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ぷゆゆ
第5話本編どうぞ
ベンッ
○○
あれ？外なんですか？
童磨
うん
童磨
万世極楽教としての建物は別の場所にあるよ！
童磨
でも今日はそっちじゃなくってね
童磨
○○ちゃんにお願いするのはお誘いだよ！
○○
勧誘ってことですか？
童磨
うん！そうだよぉ
童磨
○○ちゃんの仕事は
童磨
辛いよ…もう嫌だよぉ……って人に
童磨
それなら極楽教にきませんか？
童磨
教祖様は必ずや貴方を救って下さるでしょう……って
童磨
いって連れてきてあげて欲しいの！
童磨
場所は地図を渡すね！
○○
はい！
○○
…救うってどんな感じに救うんですか？
○○
(カルトな感じするなぁ…でも大正ってこんなもんか、)
童磨
え？
童磨
俺が食べてあげるの！
童磨
俺の中でみんな生きてる。
童磨
苦しいことも辛いことももうない俺の中で。
○○
(……まぁ死は救済とか、あるか、)
○○
(現代じゃトー横界隈とかそんなもんだろ)
○○
(私はまだ死にたくないけど)
○○
……まぁ、
○○
いいんじゃないですか？
○○
もう辛くないんだし
童磨
○○ちゃんはわかってくれるんだねぇ！
童磨
嬉しいよ俺
○○
(……。)
○○
それは良かったです。
童磨
っで、夜は危ないから
童磨
(結晶の御子を出す)
童磨
この子連れてってね！
○○
これは一体……？
童磨
分かりやすく言うと
童磨
ミニサイズの会話できない俺！
○○
……なるほど。？
童磨
じゃあ、お誘い
童磨
行ってらっしゃい！
○○
はい！
誰か
ｸﾞｽｯﾋｸﾞｽｯ
誰か
一郎さぁんｯ！
誰か
置いていかないでよォ！
誰か
なんでぇ！
誰か
もうやだぁ！
○○
……ちょうどじゃん。
○○
……おねーさん！
誰か
うぇ？
○○
どうして泣いているのですか？
誰か
ｯぐす
誰か
えっと、なぁ
誰か
一郎さ、
誰か
旦那が……死んでまって……
誰か
ｸﾞｽｯﾋｸﾞｽｯ
○○
それはお辛いですよね。
○○
心中お察しします。
誰か
ありがとぉねぇ……
○○
……よろしければ
○○
私が旦那さんの所へご案内いたしますよ。
誰か
一郎さんの、ところに？
○○
ええ。
誰か
会えんの？
○○
勿論。
誰か
行く。
○○
それではこちらにどうぞ
○○
教祖様。連れて参りました。
童磨
！
童磨
ありがとね！
童磨
ええっと、さてさて
童磨
君はどうしたんだい？
童磨
まずは話を聞かせておくれよ。
誰か
……旦那が…無くなったのです
誰か
昨年には父が
誰か
先月には娘に先立たれました、
誰か
〜ーーーーーーーーーーーー
誰か
ーーーーーーーー
誰か
ーーー。
誰か
どうかまた会わせてくださいまし
童磨
うんうん。
童磨
とっても辛かったねぇ
○○
……
童磨
ではこちらにおいでご覧
誰か
教祖様……
童磨
うん！
ﾊﾞｷｯ
誰か
ぇ
童磨
ﾎﾞﾘﾎﾞﾘﾊﾞﾘﾎﾞリ
○○
……
○○
(対面してみるとグロテスクだな、)
誰か
ひゃぁ、だれ、か
童磨
辛いよねぇ
童磨
でもほんの少し耐えてら辛くなくなるし
童磨
君の娘にも旦那にも会えるよ！
誰か
やだ、そんな、つも、りじゃ……
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
○○
(退出)
○○
……
○○
死にたくなかったのかぁ…
○○
悪いことしたなぁ
○○
悪いこと……
○○
悪い子
○○
……はぁ
○○
切り替えよ
○○
何だかんだ言って
○○
私の命はあくまであの人たちに握られてるようなもんだし
○○
しょうがない。
○○
こんな日もあるよ
○○
大丈夫
童磨
○○ちゃ〜ん！
○○
はい！
童磨
この子
誰か
ｺﾞﾛﾝｯ
○○
はい
童磨
連れてさ、俺の部屋で待っていて！
○○
はーい！
○○
……んしょ、
誰か
……
ベンッ
○○
っと、
誰か
……
○○
……ごめんね？
誰か
……
○○
……ま、いっか
○○
世の中こんなもんだよ
○○
うん。
○○
別に
○○
しょうがないよ。
ベンッ
童磨
お！山の方に積んでくれたんだね！
童磨
助かるよ
○○
はい！
童磨
じゃあ、今日のお駄賃は……
童磨
はい！どうぞ！
○○
はい！
○○
(5円入ってる……)
○○
こんなに受けとってえ、？え？
○○
え？？？？？？
童磨
あははっ！
○○
……えぇー？？？？？？
童磨
また来週辺りにもお願いするね！
○○
は、はい！
童磨
じゃ、今日はおやすみ
○○
おやすみなさい
ベンッ
○○
すご、凄い
○○
……これなら、
○○
ありかもなぁ……
○○
……どうしよう
○○
いきなり金持っちゃった
○○
現代にいた時も
○○
まともに金持ってなかったし
○○
……あれぇ？
○○
なんか現代より
○○
いいなぁ……
○○
この場所
○○
褒めて貰えて
○○
布団はふかふかで
○○
お駄賃貰えて
○○
いいなこれ
○○
よし！明日も黒死牟さんに稽古つけてもらうし
○○
早く寝よ！
ぷゆゆ
今回はここまで
ぷゆゆ
それではご閲覧ありがとうございました
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