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静寂に包まれた、ある夜。
住み慣れた街の、見慣れない空を見上げていた。
彼女も、輝きを降り注ぐ星に目を奪われていた。
ヴェリタ
メニコ
メニコ
メニコ
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
メニコ
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
メニコ
ヴェリタ
ヴェリタ
普段は見せない、悲しい目を彼女は魅せた。
メニコ
メニコ
ヴェリタ
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
ヴェリタ
彼女の目の輝きは星によるものなのか、涙によるものなのかはわからない。
ただ、この美しい瞳を見られるのはこの先、ありえないであろう。
人のココロを捨てるのだから。
ヴェリタ
メニコ
メニコ
メニコ
純粋無垢な瞳を向ける。嘘なんかついたらその瞳に刺されて死んでしまうだろう。
ヴェリタ
メニコ
微かに笑ったのだろうが、振り向くことが邪魔し、見えなかった。
メニコ
後ろ姿が心配そうに語りかける。しかし、信頼も垣間見える。
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
メニコから、船に乗り込む意思をしっかりと感じられる。
ヴェリタは手を差し出し、メニコをエスコートしようとした。
しかし、メニコの手は通り過ぎた。
メニコ
メニコの指した先には……
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
ヴェリタ
メニコ
ヴェリタ
メニコ
メニコ
ヴェリタ
ヴェリタ
ヴェリタ
ヴェリタ
メニコ
メニコは笑顔で駆けていき、ウサギを抱きしめて戻ってくる。
ヴェリタ
ヴェリタは船の扉を開ける。
それと同時に船へと続く階段が露わになる。
メニコが船へ乗り込もうとしているとき……コエが聞こえた。
ううぅ……うぁぁ……
メニコ
ヴェリタ
そう叫び、二人が船へ乗り込んだ。
ヴェリタは振り返り、ドアノブに手を掛けた。
"それじゃあな"
そう心で呟き、全てが滅んだ世界から去っていった______。