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非リア弟さんの一つ一つの言葉選びがもう素敵です!! 本当にこのお話好きです… ひと段落ついて安心かと思いきや、元彼は四天王の最弱王ですか笑 まだまだ強敵が沢山いるという訳ですね…!
これからも楽しみですー!
やっぱりのぞみさんと柚月くんのペアは感動するしキュンキュンします✨ これからの展開も楽しみです!
もう少し早く気づいていれば、違う未来になっていたのだろうか。
レイナ
西谷春翔
レイナ
レイナ
レイナ
受験シーズンに突入して気を遣っているのか、のぞみからの連絡が少なくなって
出来た彼女だと思うと同時に、寂しさが募って_____
西谷春翔
どうかしてたんだ。 と言っても誰も納得しないだろうけど
レイナ
西谷春翔
レイナ
西谷春翔
レイナ
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
レイナ
西谷春翔
レイナ
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
レイナ
レイナ
西谷春翔
レイナ
レイナ
もう少し早く気づいていれば、違う未来になっていたのだろうか
今でものぞみの隣に並べていたのだろうか
柚月
応答なし
柚月
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
既読がつくと安心して、返事が来ると嬉しくなる。 そんな甘くて酸っぱい何かを
僕はのぞみさんと共有したい。
どんな言葉でも取り繕えない。すぐに全部覆える。
どれだけ後ろ指刺されても
やっぱり僕はのぞみさんが好き
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
柚月
柚月
柚月
柚月
柚月
柚月
生じた嗚咽は誰のものだっただろうか
視界が霞む。 電話の向こうの彼女の声も濡れていた。
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
今ならどんな我が儘も許される気がした。 会いたい と言っても許されるはず。許されたい。
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
通話を切る。 涙を拭く。
振り向く。
泣き笑いの彼女が立っていた。
山川のぞみ
___きっとまた明日も机に落書きされる。 「蛙の子は蛙」と馬鹿にされる。
いつものことだ。 __だからいつもと違う「今」にもう少しだけ浸っていたい。
のぞみさんの手に自分の手を重ねる。指を絡める。
僕とのぞみさんが、この手を温かいと思えたらそれでいい。
特別なことは出来ないけど、替えはきかない彼氏になってみたい。
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
駄目だ。泣きそう。
今日のことは一生忘れないから、あと少しだけ贅沢してみたい
_彼女の腕をとって歩いてみた_
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
今日はどうも涙腺が緩い。
泣き笑いの彼女が歩いていた。
負けた と思った。
文句のつけようがない相思相愛。 俺の入る隙間は1ミリもない。
あの関西弁の女性の言う通り、もう俺が何を言っても無駄なんだろう。
夕日が差し込む町中を歩く大学生と中学生。目が離せないでいると、
鳴沢柚月と目があった。
彼は一瞬思案する表情を見せたが、ゆっくりと俺の元に歩み寄って来た。
中学生の目には俺を軽蔑する色もなければ迷いもない。 俺から片時も目を離さず言った。
柚月
柚月
柚月
柚月
柚月
そんな風に言われたら、もう駄目だ。 この中学生に勝っているところなんて1つも思い浮かばない。
年の差恋愛なんて弊害だらけで長続きしないと昔誰かが言っていた。
今それが覆えされたのを見て吹っ切れた。
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
西谷春翔
社交辞令ではない、心からの笑みを向ける。言葉を紡ぐ。
少し声が震えたが、悪い気はしない
西谷春翔
俺の前でおそらく初めて、鳴沢柚月が微笑えんだ。
彼は大きく頷くと会釈して踵をかえした。
彼女の元に帰っていく。手を繋いで歩いて行く。 俺は二人の姿が見えなくなるまで見届けた。
__これはエンディングじゃない。 ハッピーエンドで終わるには問題は山積みだ。
だけど俺は確信した。 俺より強くあの二人も確信しているはずだ。 きっと大丈夫だ。
__二人だから__