一覧ページ

救い主〜神様編2〜

第20話 - 謎の涙

2024年07月24日

#オリジナルストーリー

#救い主

スロース

琳寧

え？どうゆうこと？（合体は解いた）

凛音

ん？そのままのことだよ

凛音

俺が琳寧を倒したのは、能力によるもの。

凛音

まぁ、簡単に効果を言えば、必ず仮死状態にするというか…

イザナギ

そんなことしようとしてたのか…

凛音

ちゃんとコントロールできるから、本当に死ぬなんてことはないから安心してくれよ？

琳寧

（そうゆう問題でもない気がする…）

イザナギ

（大鎌、仮死…死神じゃん…）

凛音

それで、俺はその能力を使った。いわば、ズルをしたってことだな

凛音

もし普通に琳寧が倒れるだけなら、俺が能力を使ったってことを言わずに俺の勝ちってするつもりだったんだが…

凛音

でも俺が倒れた理由は、シンプルな攻撃の威力。能力による絶対的なものではない

凛音

だから、これは琳寧の勝ちだといっていいだろ？

イザナギ

なるほどな…

イザナギ

なら琳寧ちゃんの勝ちで！

やったぁ！！

琳寧

暁月！やっとで凛音に勝てたよ！

ヴォン

暁月

えぇ。今まで頑張ってきた甲斐がありましたね！！

ワイワイ

イザナギ

…お前が琳寧ちゃん相手に“ちゃんと“能力を使うとは思わなかったよ

凛音

まぁな。一応、手加減はあんまりしない予定とはいえ、能力…というか『異能』は使わない予定だったんだよ

イザナギ

ならなんで使ったんだ？

凛音

う〜ん…

凛音

なんでだろ。俺でもあんまわからん

イザナギ

なんだそれ

凛音

うるせぇ

凛音

まぁけど…怖かった…のかな？

凛音

なんというか……

凛音

さっき、暁月と『一信一体』って技をやってただろ？

凛音

その時、俺と琳寧の繋がりが一瞬、すごく薄くなったんだ

凛音

だから、琳寧が消えるんじゃないか。

凛音

俺から離れていくんじゃないか。

凛音

他人に琳寧を奪われるんじゃないか。

そう感じて、すごく怖かった。また昔と同じ思いをするんじゃないかと思ってた。

イザナギ

…？昔と同じ？

凛音

あぁ、いや。気にするな

グスッ

イザナギ

…てかお前…泣いてる？

凛音

え？

ポロポロ

イザナギ

え！？本当に泣いてるとは…

凛音

あれ…はは。ホントだ。

凛音

いろんな思いがぐちゃぐちゃになったんだろうな

ゴシゴシ

凛音

琳寧〜

琳寧

ん？どうしたの…って、凛音、目赤いけdー

ギュッ

凛音

本当に、強くなったな。

凛音

次こそはお前を一人にしない。俺も頼ってくれ

凛音

必ず力になるから。

琳寧

え？ちょっと言ってることの意味がイマイチよく分からない…

凛音

ふっ、わからなくていいさ。

凛音

ごめんけど、もうちょっとだけこのままでいてもいいか…？

琳寧

ﾆｺｯうん。いいよ

ポンポン

凛音

……

暁月

…昔からずっと変わりませんね。

凛音

そんな変わるものじゃないさ

琳寧

…？

凛音

ところで、イザナミのところにはいつ行くんだ？

イザナギ

今の琳寧ちゃんの様子だと、今すぐに行ってもいい気がするけど

イザナギ

でも、予定では明後日行く予定にしてるんだよね

凛音

明後日か…

凛音

（え〜どうしよ。新しい技を教えようか教えないか…）

凛音

（いや、まだいいか）

凛音

分かった。なら、明日は何をするんだ？

イザナギ

今のところは、ゆっくり休むってしようと思ってるよ

琳寧

（お休み…！！）

凛音

（お？なんだ、休みたかったのか？）

琳寧

（別に休みたかったとかではないけど…休みって嬉しいじゃん？）

凛音

（めっちゃわかる。その気持ち。）

凛音

（俺も明日は仕事休みだからな！のんびりできるー！！）

イザナギ

ちょいちょい、君らの会話全部聞こえるんですけども？

琳寧

あ、そうだ。聞こえるんだった。

凛音

勝手に盗み聞きすんな

イザナギ

いやそんなこと言われても…

暁月

((実は僕も聞こえると言うのは言わないようにしておこう…))

イザナギ

まぁそれは置いておいて

イザナギ

ということなので、明日はしっかり休んで、決闘に備えててね！

琳寧

はい！

チャプン

琳寧

は〜癒される〜

琳寧

（というか、ここ数日凛音が一緒にお風呂に入らなくなった。）

琳寧

（理由を聞いたら…）

凛音

いや、もうお前13歳だろうが！

凛音

絶賛思春期の女の子が男と風呂入れるわけねぇだろうが！！

琳寧

え、ちょっと前までは一緒に入ってたじゃん

凛音

その時はお前もまだ…なんというか…女らしい体型じゃなかったからな

凛音

今の自分の体を見てみろ！筋肉も含めて、ちゃんと育ってきてるだろ！！

琳寧

（と怒られた。）

琳寧

（幼い頃からずっと一緒だったんだから、別にそんなこと気にしなくてもいいのに…）

琳寧

それにしても…

ムキッ

琳寧

（私も思う。確かに筋肉はついてきてる）

琳寧

（そういえば、凛音も青嵐ぐらいついてたような気がする…）

琳寧

（私もそれぐらい筋肉つけたいな…）

琳寧ちゃん。あの人達は男性ホルモンがあるからムキムキなだけであって、残念ながらあなたはアレほどは付きませんよ。

ボフッ

琳寧

あ〜今日も頑張った〜！

凛音

あぁ。お疲れ様

琳寧

…というか凛音。前から思ってたんだけど、凛音ってなんの仕事してるの？

凛音

…え

凛音

あぁ、いやぁ、その…企業秘密ってことにしても…？

琳寧

え〜知りたいな〜？

凛音

うぅ…

バリンッ！

！！？？

黒い鳩

アイコンはカラスですが、黒の鳩だと思ってくだされ））

黒い鳩

琳寧殿！！

琳寧

え、鳥が喋った…！！

凛音

え、あ、そっち？

黒い鳩

黄泉の国の王、イザナミ様からの手紙を預かっております

黒い鳩

どうぞ。急いで読んでくだされ！

救い主〜神様編2〜

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

スロース

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

救い主〜神様編2〜

第20話 - 謎の涙

作者の他の作品すべて見る

#オリジナルストーリーの新着小説
一覧

関連するタグ

救い主〜神様編2〜

第20話 - 謎の涙

作者の他の作品すべて見る

#オリジナルストーリーの新着小説一覧

関連するタグ

#オリジナルストーリーの新着小説
一覧