私の家族は、ハーフで、裕福で、他の人はうらやましいと言った。
ライム(姉)
お母様!ただいま。
クレス(母)
おかえりなさい。
けれどそれは違う。
氷
母上、ただいま戻りました。
ライム(姉)
えー帰ってきたの?
クレス(母)
家の中が汚くなるわ。
氷
申し訳ございません…
家族からこれでもかとけなされた。
クレス(母)
あんたの歩いた床、綺麗にしなさい。
氷
はい。
ライム(姉)
ねーいっそのこと歩けなくしたら?
クレス(母)
バレたらまずいわ。
クレス(母)
ただでさえ、この私は時期社長。
クレス(母)
こいつにそんな事言われたら…
氷
…。
クレス(母)
あーむかつく!!
そう言って、何度も蹴った。
でもこれは私のせいだ。
始まりは、1か月前、母上の大事なコップを割ってしまった。それだと今は考えている。
氷
は…。
心の中
氷
今日まだご飯食べてない。
氷
お腹すいた。
氷
私が悪いんだから。
氷
仕方ない。
氷
もっと頑張る。
夕食。
クレス(母)
あら工。おかえりなさい。
工(父)
ああ。
クレス(母)
夕食はA4ランクの和牛ステーキよ
工(父)
おおうまそう。
氷
…。私は…。
クレス(母)
部屋に行ってろ!
蹴飛ばした。
そして外から鍵をした。
くらくて怖い。
クレス(母)
ライム。ちゃんと野菜食べて。
ライム(姉)
嫌い。
工(父)
仕方ない。俺が食べるよ。
ライム(姉)
ありがとう。
工(父)
ところで、クレス。氷に食べさせろよ。
工(父)
可哀想だろ。
クレス(母)
工。優しいわねえ。でも、あいつがいると邪魔でしょ?
ライム(姉)
三人家族だもんね。
クレス(母)
ええ。
わざとらしい。
氷
申し訳ございません。
氷
申し訳ございません。
クレス(母)
おい!皿洗いしろ!
氷
はい。
氷
(力がでない。)
氷
(…。どうしよう。)
氷
(美味しそうなタレ。)
氷
(もう嫌。)
クレス(母)
早く!
氷
あっ…。
手が滑って、茶碗を落としてしまった。
氷
(手に力入らない。)
クレス(母)
はあ?
クレス(母)
あんた手あるのに?
そう言って、手を掴み、爪を剥がされた。
氷
痛い!
クレス(母)
静かにしろ!
工(父)
何してるんだ?
氷
父上…。
工(父)
指が血だらけじゃないか。
工(父)
手当てしてやる。
氷
(父上だけが私の…。)
工(父)
こんなに痩せちゃって。
クレス(母)
工。あんた。
工(父)
別にいいだろう。
工(父)
氷は俺の子だ。
部屋にて
氷
辛い…。
氷
氷
は…。疲れる。







