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S)椿野佑

(何だかんだで早5年、まともに喋れる歳になれてひとまずは安心だな)

S)椿野佑

(てか、)

タッタッタ

S)椿野佑

かわいぃ〜っ、ショタ椿ちゃんレア過ぎ〜

S)椿野佑

五歳という本誌にさえ載せられていない過去中なの過去

S)椿野佑

幼少期、少年時代でさえあの破壊力だ…椿ちゃんの限界オタクである僕のライフはとっくにゼロよ!!

S)椿野佑

おかげで毎日鏡と睨めっこさ、どかぞの自愛のカリ◯マといい勝負…いや、あれは例外だな。

S)椿野佑

だがついつい見惚れちゃう、真顔で鏡見ちゃうのよ。肌白、目デカっ、まつ毛ちょんちょんじゃんめちゃ好き~。声に出てないかだかだけ心配しときゃいいよねこんなのもうどうにでもなれ

S)椿野佑

ふふ、佑は本当に鏡が好きなのね

珍しいよな、この歳の男の子が鏡に夢中になるなんて

S)椿野佑

(ふ、ぶっちゃけもう言葉ペラペラだし父上母上に椿ちゃんの魅力を語りまくってやりたいのも山々だが、)

S)椿野佑

(しかし!!)

S)椿野佑

うん!僕、鏡好きだよ

S)椿野佑

(そこは椿ちゃんのイメージを壊さないためにもぐっとこらえ深呼吸だあ落ち着け、落ち着くんだ進藤こと椿野佑ーーー!!!(?))

あ!そういえばもうすぐ小学校の入学式でしょ?ランドセルどうしましょ

あー、そうだな
買わないといけないな

S)椿野佑

(あ、そっか…もう6歳になるのか…早いなあ、18年生きてきただけあってあっという間いっという間うっという間…って感じね、てか伝わるかなぁ命日の歌詞、めっちゃおすすめ)

佑、ランドセル何色がいい?かっこいいのいっぱいあるわよ?

S)椿野佑

(って、いつの間にか話進んでるし、てかランドセルかぁ…原作では黒だったし…ここは合わせて…)

S)椿野佑

(…合わせる…かぁ)

S)椿野佑

佑?どうしたんだ?
早く決めなさい

S)椿野佑

パパママ、あのさ…

?どうしたの?佑

何か悩んでるのか?

S)椿野佑

僕ね

S)椿野佑

赤のランドセルがいいな

え?

赤?

S)椿野佑

うん

S)椿野佑

(合わせてばかりは嫌だな、椿ちゃんはもっと“好き”を表現出来る子だもん…それに、)

S)椿野佑

(本誌と違う選択をすればどうなるかも気になる…あとこの一生、あの神様の鑑賞に値しないといけない契約だしな、まったく、どこのオヤシロ様だよ…)

S)椿野佑

(で?…両親の反応は…)

男の子で赤かぁ…

そうねぇ…

S)椿野佑

(うわぁ、常識に囚われてるよ、まぁそれが一般でいう“普通”ってやつなのかな…)

S)椿野佑

(でもそんなの、椿ちゃんとして生きる以上それに囚われ続ける事は苦を意味するんだ…お願いだお父上母上えぇ…!!)

でもなぁ、佑

みーんな黒とか青なんだぞ?1人だけ女の子と同じってのは…

カッコいいのにしないか?

S)椿野佑

(やっぱダメかぁ)
ううん、僕は赤がいいの

S)椿野佑

可愛いし、綺麗な色してるから

うーーん…

S)椿野佑

(素直に…素直になるんだ、椿ちゃんのうちにあった気持ち、椿ちゃんの本当の望み…)

S)椿野佑

(“今”だからこあの彼が見れたけど、今の僕にもできるかな…あんなカッコいい人に、一歩でも早くなりたくて…)

でもなぁ…

S)椿野佑

やっぱり、ダメ…だよね…

いいんじゃない?

S)椿野佑

え?

は?!いや、何いって

だって!佑がこれがいいっていってるのよ?意見の尊重は大切でしょ?

S)椿野佑

ママ、

それに、これから先はっきり言えない事だって増えてくる、今しか見れない佑の“好き”を見てあげないと

S)椿野佑

(こ、この人…)

S)椿野佑

(ちょー優しいじゃん!!!さすが椿ちゃんママ!よく分かってらっしゃる!!た、たいしてお父様は…!)

んー…

それもそうだな、

よし!佑、お前のいうとおり
綺麗な赤いランドセルにしよう!

S)椿野佑

(こっちもめちゃいい人だあああ!え、なにこの幸せ空間。流石は推し家族、何て尊いんだ!!)

S)椿野佑

パパ、ママ…!ありがとっ

よし、じゃあ早速明日皆んなで買いに行こう!

そうね!あー楽しみね!

S)椿野佑

うん!

S)椿野佑

(何だ、嘘つかなくていいんじゃん…)

S)椿野佑

(椿ちゃん、もう大丈夫、君の幸せは僕の幸せだから。君の一生は僕が幸福で埋めてあげる!絶対に絶対だから!頑張るね!!)

そうして過ごしていき、早くも入学式当日

先生

一年A組に入学された皆さん、ようこそ小学校へ

先生

ここではみんな仲良く楽しく過ごす事を目標に毎日一緒に________

S)椿野佑

(なんとかここまでだな、はぁもう6歳…推しの成長を見れて幸せだわぁ)

S)椿野佑

(それにしても、中身18歳の僕からしたら小学生の問題ってちょー余裕じゃない??成績トップ間違い無しねこれ…!って、)

S)椿野佑

(ダメダメ、大人がないわそんなの、僕はこれからみんなと並んで頑張るのよ!絶対!椿ちゃんならそれを願ってくれるもん!うん!)

先生

では皆さん、仲良く過ごしましょうね!

S)椿野佑

はーい!

次回、佑小学生になりました編

【ある日車に撥ねられた僕は推しになってました!!】ここまでがタイトル

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