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ロン

なぁ、竜馬

竜馬

どうした?

ロン

強い奴を探しに来たのは
良いものの、

ロン

強い奴なんてどこにもいねえぞ

竜馬

ここは無法地帯、1人ぐらい強い奴がいてもおかしくはないけどな

ロン

それがいねえんだよな〜

ロン

もう飽きちまったよ、

竜馬

俺は帰っても良いぞ

ロン

そうしようぜ

タクト

ちょっと待ってください!

ロン

あ?誰だお前

竜馬

見たことねえ奴だな

タクト

あなた達に倒して欲しい人がいます!

ロン

一通り見たけど雑魚しかねえよこの地帯は

ロン

もうつまんねえんだよクソが

竜馬

分かったらさっさと俺らの前から消えろ

タクト

待ってください!あなた達はまだ会っていないはずです!

ロン

んだよ、そもそもてめえは誰なんだよ。

ロン

撃っちまうぞ?

竜馬

ころすぞクソガキ、早く消えろ

タクト

話の通じない人たちだ...
まずは話を聞いてくださ...

タクト

!?!?

ICE・エージェントのカイル

私はICEエージェントのカイル、この世の全ての人間に階級をつけるものです。

ロン

あーもうめんどくせえな

竜馬

登場人物が増えてくばかりで何も理解できねえよ

ICE・エージェントのカイル

私はこの世界の神ようなもの、あなた達のランクもすでに決まっています。

ロン

あーそうですか

ロン

だったら俺のランクはなんだよ?

ICE・エージェントのカイル

この世界には階級があります
上から順に
色レベル
数字レベル
アルファベットレベル
物質レベル
です。そしてこの中でも細かく強さが分類されています。

ICE・エージェントのカイル

そしてあなた達は上から4番目の物質レベルに分類されますね

ロン

何をつらつらと...そんなんで俺らの強さが分かる訳ねえだろ

竜馬

そうだよ、俺らは普通の人間より遥かにつええぞ?

ICE・エージェントのカイル

はい、普通の人間は物質レベルにも辿り着けませんので

ICE・エージェントのカイル

あなた達は確かに人間界では強い分類です。

ロン

でもそれより上がいんのかよ

竜馬

信じられねえな、

ICE・エージェントのカイル

残念ながら居ます。強い人間はレベルが違うのです。

ICE・エージェントのカイル

この無法地帯と言う場所には、あなた達よりも遥かに強い人が大量に居ます。

タクト

だけどあなた達は強い奴と戦いたいんでしょ!?だったらやっつけてくださいよ!

ICE・エージェントのカイル

立ち向かって勝てる確率は10%もありません。

ICE・エージェントのカイル

諦めるのが吉だと思います。
私は全てを知っているのだから。

タクト

だまれ!だまれ!あいつらのせいで俺らの生活はめちゃくちゃだ!

タクト

神なら俺ら人間にも救いの手を差し伸べろよ!

ICE・エージェントのカイル

私はこの世界を支配していますが、凡才に才能を与えることはできません。

ICE・エージェントのカイル

せめて物質レベルに達した人間であれば進化に値しますが、

ICE・エージェントのカイル

あなたのようなただの凡人にはなんの処置も施せません。

ロン

おいおい、てめえら勝手に喋ってるけどよ

ロン

要するにそのつええ奴らをぶっ潰せば良いんだろ?

タクト

はい!そうです!お願いしたいんです!

竜馬

任せとけよ、俺らが物質レベルだかなんだか知らねえけどよ

竜馬

それでも進化できる可能性はあんだろ?

竜馬

だったらやるしかねえだろ

ICE・エージェントのカイル

ふふふ、その通りです。
ご検討を祈りますよ。

ロン

いくぞ竜馬

竜馬

おう

タクト

ここにいるはずです!

ロン

おいお前さ、ついてきて大丈夫なのかよ?

竜馬

あぶねえぞおめえみてえに弱い人間、1発で殺されちまうぞ

タクト

私はあなたたちを信じています!

ロン

そうか、なんでも良いけどよ、

ロン

とにかくつええ奴を探すぞ

グラン

おい、お前達何者だ。

ロン

な...!急に現れた...!

竜馬

(しかもなんだこの
オーラ...!尋常じゃねえぞ...)

グラン

今からこの先で集会が始まる。お前達が来るべき場所ではない。

グラン

立ち去れ。

ロン

(ちくしょう。こいつに勝てる気はしねえが...)

パン...!パァン...!

ロンは銃を2発撃った。

グランの胸に突き刺さる。

ロン

やったか...!?

グラン

そうか、お前は物質レベルなのか。

竜馬

なぜこいつ...立っていられる...!?

グラン

残念だが我々の前ではお前らも雑魚な人間と変わらない。

グラン

もう一度言う

グラン

立ち去れ。

グランの圧力は次第に増す一方だ。

ロンと竜馬は空気の重さや圧力が凄まじくなっていくのを感じた。

ロン

もうだめだ...逃げるぞ...

ロン達はその場から立ち去った。

ロン

あいつはやべえ...あんな奴がこの世に存在するなんてな...

竜馬

そうだな...

竜馬

ん?てかあの人間はどこ行った?

ロン

あ、そう言えばあいつどこ行ったんだ?先に逃げたのか?

竜馬

急に居なくなりやがって

ロン

は?おい、どう言うことだよ。

竜馬

あーそりゃそうだ。普通の人間じゃあの圧力は耐えれねえだろ...

ロン

それで死ぬのかよ...!
どんだけやべえんだよ...

ロン

まて、俺らもだぞ...?

竜馬

ああ、俺らも体の至る所が焼けている。

ロン

火傷みてえになってやがる...!

ロン

恐怖でアドレナリンが出まくってたせいだ...気づかなかったぜ....

竜馬

マジでやべえんじゃねえか...?倒すなんて不可能だろ

ロン

俺は決めたぜ、あいつらの全貌を暴くってな

竜馬

まて、そんな事したら殺されるかも知れないぞ?

ロン

いいや、俺には1つ手があるんだよ

竜馬

どんな手だ?

ロン

俺にはこの秘伝の透明薬がある、これは歴代ずっと使われてきた伝説のアイテムだ。

竜馬

それはすげえな、だがバレねえか...?

ロン

歴代でバレた人間は1人もいないと言うんだよ。魂ごと気配を消せるらしいぜ。

竜馬

なるほどな、それであいつらの正体を暴くってのか!

ロン

おう、やる価値はあんだろ。

竜馬

よし!いこう!

ロン

よし、透明になったぞ

竜馬

ここからは俺のテレパシー能力で会話しよう。

ロン

(いいか、絶対1言1句聞き逃すなよ...!)

竜馬

(分かってるさ)

グラン

さぁ、集会を始めようか。

グラン

まずは人数確認からだ。

グラン

アルファベットレベルから名乗り出ろ。

ブラッディ・チェリー

知らない人も居るから自己紹介しておこう

ブラッディ・チェリー

私の名前はブラッディ・チェリー、アルファベットレベルの中でもSSクラスだ。

ブラッディ・チェリー

チェリーとでも呼んでくれ

ローズ・ジャンガル

次は僕か、僕はローズ・ジャンガル
僕もランクはSSだよ

ローズ・ジャンガル

よろしくね

シャングリラ

我はシャングリラ、アルファベット最高クラスのSSだ

シャングリラ

会ったことの無い人間にも言っておくが我は強い。口の聞き方には気をつけてくれ

サラ・コスモス

私はサラ・コスモス、サラって呼んで

サラ・コスモス

ランクは同じくSS、今日会う人全員知らないけど

サラ・コスモス

まぁよろしくね。

クリア

ぼくはクリアだよ、ランクはSSでお前らよりも強いと思っているよ

クリア

まぁなんでもいいけど、さっきのジャングリラとか言うやつまじうざいから

クリア

後でぶっ潰すね。

シャングリラ

やれるものならな

ロン

(やべえ、強そうな奴しか居ねえぞ)

竜馬

(どう考えても雰囲気が違うな、これが俺らの1個上のクラス...)

ロン

(これより上がいるなんて驚きだぜ....)

グラン

じゃあ次はナンバーズや数字レベルの奴らだ。

カンチ99

やぁ、カンチ99だよ。数字レベルではランクなんてものは定められてないなぁ

カンチ99

まぁとにかく強いとは思うからよろしく!

よん!(仮の姿)

ナンバーズのリーダー
よん!だよ!

よん!(仮の姿)

完全体は本気にならないと見せないけど、仲間のナンバーズは普段から見せてるみたい!

よん!(仮の姿)

まぁよろしく愚民ども!

いち!(完全体)

いち!だぜ、よん!に続いてナンバーズをやらせてもらってる

いち!(完全体)

よろしくだ

に!(完全体)

に!だよー
よん!の元でやらせてもらってるよー

に!(完全体)

ナンバーズ最高だよ!よろしくー!

さん!(完全体)

さん!だよ
同じくナンバーズの一員さ!よろしくね

はち!(完全体)

はち!だ、バカみたいな奴に用はない。ナンバーズは偉大だからな。

じゅういち!(完全体)

じゅういち!と言うものだ。ナンバーズではだいぶ強い方だと思っているが、

じゅういち!(完全体)

どんな奴でも逆らう奴は皆殺しだ。

はち!(完全体)

まぁこんなもんだ。グラン、続けろ。

グラン

じゃあ最後は色だな。
我から行くか。

グラン

我はグラン、色は紅だ。
とにかくお前らとこうして仲良く喋れているだけで嬉しい。

グラン

戦う時が来ても、我に喧嘩を売るような真似だけは推奨しない。

グラン

無謀だからだ。

蒼一郎

よぉ、お前ら元気か?

蒼一郎

俺は蒼一郎で元々は数字レベルだよ。だけど

蒼一郎

今は色レベル蒼となった。
俺には元々努力できる才能があったからな。

蒼一郎

よろしくだ。

千トラル・ミナミ

最後は私かー
私は千トラル・ミナミ(セントラルミナミ)
色レベルは青藍(セイラン)

千トラル・ミナミ

どんな人でも戦えば死ぬ可能性がある。

千トラル・ミナミ

命を捨てれる人間が色レベルに達せれるんだと思うから。

千トラル・ミナミ

皆も頑張って。

グラン

以上で今日の集会メンバーは以上みたいだな。

グラン

欠席者は、さんじゅうさんとよんじゅうよんか、まぁあいつは良いだろう。

グラン

とにかくお前達はこれから死を覚悟しながら生きていくことになる。

グラン

何故なら私の偽物が現れその勢力を拡大しているからだ。

蒼一郎

偽物だと...?それは許せんな

カンチ99

絶対に倒すべきだね

クリア

僕は正直どうでも良いけどね。僕にはなんの害もないし。

シャングリラ

お前さっきから本当に生意気だな。お前は自分の立場を理解しているのか?

クリア

してるよ。その上で言うけどさ。

クリア

僕たちを戦いに行かせるつもり?

クリア

グラン1人でやれば良いじゃん

クリア

わざわざ僕たちを使う意味はないでしょ

サラ・コスモス

クリア、少しは黙ったら?

ブラッディ・チェリー

お前はどうせ暇だしやる事無いんだから、大人しく従えば良いの。

クリア

ふざけんな、お前ら皆殺しにしてやろうか。

グラン

まぁ待てお前達

グラン

その偽物のグランはお前らを狙っている。

クリア

どういうこと?

グラン

いいか、よく聞け。その偽物はお前達を仲間にしようとしている。

グラン

そのためにお前達を瀕死状態にまで持っていくつもりだ。

ローズ・ジャンガル

いや待ってよ、僕たちこんなにいっぱいいるんだからさ

ローズ・ジャンガル

負けるはずがなく無い?そんな1匹如きに

シャングリラ

それは俺も思った。負けないだろ

グラン

甘く見るな。相手は色レベル以上の力を持っている可能性がある。

蒼一郎

どう言う事だ?

クリア

色レベルの上はこの世には無いはずだよ。

グラン

それがあるかも知れないんだ。

グラン

我は一度色レベルの力を遥かに超えた力を得た。

グラン

だが色レベルの先にあるものは真っ黒い世界だった。

グラン

力を持ったのは良いが、それをどこにぶつければいいのかもわからず、

グラン

気づいたら暴走していた。

グラン

我の紅は黒のペンキに塗りつぶされた。

グラン

どんな色も黒には勝てないからな。

サラ・コスモス

しかし今の話からしても、偽物のグランはその力を使いこなせないと思う

サラ・コスモス

だって本物ですら難しいのに

カンチ99

確かにそうね

よん!(仮の姿)

そーだよ!むりじゃん!

グラン

それがな。

グラン

偽物のグランはICEエージェントカイルのバグによって作り出されたものらしいんだ。

グラン

つまりこの世界の枠組みから外れた存在ってことだ。

千トラル・ミナミ

なんだって...!?つまりそれって...

いち!(完全体)

確かにバグなら色レベルを越えることもあり得そうですね...

グラン

ICEエージェントカイルは色レベルではなく、そのレベルを超えた存在だ。

グラン

つまり神。その神が作り出したバグ。

グラン

偽物のグランの名は、ガイルだそうだ。

カンチ99

めちゃめちゃ名前が似てるね

ブラッディ・チェリー

カイルとガイル...にすぎじゃない?

グラン

そこが問題だったんだ。カイルは間違えて作り出したガイルの暴走を止められなかった。

グラン

つまりガイルはカイルよりも強いと言うことになる。

ローズ・ジャンガル

この世界の神よりも強い存在だなんて、

クリア

そりゃ僕らも消されちゃうかもね、早くなんとかしないとって思ってきたよ。

シャングリラ

だいぶまずい状況だ。そのガイルを皆で消さなければ、

グラン

最もガイルはICEエージェントのカイルや色レベルよりも上のレベルである事は間違いない。

グラン

その先になんのレベルがあるのかはまだ研究中だが、

グラン

とにかく我々で力を合わせよう。

よん!(リーダー)

よーし、ぶっ潰すよ!

さん!(完全体)

よんが完全体になってる...

はち!(完全体)

みなで力を合わせようじゃ無いか。

クリア

倒せるかわからないけど、やってみるよ

千トラル・ミナミ

倒せる倒せないじゃ無いよ!目の前の敵を消去すれば問題なしだよ!

蒼一郎

相変わらずミナミは見た目とは反して脳筋だな笑

蒼一郎

頭は良いから良いけどさ

カンチ99

とにかくやろう

ブラッディ・チェリー

そうね、私たちならこの世界のバグでもなんでも消せるって信じてる。

グラン

さぁ行こう。

こうしてグランを筆頭に、 最強の部隊が組まれたのであった。

竜馬

(なんか恐ろしい話を聞いちまったな...)

ロン

あ、もう誰もいねえし普通に喋るか

竜馬

そうだな

ロン

今の話ほんとだったら相当やべえぞ

竜馬

ICEエージェントのカイルに聞いてみるのは?

ロン

それはありだな。

竜馬

俺らで真実を暴こう。そうすりゃなんか力が手に入るかも知れないしな

ロン

そうさ、しかも俺様は伝説の秘薬を何個も持ってるんだぜ

ロン

あいつらでさえ知らないようなのばっかさ。

ロン

下手すりゃICEエージェントカイルですら知らねえんじゃねえか?

竜馬

流石に知ってるだろ

ロン

いいや、俺の自作だし俺が開発したもんばっかだからな

竜馬

その薬が役に立つかはわかんねえけど、

竜馬

まぁとにかく俺らは俺らで色々考えなきゃだな。

ロン

ああ、面白えことが起きそうだ...!

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