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〜蒼汰の部屋〜

蒼汰

(止めるか…。)

蒼汰

(施設はもう卒業してる
 から連絡しても
 意味ないし…。)

蒼汰

(とにかく俺はY軸に
 死んでほしくないし
 力になりたい…)

蒼汰

(絶対に止めてみせる)

蒼汰はそれから色々 調べて、考えて、を 繰り返した

〜次の日〜

蒼汰

……。

おはよう!蒼汰くん

なんか元気ないね?
どうしたの?

蒼汰

お、おはよう!葵

蒼汰

いや、なんか最近Y軸が
学校来てなくて不安に
なっちゃってさ…。

たしかに来てないよね…

体調でも悪いのかな?

蒼汰

多分な…

蒼汰

……。

〜学校〜

蒼汰は授業中に ふと思った

蒼汰

(俺は…Y軸を救いたい…
 救うために…

蒼汰

精神科医になりたい…)

休み時間

蒼汰

なぁ…葵

ん?

蒼汰

将来の夢ってあるか?

どうしたの急に〜

葵はニコニコ笑いながら こう答える

うーん
花屋さんかな!

でもどうして聞いたの?

蒼汰

いや、
なんか進路のこと
考えてて…

蒼汰

みんなの
聞いとこっかなって!

進路なんて先すぎるよ!

私たちまだ1年生だよ〜?

蒼汰

そ、そうだよな!
気が早すぎた!

蒼汰

じゃあな!

〜帰宅後、蒼汰の部屋にて〜

蒼汰

(心理について調べて
 勉強してみよう…)

蒼汰

(そして…Y軸を救う!)

蒼汰

(絶対に止める…
 たとえどんな手を
 使ってでも…絶対に…)

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