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君に染まるまで

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君に染まるまで

7 - 7話

♥

1,182

2025年11月03日

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初めてじゃぱぱとセックスした。

俺の下で痛みに耐えながらも喘いでいるじゃぱぱは 女の子とは違う可愛さがあった。

yuan

じゃぱぱ?

名前を呼んで頬をぺちっと叩いてみても 起きる気配がない。

初めての行為でトんでしまったらしい。

俺はじゃぱぱの体を拭いて制服を着せ ベッドに横にならせて布団をかけてあげた。

そういえば今授業中だし今日は 保健室の先生もいないみたいだからどうしよう。

今は体育の授業のはずだから俺は体育館へ向かった。

体育館の入口の飲み場には何人かいて そこにじゃぱぱの友達の姿があったから声をかけた。

yuan

ねえ今じゃぱぱ
保健室で寝てるから
後で起こしてあげて

uri

は?え、あぁうん
わかった

それだけ伝えてその場を去ろうとすると 待って!と声をかけられる。

uri

なんで?
じゃぱさん具合悪いの?

yuan

さあ?知らない

「…ん…さん……じゃぱさん!」

名前を呼ぶ声にはっと目を覚ますと そこは保健室のベッドでうりとたっつんが 俺の顔を覗き込んでいた。

jpapa

え……なんで
ていうか今何時

uri

じゃぱさん体育の途中で
抜けてそのまま戻って
来ないで寝てたんだよ

uri

今は15時

いや15時って俺体育の次の授業も全部寝てたのか、?

まだ頭が回らなくてぼーっとする。

tattsun

具合悪かったんなら言って
くれれば良かったのに

jpapa

…いや、本当に大丈夫

uri

はあ?
ならなんで寝てたんだよ

uri

普通にサボりってこと?

なんなんだ2人とも 今日はやけにぐいぐい来る気がする。

tattsun

……それともまた
ゆあんといたん?

「ゆあん」この名前を聞くだけで 心臓がドキッと跳ねる。

それもそのはず、今さっきこの場所で あんな事をしたんだから。

jpapa

……え?
なんでよ、そんなわけ

uri

あいつから聞いたんだよ
じゃぱさんが保健室で
寝てるって

なんだびっくりした、そういうことか。

てっきりさっきの行為を 誰かに見られてしまったかと思った。

まだドキドキしている胸を押さえながら 平常心を保つように言った。

jpapa

俺が来る前にたまたま
ゆあんくんも保健室にいて
入れ違いになったの

jpapa

あと俺バスケ苦手だから
あんまやりたくなくてさ

uri

なんだ、そうだったんだ
元気ならよかったよ

ごめん2人とも、嘘ついて。

ゆあんくんとのことは誰にも言いたくないけど いつも仲良くしてくれてるこの2人にだけには 1番知られたくなかった。

次の日の昼休みいつものように ゆあんくんと生徒会室で寛いでいた。

昨日の今日で少し気まずさはあったが ゆあんくんは全く普通な様子だった。

yuan

じゃぱぱ体平気?
どこも痛くない?

jpapa

ん…腰、ちょっと痛いかも

jpapa

でも別に気にならない

そっか良かったとにっこり笑うゆあんくんを見て 一応気遣ってくれてるんだなと思った。

yuan

それにしてもじゃぱぱ
可愛かったなぁ…

yuan

ゆあんくんゆあんくんって
俺の名前を何回も呼んで

jpapa

っ、うるさ、!

ニヤニヤと思い出し笑いをするゆあんくんに 俺の顔が真っ赤に染まる。

初めての行為でしかも自分が挿れられる側になって あんなに淫れることになるなんて 思い出すだけで全身から火が出そうだ。

yuan

これからもっと可愛い
ところいっぱい見せてね

笑顔でそういうゆあんくんから恥ずかしくて ふいっと顔を背ける。

あぁ、なんで昨日の俺は あんな決断をしてしまったんだろう。

yuan

あ、じゃぱぱ
連絡先教えて

jpapa

連絡先?

yuan

そう

yuan

交換してなかったよね?

確かに、と思ってスマホを取り出して 連絡先を交換した。

yuan

会いたくなったら
いつでも連絡していいよ

yuan

暇だったら行ってあげる

jpapa

別に、そんな時ないし

からかうような口調で言うゆあんくんに反抗的に 返すとそれ以上は何も言わずくすくす笑ってた。

jpapa

あれ、今日は
煙草吸わないの?

いつも必ず昼休みでも吸うのに 今日はその手には何も持っていない。

yuan

んーじゃぱぱ吸わないし
匂いあんまり
好きじゃないでしょ

jpapa

あの匂い好きな人
いないと思うけど

jpapa

てか今さら?

yuan

……だって、
これからはさ

ゆあんくんは椅子から立ち上がって俺の前で少し屈むとそのままちゅっと触れるだけのキスをする。

驚いて少し口が開くとすかさず 口内に舌が入ってきて俺の舌と絡め合わせるように 逃げても逃げても追いかけてくる。

jpapa

っん、やっ…

苦しくなってハオの胸を押して体を離すと 満足そうにニヤニヤしながら笑っている。

yuan

こういうこといっぱい
するでしょ?

jpapa

っ、!

jpapa

ゆあんくんの馬鹿!

jpapa

もう学校ではしないから!

耳まで真っ赤にしてそう言うと ゆあんくんはえーなんでよ、と残念そうに言う。

yuan

じゃあ俺の家?
それともホテル?

jpapa

はあ!?
何考えてんの変態!

くすくす笑うこのゆあんくんは 俺のことをからかって言っているんだろう。

それでもつい彼を楽しませるような 反応をしてしまう自分が恥ずかしい。

.

ねえ、ゆあんくんの
噂聞いた?

.

え、なになに?

.

最近、彼女できたん
じゃないかって

.

はぁ!?まじで?
今まで特定の子
作らなかったのに!?

uri

なにー!?
あいつ彼女できたの!?

ある日の放課後の生徒会で 女子達がそんな会話をしていた。

気になったうりが、すかさず会話に割り込む。

.

いやー本当に彼女できたかは分からないよ?

.

最近は本当に誰とも
遊んでないみたいだよ

uri

はぁー……あんな奴が
ついに彼女かぁ

何も反応せずに聞き耳を立てて聞いていた。

jpapa

(ゆあんくん
本当に切ったんだ…)

正直ゆあんくんが言ったことは嘘だと思っていた。

なんでかって俺たちはあの保健室でシた日から まだ1回もシてないから。

2人でいる時にキスしてきたり ちょっといやらしく触ってきたり…… なんてことはあったけど それ以上のことしてこなかった。

毎日のように女の子を取っかえ引っ変えしていた ゆあんくんだからこの空白期間に絶対 誰かしら…なんて思っていた。

uri

なぁ、じゃぱさんは
なんか知らないの?

uri

最近ゆあんくんと
仲いいじゃん

突然話を振られ、ビクッと体が揺らる。

jpapa

……知らない

tattsun

……ほらそろそろ
始めようぜー

たっつんがこの会話を断ち切ってくれて 委員会が始まった。

生徒会が終わって、もう空は暗くなっている。

家に帰っている途中スマホに着信があって 見てみるとゆあんくんからだった。

yuan

📞 生徒会終わった?

yuan

📞 家来ない?

『じゃぱぱの好きなお酒も買ってあるよー』 なんて馬鹿なことを言っている。

まあ…明日は土曜日だし、久しぶりに行くか。

jpapa

📞 今から行く

そう伝えてゆあんくんの家へ向かった。

yuan

お疲れ様

ゆあんくんの家に着くとタンクトップにスウェットの ズボンとラフな格好をしてるゆあんくんがいた。

jpapa

あ、カーペット
変わってる

前はもこもこの白いカーペットだったが 今は茶色のもちもちする生地のものに変わっていた。

yuan

落ち着いてていいでしょ

ゆあんくんは冷蔵庫からお酒を4本持ってきて 机に置き、ソファに腰掛けた。

yuan

ほら、早く乾杯しよ

ソファの隣をポンポンして座るように促してくる。

僕はキッチンで手を洗ってから ブレザーを脱いで隣に座った。

既に俺の分の缶も開けてくれていて 渡されたのを受け取った。

yuan

乾杯

jpapa

ん……はぁーー…

勢いよく飲んで 久しぶりのアルコールに少し体が震える。

yuan

はは、飲むねぇ

jpapa

……ん、ゆあんくん、
ピアス空いてたの?

横のゆあんくんを見たら 左耳の耳たぶにピアスホールが見えた。

ゆあんくんの耳の形可愛いなーと 思ったことがあったけどピアスをつけた所を 見た事がなかったから今まで気付かなかった。

yuan

あーうん

yuan

でも管理がめんどくさくて
最近付けてないんだ

jpapa

せっかく開けたのに?

jpapa

今付けてみてよ!

yuan

えぇ……

「めんどくさいんだよなー」なんて言いながらも ジュエリーボックスを持ってきて蓋を開ける。

jpapa

わあ、こんなに
いっぱいあるんだ

フープ系のものや 有名なハイブランドのものもあった。

その中でも俺が気に入ったのはこれ。

jpapa

これ、ゆあんくんっぽい

俺が手に取ったのは垂れる系のピアス。

細くて小降りだがキラキラしてて 何よりゆらゆら揺れるのが可愛い。

yuan

じゃあ貸して

ゆあんくんはキャッチを外してそれをつけると どう?と見せてきた。

jpapa

似合うね

ふと、気になったことを聞いてみた。

jpapa

片耳しか開けてないの?

俺がそう聞くとゆあんくんは ピクっと体を揺らし黙ってしまった。

jpapa

ゆあんくん?

何も言わなくなってしまったので 名前を呼んでみる。

yuan

……しばらく付けて
なかったらこっちは
塞がっちゃったの

ふーんと相槌を打ってこの話は終わった。

なんだったんだろう、今の。

yuan

そんなことよりさ、

ゆあんくんは俺が持っていた缶を取って 机に置いた。

yuan

俺、じゃぱぱ不足

そう言われた時にはもう ゆあんくんの唇が重なってきていた。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

もう普通に法に触れることやり始めたなぁ

ユーザー

えーうま❣️最高(*`ω´)b

ユーザー

ぐはッ あれ?ここはどこだあぁ、天国か!みんな待ってるねー!!(?)

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