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五条の弟は…

第13話 - ー12話ー

2025年05月31日

#呪術廻戦

#呪術廻戦夢小説

#初心者

きのこのこ

ー12話ー

夢小説注意男主いますキャラ崩壊しますグタグタ諸々注意なので苦手な方はご縁力ください

きのこのこ

ではスタート

五条朔

ﾝ"……

起きたか

五条朔

硝子、ちゃ、ん…？

家入硝子

無理に起き上がるなよ、治したとはいえ

ｽﾞｷｯ…

五条朔

…う"ｯ…

家入硝子

…どうした

五条朔

ｯ……？（右…の肩…に痛み…？何の…

家入硝子

どうした朔

五条朔

…右肩、のところに何か傷あった？

家入硝子

いいや、傷痕は特に

五条朔

（じゃあ…何だこの痛み…痺れる感じの…針で刺されるような痛み…）

家入硝子

見るか？

五条朔

うん、見て欲しい

家入硝子

わかった、

ｽﾙｯ…

五条朔

ぐえー…めくらなくても…脱いだのに〜

家入硝子

痛いって言ってる奴を動かすやつか…？

家入硝子

なんだ、…これ

五条朔

？何どうしたの硝子ちゃん

家入硝子

五条…、兄の方呼んでくる…

五条朔

え、そんな重大？

家入硝子

重大というか……とりあえず大人しくしとけ…！

ガチャ、バタン！

五条朔

ちょ、……硝子ちゃ〜ん…？

ガチャ！

五条朔

あ、おかえ

五条悟

背中!!

五条朔

うぇ！！？

五条悟

見せて！

五条朔

は、…はい…

ﾊﾞｯ！

五条朔

ぐえ…

五条悟

なに、…これアザ…？

五条朔

！

パシンｯ！

五条悟

！

家入硝子

！

五条朔

……ぁ、……えっ、と…その背中のは…もう大丈夫…もうわかったから

五条悟

何がわかったの??僕たちは何も分かってないよ…ｽﾙｯ（目隠しを外す

五条朔

本当に!!!!大丈夫だから…！

家入硝子

…

五条悟

何隠してんの？朔

五条朔

だから…!!

五条悟

答えろ朔

五条朔

！…なに、…怒ってん、の…？

五条悟

怒ってないよ〜？怒ってると感じてんならさっさと話な、朔

五条朔

ｯ…

そこまでだ、呪術師

五条朔

！…すく、…な、…？

五条悟

！

家入硝子

！

虎杖悠仁

あ、…え〜っと………こいつがなんか急にこの部屋の方向にいけってうるさくて…来てみたら修羅場ぽい…？

朔、お前アザが広がったんだろ

五条朔

！…

五条悟

…アザが広がる…？

どうやら口を滑らせてしまったみたいだな??朔

五条朔

分かってやってるだろ…！

悪い悪い

五条朔

思ってねぇくせに……！

五条悟

どういうこと朔

五条朔

……アザに呪力を込めると…アザを使えるんだ…それが俺の術式だ…

五条朔

紅薔薇は…血を俺の体の代わりにして発動させてるものだ…だから威力は少し下がる

五条悟

そんな話一言も

五条朔

平安の時は…使ってた…だけど宿儺と出会う少し前…左腕が徐々に動かなくなっていったんだ…

五条朔

それと同時にアザは元の大きさに戻らなくなった……それから使う度に俺の体は少しずつ動かなくなって

五条朔

宿儺と出会った時には完全に左腕は動かなくなってた

左足もだろ

五条朔

！…左足はまだ多少動いていたよ…

五条悟

なんでそんな大事なこと黙ってたの！

五条朔

…使うとは思ってなかったから

五条悟

じゃあ今回使ったのか

五条朔

……血を使うのにも限度がある…！だから今回は使っただけだ…！

五条悟

さっきの時点で話してよ…朔

五条朔

……ごめん…

五条悟

…ｯ…ﾊｧｯ…僕もごめん…

朔、広がったアザを見せろ

五条朔

…それは…いいけど……ｸﾞｯ（上の服を脱ぐ）

ﾊﾟｻｯ…

虎杖悠仁

！

五条朔

……今見える範囲だけど…平安の時と比べると広がるスピード少し早いな（今度は…右側か…）

五条悟

なっ…!!

五条朔

少しだけだけね

痛まんのか？

五条朔

え、

使った後は痛くて泣いておったでは無いか

五条朔

ちょっと待て…！知ってのか

嗚呼

五条朔

隠せてると思ってたのに…

はは

五条朔

ﾊｧｧ〜…

五条悟

本当に？大丈夫なの？

五条朔

起きた時少し痛かったけど今はもう平気

……小僧変われ

虎杖悠仁

無理

ﾊｧ、ダル…殺すような奴はここにはおらん強いて言うなら呪術師だが朔の前では殺さん

虎杖悠仁

信用出来ねぇ

五条悟

…

五条朔

…悠仁、大丈夫だよ

虎杖悠仁

でも…

五条朔

この人、俺の前で人殺したことないから

虎杖悠仁

う"っ…う〜ん…

五条悟

悠仁いいよ、僕がいるしね

虎杖悠仁

そこまで言うなら…

五条悟

硝子は一応外出て

家入硝子

そのつもりだ

ガチャ…バタン！

五条悟

いいよ

虎杖悠仁

…もう〜…

ｽｩｯ…

両面宿儺

…朔

五条朔

！

ﾀｯ…

ｶﾞﾊﾞｯ…

五条朔

ふふ…腕2本だとなんだか物足りないですね

両面宿儺

はは!!!!お前はあの異形の姿で見慣れておるからな？

五条朔

そうですね…悠仁に感謝しなければ…

両面宿儺

あんな小僧なんぞに感謝をするな

五条朔

怒られますよ…で？出てきたのは？

両面宿儺

いかんいかん、抱擁でき感動で忘れるところだった

両面宿儺

少し痛むぞ

五条朔

？

五条悟

待てよ宿儺

両面宿儺

…はぁなんだ、呪術師

五条悟

何をしようとしてる

両面宿儺

何と、こいつを守るお呪いだ

五条悟

誰が信用しろと？

五条朔

兄貴、大丈夫

五条悟

何が…！

両面宿儺

ｽｯ…（指先に呪力を集める

両面宿儺

お前は本当に危なかっしい奴だ……転けかけ俺の腹の口に入りよったし

五条朔

あ、あれは…!!怖かったのもあり…夜目は効かないのです…

両面宿儺

だとしてもだ…自身の住処の配置くらい覚えておれ……

ｽﾞｩｯ…

五条朔

ｯ…あ"ｯ……っ"い…！

五条悟

朔!!!!

両面宿儺

少し我慢しろ…すぐ終わる

五条朔

う"ｯ…うぅ……!!

両面宿儺

……あと少しだ…

五条朔

ｯ…

ﾊﾟﾝｯ！

五条朔

ｯﾊｧﾊｧﾊｧ…!!!!

両面宿儺

…よし…綺麗になったな

五条朔

なに、を…

両面宿儺

アザに色が出た…綺麗な紅だ

両面宿儺

まじないはその色が落ちるまでだ…いいな？

五条朔

嗚呼…まじないって……？

両面宿儺

直に分かる…小僧！変われ

ｽｩｯ…

虎杖悠仁

……おぉ！先輩！

五条朔

おかえり悠仁…ありがとうね嫌々宿儺と代わってもらって

虎杖悠仁

無事ならいいっすよ！

五条朔

…（おまじないって…なんだろう…

五条悟

朔、だいじょ

ﾊﾞﾁﾝ！

五条朔

！

五条悟

！（弾かれた…？）

虎杖悠仁

え、すごい音したけど

五条朔

兄貴！大丈夫…?!

五条悟

嗚呼、宿儺…朔に何をした…!!

まじないだと言っておる

五条悟

まじない？どこが…！

呪術の関係上そいつの上半身までしか出来なかったが…そいつの上半身に呪力で攻撃すると攻撃は弾かれる

五条朔

！

五条悟

なるほど、僕と相性悪いんだ

俺が殺すのはいいが雑魚に殺されるのは不愉快だ

五条朔

待て宿儺、遠回しに俺の事弱いって言ってる??ねぇ！

事実だろ

五条朔

宿儺の阿呆！

なんとでも言え

虎杖悠仁

こいつメンタル凄いな…

五条朔

兄貴は手大丈夫？

五条悟

うん、宿儺

五条悟

これ朔には害ないんだろうな

嗚呼、俺が朔に危害のある術式をかけると思うのか

五条悟

はっ、そんなのわかんないだろ…朔、痛かったら言うんだよ？

五条朔

うん

……

五条朔

？宿儺？どうかした？

…いいや何も無い

ｽｯ…

虎杖悠仁

消えるの早っ！！？

五条朔

そんなも、

ドサッ…

虎杖悠仁

！先輩!!

五条悟

朔!!!朔!!

五条朔

（あ、れ……急に…なん、で…

ﾎﾟﾀｯ…

五条朔

ﾝ"ｯ……？

起きたか

五条朔

すく、な…？

両面宿儺

嗚呼

五条朔

！

ﾀｯ！

バシャン！

五条朔

！ｯ…はな、…せ！

両面宿儺

よく俺から逃げようと思ったな？

五条朔

ｯなんで…！

両面宿儺

ここは俺の生得領域だ、引き込んだ

五条朔

！…なんで引き込んだ!!!

両面宿儺

あの呪術師と距離が近い

五条朔

兄弟なんだが…！？

両面宿儺

はっ…とんだ阿呆だな？

五条朔

なんだその言い方！

両面宿儺

あいつはお前を兄弟とは見てない

五条朔

は、…？

両面宿儺

お前にまじないをかけた後あいつが触ってきただろ

五条朔

あ、嗚呼…

両面宿儺

その時のあいつの顔と言ったら…（独占か…執着か…はたまた別か…）

両面宿儺

とりあえず…アイツはお前のことを兄弟とは見てない…お前が兄と慕っているからアイツもそれに合わせてるだけだ

五条朔

何いって、…

両面宿儺

薄々気がついているだろう？

五条朔

知らない…！兄貴が俺にそんな感情を抱いてるわけが無いだろ！

両面宿儺

ﾊｧ……お前は昔っから良くも悪くも鈍感もいいところだ…

五条朔

なっ…!!

両面宿儺

とりあえず…アイツはそういう目でしか見てない……だから距離感を考えろ

両面宿儺

いいな？

五条朔

……

両面宿儺

朔也

五条朔

嫌だ

両面宿儺

朔也

五条朔

嫌だ…！

両面宿儺

朔也

五条朔

兄さんとは兄弟だ!!!俺が兄と慕っていれば兄は合わせてくれるんだろ…!?

両面宿儺

お前が兄として慕っていても不安要素はある

五条朔

だから…おまじないなんて言って俺の周りにつけたんだ…！

両面宿儺

嗚呼もちろんとも…

五条朔

宿儺をそこまでさせてるのはなんで…？

両面宿儺

また殺されるのはもうごめんだ…お前を殺そうとした奴、傷つけた奴はお前に手を出したことを後悔させてやる…！

ゾッ…！

五条朔

っ…そんなこと！

両面宿儺

それが嫌なら距離感と強くなれ…それがお前のできることだ

五条朔

ｯ……

両面宿儺

身体を手に入れたら必ず抱き直す

五条朔

は、…

両面宿儺

その時までに覚悟を決めておけよ…いいな？

五条朔

…嗚呼…

ｶﾞﾊﾞｯ！

五条朔

ﾊｧﾊｧﾊｧｯ…!!?（おれ、…きぜ、つ…した…??

おはよう朔

五条朔

！…兄貴…

五条悟

心配したよ…宿儺に"おまじない"された後にすぐ倒れたから

五条朔

わ、悪い……

五条悟

…（本当に…気に食わない……朔のアザの色が真っ赤な紅…まるでアイツ自身のものと牽制するように…！

五条悟

（本当に…）腹が立つ…！

五条朔

え、…

五条悟

あ

五条朔

腹立つ…って…ごめん…そんなに怒ってる…？

五条悟

今のは別の事だから大丈夫よ

五条朔

そっ…か……

五条悟

本当に！朔に腹立ったわけじゃないからね!!?

五条朔

分かってるわかってるw

五条悟

本当に!!?

五条朔

ほんとだってば

五条悟

朔、触れてもいい？

五条朔

いいけど…

ｽﾘｯ…

五条朔

ぁ、…にき…術式…解いてるのか…？

五条悟

うん

五条悟

…無事で良かったよ…本当に…

五条朔

…心配しすぎだよ…俺は兄貴の弟なんだから、そう簡単にやられないよ

五条朔

殺られても俺が簡単にやられるわけがない…意地汚く足掻いてやるさ

五条悟

流石僕の弟だ

五条朔

ふふっ…兄貴、ごめんなさい

五条悟

？

五条朔

アザのこと黙ってて

五条悟

…心配したよ…朔が苦しい思いしたらやだなとか、朔の体が動かなくなるのも嫌だと思った

五条悟

だけど1番嫌だったのは、僕が知らなかったことだ、宿儺は知ってて僕は知らない

五条悟

それは嫌だった

五条朔

うん、…ごめん…アザが広がることはいいことじゃないし心配をかけたくなかった

五条朔

それに今はもう使うつもりはなかったから…

五条悟

…だから

五条朔

だから黙ってた…けどそれで兄貴を心配にさせたならごめん

五条悟

いいよ、今正直に話してくれたし

五条朔

ふふっ…兄貴ありがとう

五条悟

うん

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