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僕はキミを.キミは僕を。

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僕はキミを.キミは僕を。

1 - 僕はキミを.キミは僕を。

♥

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2021年06月26日

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こんちゃ

得通返されたんだけど 63位中/20位でした(⑉・ ・⑉) (

蝉が鳴き響く

とてもとても暑い日でした。

何となくで決めて 何となくで入った高校

そこまで偏差値は高くなくて、 ガリ勉だった自分からしたら 簡単に入れるぐらい余裕だった

自分でもなんでこの高校に しようとなったのも よく分からなくて、 唯一思いつくのは多分 同級生が誰もいないから

ドキドキもワクワクも しない入学式はボーッと していたらいつの間にか 終わっていて担任らしき教師が 教卓の前に立って話を始める

大事な話なのだろうが それも耳に入らず、頬杖をつき 外を眺めた

小中とお馴染みのチャイムが 学校中に響き、それを合図に ゾロゾロと教室から生徒が 出ていく

おい、お前それはヤバいって笑笑

いーだろ笑笑

は笑笑笑
馬鹿じゃねーの笑

教室に残っていた 生徒3人が悪ふざけをしながら スマホからガンガンと音楽を流す

苦手なタイプ

率直にそう思った。 僕とは全て真逆 僕の方が頭はいいし真面目、 でも彼らの方がいい暮らしを していて僕より周りから 好かれている

そんなひとが嫌いだった。

いや、羨ましかっただけ なのかもしれない

自分には持っていないこと ばかりで、知らないことばかり 彼らは全部持っていて知っていた。

もっと愛想良くして、 もっと友達想いでいたら 彼らとは対等でいられたのだろうか

今考えても手遅れなことで このひねくれた性格は変えられず 持っていた鞄をぎゅっと掴み 彼らを避けるかのように早足で 帰路へと向かった

……

瑠宇

はぁっ。はぁっ、、

汗など気にする余裕もなく 地面を叩くように走る足を止めない

時間を見れば9時を指していた

やってしまった。

昨日はいつも通り寝たはずなのに、 目覚ましを忘れていたせいなのか ほかに理由があったのか 起きた時には遅刻確定

瑠宇

はっ…はぁ…

学校まではあと二、三キロ

体力は使い切ったようで 無意識のうちに公園のベンチに 座ってしまっていた

瑠宇

…はぁ、、。

深呼吸かため息かわからない 息を吐き、太陽から隠すように 顔の前で手をかざす

今日の気温は36度 まぁまぁの暑さ

公園の静けさに のっかるように汗が静かに 頬や背中を伝う

瑠宇

……

このまま今日はサボろうか。

突然投げ出したくなった

いーじゃん。 今まで頑張ったんだし 今日だけだから。

自分に言い聞かせ ベンチの背もたれによしかかって 目を閉じた

……て…

ぉ…て…

…おきて…!

瑠宇

は、はい…!!

耳元で聞こえた声に 驚きガバッと起き上がる

ぁ、やっとおきた。

瑠宇

…へ…。

こんなとこで寝たら
熱中症なるよ。

ほんとに熱中症になったようだ。

目の前に大嫌いな人が 見えるんだから

ぁあ、僕はどれだけ重症なんだ

現実を見ようと目を擦る

ちょ、、きいてんのか

瑠宇

ぃはっ…!!
(ぃたっ…!!)

突然感じた頬の痛みに 涙が滲む

涙でぼやける視界の中 やはり消えることの無い人物

やっと現実だと理解した。

瑠宇

…なんでいるんですか。

相変わらずの態度なのだろう

なんでって、。
たまたま来ただけだよ

こちらのことは何も聞かず、 彼と合わせていた視線が外れ 立ち上がった

今日暑いしなんか飲もって
なっただけ

ベンチの隣の自販機の前で そう言い、炭酸飲料をピッと 押した

瑠宇

……

ガコン と缶が 出てきたのを確認し 屈んで取るとプシュッと 炭酸が音を立てる

っはぁ〜、、

やっぱ炭酸うま…。

わざとらしく声を大きく言う ものだからちらっと視線を向ければ イタズラ笑み浮かべこちらを 見ていた

本当は飲みたいんでしょ、

瑠宇

な、、

瑠宇

…別に……

素っ気なくそう返し、 ふいっと視線を逸らす

ん。

瑠宇

え、?

視界に彼が飲んでいたものが 見え、分からず彼の顔を見る

脱水になるでしょ

この人はなんなんだ

熱中症と言った次は 脱水になると

瑠宇

……

こんな僕のことなんて ほっとけばいいのに。

ぁ、もしかして関節キスだとか
思ってんの?笑笑笑

いつまで経っても 黙ったままの僕に 痺れを切らしたのか ニヤニヤと挑発する

瑠宇

ち、違います!! //

顔が少し熱くなるのを感じながら 缶を奪い取ると口をつける

差し出した本人は ほんとに飲むと思っても いなかったのか 目をまん丸にして 飲み干す僕を見つめている

瑠宇

な、なんですかぁ…。///

何も言わずにいる彼に 頬をリスのように膨らませながら 睨む

ゃ、や。

ほんとに飲むとは
思わないじゃん

首に手を置き、視線を逸らす 目の前の彼はほのかに頬を赤くしているように見えた

瑠宇

…、

瑠宇

あの、

ちょっと話しませんか。

瑠宇

ていうのが、、その…///

七々

へぇ〜…

七々

2人ってそんな出会いだったんだ

梨衣

瑠宇ちゃん、最初嫌い
だったんだ笑笑笑

バカにしてます??…/// と少し怒れば、あははと 2人して笑い出す

七々

でも今はこんなに仲良いもんね〜

とどこか嬉しそうに 顔を和らげる七々に 瑠宇も同じように笑いかける

ちょっと何話してんの?

作業部屋から出てきた 人物にみんなして笑う

梨衣

噂をしてれば笑笑

七々

じゃあ、俺たちもう
帰った方がいーね笑

瑠宇

すいません…笑笑

立ち上がり帰る支度を始める2人を 玄関までおくるため、立ち上がる

七々

じゃ、お邪魔しました〜

梨衣

瑠宇ちゃんこれからも
仲良くね!!

一人一人そう言い残していくと 手を振ってドアが閉まった

瑠宇

…ふぅ。

話つかれたのか 息をつく と、

瑠宇

わっ……

後ろから突然感じられる彼の 体温に驚く

瑚緑

なにはなしてたの。

そう聞いてきた彼を覗けば 少し不機嫌気味で、 ちょっとした事で拗ねてしまう ところについ笑みがこぼれる

瑠宇

ん〜、なんだと思います??

瑚緑

お前、あんま調子乗ってると
押し倒すよ。

余計彼を煽ったようで 眉間に皺を寄せている

瑠宇

えへへ、すいません、

瑠宇

でも、何の話って簡単な
ことでしたよ??

瑚緑

は??

理解していないようでこちらを 見つめる彼にイタズラ笑みを 浮かべる

瑠宇

そんなの

瑚緑ちゃんと僕の話ですよ。

僕はキミにおちて キミも僕におちて、 キミが僕を笑顔にさせてくれた

僕は今幸せです。

ごめん、途中から飽きて テキトーなった()

昨日推しグルのアルバム 買ったんだけどさ フォトカとか、 ステッカー入ってんのよ

それは推し当たらんくて ァァア てなってたんだけど

ポスターもランダムだったから 開けたら推しくん集合してて さけんだ🥺()

ポスター渡してくれた おじちゃんにまぢ感謝

はい、てゆー最近の 嬉しいことでした(

長くなったごめんね🙇

それでは〜

♡500

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