ゆの
あはは…
あいつ、馬鹿じゃねぇの?
あははは…
ゆの
…
ゆの
私は屋上に行く。
扉をあける。
そして、靴を脱ごうとした。
脱ぎかけた時に
三つ編みの先客がいた。
三つ編みの子は悔しそうに低い、低い地面を見る。
なぜか
声をかけてしまった。
ゆの
三つ編みの子
ゆの
三つ編みの子
ゆの
ゆの
ゆの
三つ編みの子
ゆの
三つ編みの子
三つ編みの子
三つ編みの子
ゆの
三つ編みの子
ゆの
三つ編みの子
ゆの
ゆの
三つ編みの子
ゆの
三つ編みの子は消えてった。
次の日
今日こそは靴を脱ごうとした
脱ぎかけた時に
背の低い女の子がいた。
ゆの
また声をかけてしまった。
背の低い女の子
背の低い女の子
背の低い女の子
クラスで孤独を感じていた。
ゆの
背の低い女の子
ゆの
ゆの
ゆの
背の低い女の子
背の低い女の子
ゆの
背の低い女の子
ゆの
背の低い子は消えてった。
眼鏡の子
ゆの
赤いシューズの子
ゆの
そうやって何人かに声をかけて
追い返して
私自身の痛みは誰にも言えないまま
何人目かにあった。
黄色いガーディガンの子
初めて見つけたんだ。
同じような悩みの子
黄色いガーディガンの子
黄色いガーディガンの子
黄色いガーディガンの子
黄色いガーディガンの子
なぜか…
口から出る言葉
口をついて出ただけ
本当はどうでも良かった
思ってもない事
でも声をかけてしまった。
ゆの
ゆの
あぁ、どうしよう。
この子は止められない
私には止める資格がない。
それでも
ゆの
ゆの
黄色いガーディガンの子
黄色いガーディガンの子
目を伏せたまま消えてった。
ごめん、君とは付き合えない。。
いちいちうぜぇんだよ。
テストの点数が落ちてますね。
お姉ちゃん大嫌い!
いちいち気持ち悪いんだよ!!
今日こそは誰もいない。
私ひとりだけ
誰にも邪魔されない
邪魔してはくれない。
赤いシューズを脱いで
眼鏡をはずして
三つ編みをほどいて
黄色いガーディガンを脱いで
背の低い私は
今から飛び降ります。
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
すごすご(*´∀`)♪
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