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からむーちょ
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現在時刻 6時
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部活が終わる時間になると 、俺はいつもゆあんくんを迎えに行く。
ゆあんくんが1人になる時間を少しでも減らしたい。
だから 、これを日課にしてる。
ただ 、そのまま行けば学校のやつらに気が付かれる。
だから俺は 、真っ黒な大きめのパーカーをゆあんくんから借りて 、それを着て迎えに行く。
フードを被ってマスクをすれば 、顔が完全に隠れて絶対に誰にもバレやしない。
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秋の6時は思っているより暗くない。
沈みかけた夕日が向かいから差してきて 、思わず目を細めてしまう。
あぁ 、夕方も明るい季節は嫌いだ。
せっかくフードとマスクで顔を隠しても 、向かいから光が差してきたら誰だか分かってしまう。
おまけに髪色が目立つせいで 、余計気を張らなければならない。
さっさと冬になって欲しい。
冬になればこの時間はもう真っ暗だ。
バレるリスクも減るし 、暗いお陰でゆあんくんは近くにいる俺しかはっきりと映らない。
冬は最高の季節だ 、早く冬にならないかな。
学校に着くと俺は 、目立たないように少し離れた場所で待つ。
厳密に言うと 、校舎とマンションの間。
全く人が通らないし 、丁度影になってるから身を潜めるのに最適だ。
でも 、冷たい風がよく吹くからいい場所な訳では無い。
まぁ 、待ち合わせ場所に使ってるだけだからどーでもいいけど。
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なんて独り言を呟いた時 、丁度ゆあんくんがやって来た。
俺を見つけるや否や小走りで駆け寄ってくる。
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本当にあの写真のような笑顔が増えた。
子供のような無邪気な笑顔だ。
前までの異常なほどの執着も 、今では少し落ち着いたような気がする。
… ゆあんくん 、幸せを感じれてるのかな。
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もともとおかしいと感じていたはずの関係 …
今では 、それが普通だ。
……… 守るって 、独りにさせないって
俺が決めたことだから。
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明らかにいつもの様子ではない。
… まぁ 、そんな事帰ってる時から気づいてたけど。
空元気というか 、なんというか。
学校で何かあったに違いない。
………
でも 、無理に言わせるつもりはない。
自分から打ち明けてくれる時 …
ただその時を … 俺は待つだけだ。
それが 、俺を"信頼"してくれた時だから。
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いつからだろう。
ゆあんくんが 、俺に弱さを見せてくれるようになった。
さっきのもそうだ。
前までは … 俺ばかり弱さを見せていた。
…… "弱さ"という名の"不理解"だけど。
でもやっぱり
まだ完全には見せてくれない。
言葉を濁すか隠し通そうとする。
まだ足りない。
俺からの"全部" …
愛も信頼も …… 何もかも。
俺が ………
俺が … 早く ……
彼奴の … ゆあんくんの …
"光"にならないといけないのに ___ 。
コメント
1件
シヴァさんが優しいよ(つ;Д;)