道枝駿佑
なぁ!保健室行かんの?
と、目を輝やかせて聞いてくる。
ゆか
残念でした〜!昼休みに行ったからもう、行かないよ?
私はオーバーリアクションがかえってくると思ったのに、、、
道枝駿佑
........まじかよ…
とても小さな声で驚いている。
道枝駿佑
うーん
と悩んでいるみたいなので
ゆか
どうしたの?
と、急かして聞いてみる。
道枝駿佑
いや、その、先輩と保健室で2人っきりとか、なんかあるだろ。
ゆか
バカッ
駿佑の頭を思いっきり叩いた。
道枝駿佑
いったぁ。
ゆか
もう知らないっ!
教室を早足ででた。
道枝駿佑
待ってよ〜
もうっ!なんかあるって。
ゆか
・・・先輩とは、なんもない。
ゆか
うん。
すると、「きぁぁぁぁ!」と黄色い歓声が聞こえてくる。
駿佑も驚いている。
ゆか
・・・あの人。
高橋恭平先輩。
身長も高くて、顔もかっこいい。 まぁ、完璧な人、だろうか。
道枝駿佑
人気だな〜
ゆか
そうだね〜
はぁ、帰るためにはあの横を通らないといけないのか。
また、歩き始めた。
すると、ある女の子が 「先輩!その箱誰から貰ったんですか?」
高橋恭平
あっこれ?拓哉からケーキって言って貰ったんだ〜!
その瞬間私の足はピタリと止まった。
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