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フォロー失礼します! ガチ泣きました泣
目から水が出てくるぅっ ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!
うわぁーん
ころん
ころん
僕はずっとそう言ってるのに
彼はずっと微笑んでいる。
ころん
僕はアラームの音で目が覚めた。
汗をかいてたし
息も荒かった。
ころん
僕はつぶやいた。
最近ずっと同じ夢を見る。
僕を庇って死んでしまった
彼氏のさとみくんの夢だ。
薄暗い部屋に
僕とさとみくんがいて
さとみくんはずっと
僕を見て微笑んでいる。
そんな夢をここ最近ずっと見る。
そのたびに大好きな彼を思い出して
泣いてしまう。
ころん
僕を庇って
彼は死んでしまった。
僕はずっと後悔している。
僕が引かれてれば良かったんだ。
でも今さら後悔しても
遅い。
僕は今日も
さとみくんがいない
日常を送る。
重い体を動かして
洗面所に向かった。
バシャバシャ
少し荒く
顔を洗う。
そして顔をタオルで拭く。
拭いている途中
鏡を見て気づいた。
ころん
ころん
最近結構睡眠してるはずなのに.......
まぁいいや。
さとみくんがいないんだもん。
全部どうでもいい。
そんなことを思い始めた。
そんなある日の夢.......
今日もさとみくんは
僕を見て微笑んでいる。
だが、様子が違う。
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
涙が出てきた。
僕の涙が一滴一滴
床に落ちていく。
すると
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみくんはそう言ってきた。
僕はすぐ言った。
ころん
ころん
ころん
ころん
声を振り絞って
そう言った。
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
悲しい笑顔でそう言ってきた。
ころん
さとみくんがいない世界で生きるなんて
絶対に嫌だ。
すると
どんどん視界がぼやけてきた。
そして僕は現実に戻された。
今日もアラームの音で目が覚めた。
僕は泣いていた。
涙が出ていた。
ころん
ころん
ころん
小さい声でそう言った。
そして僕は自○をしようと
決めた。
そしてロープを買いに行った。
帰ってきて
さっそく自○の準備をした。
首吊りの準備が整った。
そしてついに首吊りをする。
用意した台に乗って
首吊りをしようとした時
さとみ
耳元でそう聞こえた気がした。
僕は驚いて
台の上から落ちてしまった。
ころん
ころん
ころん
ころん
また涙を流す。
その涙をさとみくんが拭いてくれた気がした。
ころん
ころん
ころん
目に見えないさとみくんに
感謝をした。
作者
作者