れい
ほんとに、今日は泊まってくの?
そうま
うん。親もオッケーくれたし
れい
…そっか
でもその声は、ちょっとだけ照れてた。
夜、2人並んで歯を磨いたり、
じゃれ合いながらテレビを見たり。
ソファでくっついて過ごす時間が、 いつもより近くて、あったかくて、
ふたりとも言葉少なめになってた。
そして
れい
そろそろねる、?
そうま
うん!!
ベッドはひとつ。 狭いシングルサイズに、2人きり。
そうま
れいちゃん、緊張してる、?
れい
ちょっとだけ、
れい
そうまくんは?
そうま
めっちゃしてる
そうま
手やばい
れい
見して
れいがそうまの手を取って、自分の手と絡める
れい
あったかぁい(*ˊ˘ˋ*)
そうま
っ〜!?!/////
そうま
はぁ、////れいちゃんすき
れい
私も大好き
そして朝になり
れい
んっ、
れい
そうま……くん
れいの声は、とろんと甘くて、 完全に寝起きだった。
そうま
おはよ、れいちゃん……って、
ちょ、近っ……!
ちょ、近っ……!
れいは完全に布団の中でそうまに ぴったりくっついて、
顔を胸に埋めるようにしながら、
れい
さむい、
れい
もっとぎゅーして
そうま
れいちゃん大丈夫?
そうま
寝ぼけてる、?
れい
甘くてもいいでしょ、そうまくんだけなんだから
そうま
っ、いや、むしろありがとう
れい
あと30分くっついててもいい、?
そうま
1日中でもいいよ
れい
あほ?笑笑