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この恋の花を咲かせるために 第1話

一目惚れだった。

芭羽 依稚角

………

花実 和香

………

微笑んだり 険しい顔をしたり 悲しそうな顔をしたり

色んな表情を見せながら楽しそうに本を読む彼女は……

とても愛おしかった。

依稚角の友達

よっ!学年1の美男子さん!

芭羽 依稚角

んだよ急に……

依稚角の友達

花実さんのことばっか見てるからみんなのアイドルの依稚角を思い出させてやろうと思って笑

芭羽 依稚角

別に皆のアイドルになるつもりねーよ

芭羽 依稚角

花実さんにしか興味無いし……

依稚角の友達

そんなに好きなら1回真面目に話してみりゃいいのに

依稚角の友達

お前も内気だよな〜 入学式の時に一目惚れしてそのまま1年喋れず笑

依稚角の友達

まぁ1年の時は同じクラスじゃなかったから仕方ねーか

芭羽 依稚角

……じゃあ今のこの状況はなんなんだよ

依稚角の友達

それ言われちゃったら……

そう。俺が彼女に惚れたのは出会って1秒も経たないほどのうちだ

ガヤガヤ

芭羽 依稚角

………

入学式。俺は同じ年の女子に話しかけられていた。

女子達

ねぇねぇどこ中だったの?

女子達

かっこい〜ね♡彼女は?

鬱陶しかった。

でもそんな時に

花実 和香

あの

芭羽 依稚角

……?

花実 和香

先生に呼ばれてましたよ

花実 和香

芭羽…依稚角君

芭羽 依稚角

………

雪のように白い肌。薄茶色の髪色。

すごく綺麗だった。

芭羽 依稚角

……どこに行けば?

花実 和香

……えっと、

花実 和香

…あっちに…いけば……

芭羽 依稚角

了解です。ありがとう教えてくれて

花実 和香

いえ……平気です

優しく声をかけてくれる花実さんを見た瞬間すぐに好きになった。

単純だけど誰だって花実さんに一目奪われるはずだ。

芭羽 依稚角

(結局あれ嘘だったんだっけな。)

芭羽 依稚角

(それなら逃がそうとしてくれたってことだよな…)

依稚角の友達

なんだよニヤニヤして。気持ちわりぃ

芭羽 依稚角

誰だよさっき学年1のイケメンっつったの

依稚角の友達

さぁ?知らないね

芭羽 依稚角

……だるお前

依稚角の友達

とにかく、もうちょいで一学期終わっちまうんだからそろそろ喋れよ

依稚角の友達

機会も一応作ってやるから

芭羽 依稚角

ほんとか?絶対嘘つくなよ

依稚角の友達

つかねーよw

依稚角の友達

夏休みは会えない人もいるから最後に1部の人達で遊園地行こーって

依稚角の友達

マジで言ってたから

芭羽 依稚角

最高じゃん、全部花実さんと乗る

依稚角の友達

他の女子とも乗ってやれよ〜

芭羽 依稚角

検討しとく

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