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ねむゐ。
たいら
帰り道。
夕焼けの空。
達也が突然言った。
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少しだけ真剣な顔になる。
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紫苑は足を止めた。
達也は続ける。
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紫苑は黙っていた。
しばらくして。
小さく言う。
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紫苑は顔を赤くして言った。
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達也は一瞬固まった。
そして——
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紫苑はそっぽを向いた。
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達也は笑いながら言った。
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紫苑は小さくうなずいた。
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夕焼けの帰り道。
二人は並んで歩き続けた。
前より少しだけ、距離が近くなっていた。
紫苑と達也が付き合い始めて、数日。
学校では今までとあまり変わらない毎日が続いていた。
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教室のドアから達也が大声で呼ぶ。
紫苑はメガネを押し上げながらため息をついた。
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その言葉に、紫苑の顔が一瞬で赤くなる。
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達也は笑いながら隣の席に座った。
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紫苑はそっぽを向いた。
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でも達也は楽しそうだった。
その日の放課後。
いつもの図書室。
紫苑は本を読んでいたが、なぜか落ち着かなかった。
向かいに座る達也が、ずっとこっちを見ているからだ。
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達也はニヤニヤしている。
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紫苑は本で顔を隠した。
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その言葉で、紫苑の心臓がドキッとする。
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達也は少し身を乗り出した。
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紫苑は固まった
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達也は少し照れながら手を差し出した。
紫苑はしばらく黙ったあと、小さく言った。
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達也の顔がぱっと明るくなる。
そっと、手が重なる。
紫苑の手は少し冷たかった。
達也は優しく握った。
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紫苑は顔を真っ赤にして言った。
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でも、手は離さなかった。
夕焼けの図書室。
二人の距離は、前よりずっと近くなっていた。
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