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涙は流れ星

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涙は流れ星

1 - 《はじまりの予兆》①

♥

77

2019年11月13日

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私にとってどれだけの 救い言葉だっただろう

どん底にいた私を、ロープで 引き上げてくれたあの言葉

忘れることなどない。 そう、

「涙は流れ星」

(私の名前は如月雫。10歳。
小学4年生だ。)

(普通の小学生…ではない。)

(実は人に触れると、その人の
『未来』見えてしまうのだ。)

(極たまに…だった。)

今までは

行ってきまーす。

(そう言って家を出た。)

(今日から新学期。
そして、新しい学校だ)

(3ヶ月前に両親を亡くし、
母方の祖父母の元に引き
取られたのだ。)

(田舎とまでは行かないけど、
静かでいいところだ。)

少し早めに家を出た

(家から学校までは徒歩で10分。)

(そー遠くはない。)

(でも…)

行きたくない

(人に触れることなく、学校生活を送るなんて不可能だ。)

(何が見えるかわからない。)

(もし人が事故死する未来を見てしまったら?)

(怖くてたまらなくなる。)

そー思いながら歩いた

あ、ここか…!

(運動場が広いわりには、
校舎がなんだか小さい。)

(全学年一クラスの
小さな学校か…。)

(クラス替えがないのも嬉しい。)

(人が少ないのはありがたい。)

そう思いながら職員室に向かって 廊下を歩く

??

おはよう!君が転校生の
如月雫さんだね?

え、あっ、はい。

(なんだ…先生か
びっくりした…。)

(急に…来た…。)

“ドクン、ドクン”

(鼓動が早くなってきた。)

??

ハハハ、
緊張することないよ、
ちなみに私は担任の
川内美嬉です。よろしく!

よろしくお願いします…。

“ドクン、ドクン、ドクン”

(また鼓動が早くなった。)

川内先生

…大丈夫?顔色悪いよ。

そう言って私の肩に手を おこうとした

大丈夫です!

声をげてしまった。

(やってしまった…。)

あっ…あのすみません。
なんか、すごく緊張
してて…すみません。

急に声をあげた私に 少し驚いていた先生だった

だけど、ニコッと笑ったのだ

川内先生

大丈夫、初めはみんな
そういうもんだよ、
慣れていけばいい。

はい…!

(今ので少し気持ちが
軽くなった気がする。)

川内先生

やっと笑ったね。
この調子で頑張れ!

と、言って先生は 多分教室へ向かった

ん?

(私…笑ってたのか?)

スゥ〜、ハァ〜

(大きく深呼吸をした。)

(よし、頑張ろう!)

()

(自分に言い聞かせる。)

私は普通の小学生 私は普通の小学生…

真後ろから声がした

(私は普通の───)

??

あのっ!

ヒャァ!!

(思わず悲鳴を
あげてしまった…。)

振り向くと後ろには、 「やっちゃった」みたいな顔した 男の子が立っている

(同い年ぐらいかな…。)

??

ごめん、そんな驚かす
つもりなかったんだけど…
はい、立てる?

優しく手を差し伸べてくれた

(手…どうしよう?)

(ここで手を取らずに立てば、
変に思われるだろうし…。)

ありがとう。

そう言って手を掴んだ。

“スタッ”

(あ、この感覚は…。)

??

『仲間だね。』

“ピカァ”

(まぶし…!)

(今のは…なに?
どー言うこと?)

??

雫ちゃんかー。

え、なんで知ってるの?

??

“仲間だね。”俺は小泉海。
同じ4年生。

えっとー…

俺は“過去”が見えるんだ。

か…こ…?

(今、過去って
言ったよね!?)

(見えるって…。)

私は…“未来”が…
見えるの…。

(過去なんて私の反対だ。)

うん、知ってるよ。
あっ職員室行くんだよね、
歩きながら話そっか。

え、うん…。

(話すって…なにを?)

(頭がついていかない!!)

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