋藤詩織

(⑉・̆-・̆⑉)ムッ

目黒蓮

早く~。(手を引かれ脱衣場へ押し込まれる)

下着とパジャマを用意して 脱衣場へ入る。 シャワーの音と小さなため息が聞こえる

目黒蓮

(やっぱり…自覚無いとこが問題なんだよね)

目黒蓮

シオ?入るよ

齋藤詩織

どうぞ。

目黒蓮

ここ、座って。

齋藤詩織

ん。

目黒蓮

頭洗うから目、閉じてて。

齋藤詩織

分かった。

しゃかしゃか。 ゴシゴシ(ノ)`ω・(ヾ)

目黒蓮

力加減大丈夫?

齋藤詩織

気持ちいいよ?

目黒蓮

あ、目を開けないで。泡入っちゃう.。o○ ○o。.

齋藤詩織

あ、……うん。

目元に泡が下がってくるのを受け止め、目を閉じてるのをいいことに シオにキスをしてみる

目黒蓮

(*´ω`)ε`*)снц♪

齋藤詩織

ちょっと!(/// ^///)

目黒蓮

だってカワイんだもん♡♡はい、流すよ。🚿

齋藤詩織

ありがと。はい交代。

目黒蓮

身体洗ってからがいい。

トリートメントを髪に馴染ませてから手早くスポンジに泡を含ませ 背中を洗っていく

目黒蓮

いいから前向いてて。

齋藤詩織

(⑉・̆-・̆⑉)。もう。

目黒蓮

我慢してるんだから大人しくしててよぉ。そのまま前も洗っていいならするよ?!

齋藤詩織

(/// ^///)いいってば。前は自分で洗えるから。

目黒蓮

俺がやりたいのに…(´-ε-`)

齋藤詩織

いいって…。

齋藤詩織

ちょうだい?

目黒蓮

(´-ε-`)はい。

シオがシャカシャカと洗っていく。 オレは背中をツツっと触って腰の当たりでぐっと押してみる

齋藤詩織

ひゃあ💦ちょっとやめてよ。くすぐったいって…

目黒蓮

腰痛くない?さっき少しさすってたよね?

齋藤詩織

うん。もぅ、平気。蓮のマッサージのおかげで。

目黒蓮

そ、良かった♡

目黒蓮

流すよ。

齋藤詩織

ん。ありがと

全体的に流し、頭も流していく

齋藤詩織

じゃあ交代ね?

目黒蓮

お願いします。

シオの洗い方は特殊?なんだよね。 まるで子供洗うみたいに… 自分の膝に頭置いて髪濡らして洗う。 顔にかからないようにする為だって 言うんだけど。目の前に裸のシオいるんだよ?しかもタオルしてるけど目のやり場に困るくらいのビジュアルの状態で。これ、普通の男なら我慢できなくない?

胸がプルンって揺れる度に俺の息子はグッって反応する。 あ~。我慢するって決めたのに…。

前にかがんだタイミングで巻いていたタオルが外れ目の前に胸が・・・///

目黒蓮

はむぅ。チュクチュク…。

齋藤詩織

あっ!ちょっと…アッ♡吸わ…ないで…。ヤッ…

目黒蓮

無理♡さっきからこの状態で生殺しされてんのに。頭洗ってる間目の前にずっとあるのが悪い

齋藤詩織

(下に目をやると反り上がった状態の蓮の息子)あ…。(/// ^///)

齋藤詩織

もう、終わるから…ちょっと…待ってよ…
んッ...///アッ♡

胸をチュクチュクと舌で転がし ちゅうと吸って刺激すると 身体が刺激に反応してビクッと跳ねる。

齋藤詩織

頭流すよ。目を閉じて?胸離してよ。アッ…やり…////にくいってば…

目黒蓮

そんなこと言ってシオだって感じてるじゃん♡うわっ💦

顔にシャワーをかけられ身体を起こす

齋藤詩織

もう終わり。いつも目を閉じててくれるのに開けるからでしょ

目黒蓮

ぷはっ!やったなぁ!

齋藤詩織

レンが悪い(•̀へ•́╮)フン

シオの下に手を入れると 十分に濡れていた クチュクチュと水音が室内に響き渡る

齋藤詩織

あっ!///ヤッ……

目黒蓮

もう十分に受け入れる準備出来てるね♡

口の中を犯しながら腰を近ずけ シオの中へ入っていく

齋藤詩織

ヤッ…アッ♡…レンの……熱ッ…

目黒蓮

ハァっ!ナカ締まる…そんなに待っててくれたの?かわいꉂꉂ(ˊᗜˋ*)ʬʬ

パンパンパン…腰を打ち付ける度にシオの身体がビクッビクッと跳ねる。

齋藤詩織

アッ…アッ♡ハズ(///o///)かしいから…言わ…ないでぇッ!

打ち付ける度に シオのナカが キュッとより締まっていくのを感じ そろそろ限界に達することに気づく。 ピストンの激しさを増していくと 声を震わせて果てていく。

齋藤詩織

あっ!あ゙~//////♡♡♡♡!

果てた後でレンの吐息が耳元で激しさを増していく。 奥を犯しながらキスを催促され 息遣いと速度を増した時 レンに抱き締められ ビクビクと自分の中が満たされていく

目黒蓮

ハアハア…ハアハア…

息を整えた後でシオの身体を抱き締めるとその手にシオの手が重なり ニコッと笑う。 さすがにやりすぎたか…。(笑)

そのまま抱きしめたまま シャワーを身体にかけて 体制を変え浴槽に浸かる。 シオはもうぐったりしてる(笑) これでもう余計なことをせずに 休ませられると思うと少しほっとした。

目黒蓮

眠くなったね…。

齋藤詩織

ん…。

目がトロンとなって 今にも寝そう( ¯꒳​¯ )ᐝ(笑)♡ ポヤポヤした反応が可愛くて 顔や肌をツンツンしていく。 ある程度身体が温まったところで、 姫抱きのまま軽く身体を拭いて バスタオルを身体にかけ そのままベッドへ連れていく。 タオルで身体の水分を取りながら 風邪をひかせる訳にもいかないので 暖房をつけ着替えを纏わせていく。

目黒蓮

シオ…おやすみ♡

下着を身につけタオルを 肩にかけて冷蔵庫に直行。 缶ビールを開けぐびぐびっと喉を鳴らすとアルコールが満たされ ス~ッと熱が冷めていく。

目黒蓮

(〃´o`)フゥ…♡

洗濯物を分けて洗濯機に入れスタートボタンを押すと日常生活の音が始まる。 帰ってきた実感とともに シオのいる安心感。 長く不安の中にいたからか 傍にいてくれるそれだけで 幸せを感じられる。 鏡の中の俺に気がつけば 頬は緩んでいた

携帯がアラームを鳴らし その音で目が覚める。

齋藤詩織

んッ…。

目が覚めるその隣には 寝息を立てて寝ている蓮。 自分がパジャマを着ている ところを見ると 蓮が着替えさせたんだろう。 音を直ぐに消し、そっとベットを離れる

目黒蓮

Zzz.

齋藤詩織

(良かった。いつも起きちゃうから。もう少し寝ててね)

お米を炊いてお湯を沸かし、 コーヒーを準備する。 手早く食材を準備して グツグツと煮込んでいる間に スティックタイプのコーヒーを こくんと飲んでいく。 ご飯の炊きあがりと同時に 煮込んでいた野菜とそぼろを 混ぜて絡めて冷ましていく。 卵液を作りフライパンに流して 卵焼きを作っていく。

齋藤詩織

ん。美味し。

すると浴室から洗濯機の音がする。 昨日蓮がやってくれたんだ。

齋藤詩織

蓮、やってくれたんだ。

洗濯物を畳み、 クローゼットに仕舞っていく。 ワイシャツとネクタイを見ながら 今日のコーディネートを確認してハンドタオルをポケットにしまい軽く 香水を振っておく

齋藤詩織

いい匂い♡

靴を出し、磨いた後で玄関に用意して 他の靴をしまっておく。

齋藤詩織

そろそろ冷めたかな…。

手を洗いおにぎりの形にして おにぎりケースにいれておく。 ほうれん草のお浸しと 焼いた赤魚の粕漬け、 卵焼きをトレーに並べる。 ほうじ茶を添えたところで蓮の所へ。

齋藤詩織

いつもなら
そろそろ起きてくるけど
今日は起きてこないな?
珍しい(笑)
そろそろ起こさなくっちゃ

目黒蓮

Zzz...

齋藤詩織

蓮?そろそろ時間だよ?起きよ♡

目黒蓮

……ん?あ、おはよ♡

齋藤詩織

ご飯出来てるよ。

目黒蓮

その前に…。(グイッ)

チュッ。

齋藤詩織

フフ‪(⸝⸝› з ‹⸝⸝)‬♡

齋藤詩織

おはよ♡♡

目黒蓮

(伸び)ん~!よく寝た!

齋藤詩織

良かった♡先に着替える?それとも食べてから?

目黒蓮

先に食べようッか?お腹すいたし。シオもでしょ?

齋藤詩織

うん。じゃあ準備するから来てね。

目黒蓮

ん。分かったよ

ご飯とお味噌汁をよそい、 膳に置いていく。

齋藤詩織

コーヒーは?入れていいの?

目黒蓮

いいよ。自分でするから。

欠伸をひとつして背中から抱きついてくる蓮の腕をトントンと擦る。

目黒蓮

ありがと。豪華な朝食だね。

齋藤詩織

さ、食べよ♡

イタダキ━(人˙꒳​˙ )━マスッ

目黒蓮

旨っ!ホテルで食べた朝食の引けを取らないね。

齋藤詩織

フフフ。ありがと。ŧ‹"ŧ‹"(・ч・)ŧ‹"ŧ‹"

ご飯のお代わりまでして しっかり食べた蓮なのでした。

目黒蓮

じゃあ、行ってくるね。

齋藤詩織

ん。みんなによろしくね。

キスをした後軽いハグをして 玄関を出ていく

深澤辰哉

目黒!おはよう。

目黒蓮

ふっかさん、おはようございます。

岩本照

お肌の調子良すぎ♡

目黒蓮

岩本くん、おはよう。

岩本照

楽しめたみたいだね(笑)

目黒蓮

お陰様で(笑)

阿部亮平

おはよう♡目黒くん。

宮舘涼太

おはよう🌹

目黒蓮

おはようお二人さん。相変わらずだね。

宮舘涼太

目黒くんはスッキリした顔してるね。

阿部亮平

そりゃそうでしょ♡ねえ?(笑)

目黒蓮

(/// ^///)。からかわないでよ。

向井康二

先輩方!おはようさんです。

深澤辰哉

おお、康二おはよ。

目黒蓮

康二、迷惑かけたな

向井康二

何をおっしゃいますか?!先輩のフォロー出来て嬉しかったんですよ?!

向井康二

ふっかさんには
まあ、かなりこき使われましたけどね(笑)

岩本照

それは仕方ないね(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)

深澤辰哉

おい💢💢
2人して何言ってやがる

目黒蓮

助かったよ。
ホントにありがとう😊
これお土産な。
料理するって聞いてたから

向井康二

のどぐろ?!うはっ!
今晩早速食べよ。
酒が進みそうですわ

深澤辰哉

飲みすぎんなよ。

岩本照

ふっかさんに言われたくないと思うけど?(笑)

目黒蓮

だね。(笑)
帰りまで冷蔵庫入れといて。

向井康二

ありがとうございますぅ!

目黒さん、おはようございます。

目黒蓮

あ、遥さんおはようございます。

後でちょっと
ご相談があるんですけど、
お時間頂けますか?

阿部亮平

目黒くんに相談って?
ハル先輩どうかしたんですか?

ん、ちょっとシオのことでね。

宮舘涼太

シオ先輩のこと?

目黒蓮

それ、夕方でもいい?

あ、構いませんよ。
じゃあ夕方12階の休憩室に来てもらって良いですか?

目黒蓮

わかりました。行く前に内線入れますね。

岩本照

それ、俺らもかんで大丈夫?

深澤辰哉

気になるよな?

うん。みんな知っておいた方がいいと思う。…でもなんでシオ黙ってるんだろう?
目黒くんも知らない話でしょ?

目黒蓮

何の話か、さっぱり分からないけど?
じゃあまた後でね。

休みの後だけに仕事は山積み。お客からの問い合わせと返答に午前中を費やし、あっという間にお昼になる。

食堂

目黒蓮

混んでるな…。

渡辺課長

お、目黒くんお疲れ様。

目黒蓮

課長お疲れ様です。

渡辺課長

ここ、座って。ちょっと話もあるし。

目黒蓮

はい。

渡辺課長

お弁当?シオ…あ、齋藤さんの。

目黒蓮

(笑)
呼び名今まで通りでいいですよ。慣れないですよね?

渡辺課長

ありがとう。(笑)
美味しそうだね。

目黒蓮

そういう課長も豪華じゃないですか。

渡辺課長

あ、婚約者がね。料理上手で。

目黒蓮

婚約者?

渡辺課長

そう。来月正式に内示が出ると思う。
俺、会社辞めるんだよ。

目黒蓮

へ?

渡辺課長

詩織から聞いてない?次の課長になる事。

目黒蓮

(動揺)…いえ。

渡辺課長

体調のこともあるからそのまま席を開けておく予定。兄さんに相談してからだけど、復職後着任して貰う予定なんだ。

目黒蓮

はあ。そうなんですね。

渡辺課長

目黒くんのおかげで、詩織、笑顔増えてきたって、ふっかが言ってた。

目黒蓮

まあ。

渡辺課長

詩織のこと、頼むね。幸せにしてやって。俺には出来なかったから。

目黒蓮

はい。もちろんです。
……課長すみません。
用事を思い出したので先に失礼します。

課長と一緒に食べる気に なれなかった。 シオ、なんで黙ってた? 言える機会なんて いくらでもあったはずなのに… ハル先輩が言ってた事ってこの事か?

目黒蓮

ふう。

深澤辰哉

おっ?目黒お疲れ?

目黒蓮

お疲れ様です。

深澤辰哉

朝はいい顔してたのに何かあったか?

目黒蓮

えっ?(動揺)

深澤辰哉

その顔はシオのこと?アイツが1人でいるのが不安か?

目黒蓮

いや、それは…。

深澤辰哉

じゃあなんだよ。

岩本照

ふっかぁ。ここにいた。あ、目黒。ここでお昼?

目黒蓮

ん。まあね。

岩本照

なんかあった?

目黒蓮

2人して怖いよ。

岩本照

もしかして朝言ってたハル先輩の…

深澤辰哉

あぁ。あれか。

目黒蓮

ふっかさん知って…

深澤辰哉

あの日、シオがナベと別れた日の後正式に婚約したんだよ。

岩本照

正式に?

深澤辰哉

おお。

岩本照

もしかして内示がでたの?

深澤辰哉

多分な。シオがお前に言わなかったのは心配させるからだろ?

深澤辰哉

あんなことがあったあとだし。言えるタイミング測ってたんじゃねぇの?

目黒蓮

そうだと思います…。でも、周りから、しかも課長から言われて動揺しちゃって…

深澤辰哉

どっしり構えててやれよ。

岩本照

だから早く戻りたがってたのか。シオ先輩。

深澤辰哉

まあ、そうだろうな。アイツの性格上なら

岩本照

こんなことで動揺しないでよ。みんな応援してるんだから。仕事戻ったら尚更心配事増えるんじゃない?

目黒蓮

その時は付き合ってよね?

岩本照

もちろん。同期のよしみでね。(笑)

深澤辰哉

俺も付き合ってやる。

岩本照

ふっかさんは飲ませないよ。( ≖_≖)ギロ

深澤辰哉

なんでだよ💢

目黒蓮

その方がいいよふっかさん。彼氏の言うことは聞いといた方が。(笑)

岩本照

だよね。

目黒蓮

ありがとう。
…んじゃいくわ。

深澤辰哉

ん。午後も頑張れよ。

目黒蓮

ありがと。

バタバタしたけど 午後も無事仕事を済ませ夕方になる

内線をし先輩とみんなを呼び出したら 「すぐに行くね」と言われたので 人数分のコーヒーを 用意しテーブルに置く

岩本照

お待たせ

宮舘涼太

ごめんね。

目黒蓮

大丈夫。お疲れ様

阿部亮平

ごめん。待った?

お疲れ様。

岩本照

まだ、ふっかさんが来てない。

目黒蓮

そうだね。

目黒蓮

大丈夫。もう少し待とう。

深澤辰哉

ごめん!お待たせ!

阿部亮平

ふっか遅い!

深澤辰哉

ごめんって!

宮舘涼太

営業には色々あるんだから仕方ないよ

目黒蓮

ありがとう。理解してくれて助かるよ。

岩本照

シオ先輩の武勇伝聞かされてるしね

目黒蓮

あはは。(笑)

で…。

目黒蓮

もしかして…内示の件?

しってたの?

目黒蓮

昼に課長から聞いた。

そう。

阿部亮平

シオ先輩はどうなんだろ?

深澤辰哉

受けるつもりだったと思うよ。あんなことがなければ準備してたと思う。

岩本照

だよね。俺もそう思う。

宮舘涼太

確かに。

阿部亮平

割り振りも、そういうつもりでしてたんだと思う。今思えば。

岩本照

思い当たる節あるもんね。

目黒蓮

俺の努量の狭さで
動揺したけど、
シオのサポートは
惜しまないつもり。

宮舘涼太

ま、そりゃもちろん。
みんなそこはブレないよね?

岩本照

もちろんね。

目黒蓮

ありがと。

目黒蓮

ただ…。

目黒蓮

シオからは何も聞かされてない。

宮舘涼太

そうなの?

阿部亮平

段取りの鬼のシオ先輩らしくないね

深澤辰哉

段取りの鬼って…。(笑)

岩本照

間違ってないでしょ?

目黒蓮

まあね。(笑)

目黒蓮

とりあえず、内示が出たのなら、課長からもシオに連絡がいってるはず。帰ってシオに話を聞いてみるよ。

みんなが頷いて その日はそれぞれ帰宅することに。

齋藤詩織

おかえりなさい。

目黒蓮

ただいま

齋藤詩織

荷物預かるよ。

目黒蓮

ありがとう。

齋藤詩織

なんか暗い…。なんかあった?

目黒蓮

ん。ちょっと。

シオを抱き締める。

齋藤詩織

どうしたの?

目黒蓮

シオの充電。

齋藤詩織

ふふ。

齋藤詩織

1日一緒に居なかっただけなのに。変なの。

目黒蓮

シオ。

齋藤詩織

ん?

抱き締めたまま項垂れて 耳元で問を投げかける

目黒蓮

俺に隠してることない?

齋藤詩織

蓮に?隠す?何を?

目黒蓮

今日課長から連絡あったでしょ?

齋藤詩織

課長から?連絡?そんなのないけど?

目黒蓮

ウソ。

齋藤詩織

嘘なんてつかないよ。なんでそんな事言うの?

身体を離すが瞳は蓮を離さない

目黒蓮

ふう。そうなんだ。

齋藤詩織

ん?ナニ?変だよ蓮?

目黒蓮

今日内示が出た。

齋藤詩織

内示が?誰の?

目黒蓮

課長のだよ。

齋藤詩織

あ…。

目黒蓮

なんで黙ってた?

シオに詰め寄る

齋藤詩織

…言わなきゃって…思ってたよ。仕事に戻ったら。

齋藤詩織

でも、いつまでかかるか、いつ戻れるか分からなくて。
しかも課長の代わりできるのかも不安で。

目黒蓮

………。

齋藤詩織

隠してるつもりなんてなかった。
内示が出るまでは言えないのは分かってくれるでしょ?BARに行った時異動が無くなったこと話したよね

目黒蓮

ああ。そうだったね。

齋藤詩織

内示の件、日付けまでは知らなかったし。ホントに課長からは連絡来てないよ。

目黒蓮

うん。分かった。信じるよ。

目黒蓮

ごめん。怖かったよね?

齋藤詩織

少しだけ。でもね、分かってくれるって信じてたから。

齋藤詩織

課長の退職の内示が出たなら、どうなるのかな?

目黒蓮

課長はシオが戻ってくるまでは席を空けておくって言ってたよ。

齋藤詩織

話したの?

目黒蓮

昼にたまたま一緒になって。打ち明けられた。

齋藤詩織

そう。怒ってた理由がやっと分かった。

齋藤詩織

ごめんなさい。

優しくシオが胸に寄り添ってくる。 腕を絡め抱き締めあう

目黒蓮

こちらこそごめん。

仲直りのキスを落とすとシオの眼から 涙が流れる

齋藤詩織

んッ…。

目黒蓮

これからの事は先生に相談しよう?

目黒蓮

焦ることないよ。多分先生が考えてくれる

涙を拭って笑顔を見せる

齋藤詩織

うん。

目黒蓮

さ、お腹すいた。晩御飯なに?

齋藤詩織

今日は酢豚にしたよ。

齋藤詩織

中華は嫌い?

目黒蓮

シオが作るものはなんでも好きだよ。

目黒蓮

美味しいしね。

齋藤詩織

ん。じゃ、準備するから先にお風呂入ってきて。

目黒蓮

分かったよ。じゃあ行ってくるね。

齋藤詩織

ん。行ってらっしゃい👋

そしてその晩は美味しく シオと夕飯を頂きました。(笑)

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