とある2人の配信者の日常

アラームが鳴り響く

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

軽い朝食を終え、手櫛で髪を梳く。

手元にあった財布や携帯をショルダーに詰めて部屋を出る。

全力で走り始める

息を切らしながらそう呟いた

ドアが閉まります

車内のポールに寄りかかり、 肩で息をする

そんな物思いにふけっていると、アナウンスとともに扉が開く。

外界の騒がしい音が耳に飛び込み、思考が引き戻され慌てて電車を降りる

改札を通り抜け、携帯の地図機能を使いながら道を進んでいく。

見上げた先には、周りの家が幾つも入るだろう大きな家。

携帯の地図機能はここが目的地だと表示している

段々と足音が大きくなっていき、 ガチャ、と扉が開かれる

歩きながら会話をしているうちに リビングに着く。

そう言って立ち上がったらっだぁはキッチンに向かい、カチャカチャと音を立てていい匂いを漂わせた。