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これで全てが終わる

殺せーーー!

ニヤリティー

っつ!

ヒヒーン!

ニヤリティー

?!

馬車とは違う方向から馬のいななきが聞こえる

ドタドタドタ

ラージュ

そこまでだ!

そこには仮面をかぶったラージュと従者達

ラージュは馬から下りて

私の前にたち、背を向けた

ラージュ

お前ら

ラージュ

国境管理者である

ラージュ

このラージュ・コンゼリア・アダシェの許可も無く

ラージュ

何をしている

ラージュ様

その女、ナタリア・ハースは

この国の情報を流している裏切りものなのですよ?

国王は証拠がまだ無いと言って

取り入ってくれないのです

我々は間違っていません

ラージュ

彼女はナタリア・ハース本人では無いという情報が入っている

ラージュ

たとえ、本人でもそうで無くても

ラージュ

ここで殺せば真実が解明出来なくなる

ラージュ

何より、王の許可無くの殺戮は許される物では無い

ラージュ

お前達は自分の屋敷に戻り、待機してるように

ラージュ

後に国王から連絡が行く

いや、でも

ラージュ

去れ!!

は、はい!

タッタッタ

シューグラス家は去って行った

私はうつむいていることしか出来なかった

怖かったから

一体どっちなのだろう

仮面で表情がわからない

ただ情報が入って

私を捕らえにきた可能性もある

どっち?

奇跡は・・・

ラージュ

顔を上げろ

私は恐る恐る顔を上げた

そこには

ニヤリティー

・・・はあっ!

そこには仮面を取って

あの笑顔を見せてくれたラージュの姿があった

ラージュ

奇跡は起きた!

ラージュ

オレらの勝ちだ!!

ニヤリティー

はあ

私はラージュを思わず抱きしめた

ニヤリティー

勝ったんだ!

ラージュ

ああ

<少し前>

<キャベリシオン城にて>

ラージュ

・・・何?

ラージュ

兄さん

ラダンゾ

目が覚めたのなら報告しろ

ラージュ

・・・

ラダンゾ

はあ、心の管理人

クローバリヤ

はい

クローバリヤ

目を覚ましてから

クローバリヤ

共に踊った者の事は忘れています

クローバリヤ

先ほどまで戸惑っていましたが

クローバリヤ

今は安定しております

クローバリヤ

我々もお相手の事は詳しくわからず

クローバリヤ

調査もできない状態です

クローバリヤ

外傷や薬物の痕跡が無い事から

クローバリヤ

魔法や呪い関係のものだと思われます

ラージュ

・・・

ラダンゾ

まあ

ラダンゾ

思い出さない方が良いかもしれないな

兄さんは近づいてきた

兄さんの発言にオレは苛立ちを覚えた

ラージュ

はあ?

ラダンゾ

誘った相手に記憶を消されたのだろう

ラダンゾ

なら、その者はお前がもつ情報を狙ったに違いない

ラダンゾ

裏切られた事実を思い出す方が辛いだろう

ラージュ

何で悪者だって決めつけるんだ

ラダンゾ

状況から判断しただけだ

ラダンゾ

逆になぜ

ラダンゾ

お前はその者を信じられる?

ラダンゾ

その者に関する記憶は無いというのに

ラージュ

確かに

ラージュ

姿や顔は覚えてない

ラージュ

でも

ラージュ

まだ、心に残ってる感覚がある

ラージュ

あいつが素晴らしいと

ラージュ

美しいと思い

ラージュ

素晴らしい時間があったと

ラージュ

心のどこかに刻まれてるんだ

ラージュ

たとえ、どんな事実が待っていても

ラージュ

オレは思い出したい!

ラージュ

逃げたりなんかしない!

ラージュ

彼女と向き合うんだ!!

ラダンゾ

・・・

ラダンゾ

・・・はあ

兄さんは手を前に出して

なぜかオレの頭をなで始めた

ラージュ

え?

ラダンゾ

なぜ、お前がオレの弟なのかと思ってしまう

ラダンゾ

オレは今までに2回恋をした

ラダンゾ

一人目はオレを利用するために近づいた

ラダンゾ

二人目はオレから愛したが

ラダンゾ

オレが国王であることで彼女にも危険が及んでしまった

ラダンゾ

それからオレは

ラダンゾ

愛されることも

ラダンゾ

愛する事も臆病になってしまった

ラダンゾ

しかし

ラダンゾ

オレは王族として世継ぎをつくらなければならない

ラダンゾ

だから、王として

ラダンゾ

オレよりも賢く器用なお前に

ラダンゾ

色々と押しつけてしまった

ラダンゾ

すまなかった

ラージュ

・・・兄さん

ラダンゾ

兄として、もう一度聞く

ラダンゾ

どんな事実があったとしても

ラダンゾ

彼女と向き合うか?

ラージュ

ああ

ラダンゾ

そうか

兄さんは懐から何かを取り出した

ラダンゾ

ほら

それは一つの青いペンダント

オレはそれを受け取った瞬間に

身体に衝撃が走るかのようだった

ラージュ

これは

ラージュ

彼女の・・・

ラージュ

ニヤリティーの・・・

ノイラグザ

普通に返してやってくださいよ

ノイラグザ

まわりくどい

クローバリヤ

やっぱりお前、知っていたんだな

ノイラグザ

ああ
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