人が紡ぎ上げた欠片達を
あおちゃん帰るよ!
まってよ、にいちゃん!
窓の外から眺め続けた
…ぁ、
ドアを作ることも出来なかった
それは幼い僕のプライド
白瀬
隠し事をしてました、
やぁ”っ!
元彼
黙って言うこと聞いてろよ!
傷つくのがいやでした
やっと築いた僕だけのお城は 余りに空虚で満ちていました
…
ある日現れた
貴方
は僕が望む全てを
持ってた
僕が積み上げたレンガを
容易く飛び越え
触んなッ、!
変態
いいじゃん?
触って気づいた
何してんの?
っ、!
悲しいくらい冷たいね、
ッ、!?
ずっと寂しかったんだね…
怯えて 離れて 飾って 測って 焦って 乱れて 貶して
くたばれ、!
逃げ出した
人が紡ぎ上げた欠片たちが折り重なるのを羨んでいた
一緒に帰ろ!
いーよ!
孤独に作り上げた僕の城
…
ドアを閉ざした僕のプライド
赤莉
隠し事をしてました
赤莉、
黒葩、!
失うのが嫌でした
やっと現れたお城の住人
青句
黒葩さん!
黒葩
え、ぁ、うん、
初めての愛に戸惑いました
同情なんかはよしてよ!
ぅ…
お前にわかってたまるかよ、!
握って 齧って 零して 暴れて
それでもあなたは
ごめん、
ッ、
ひろって掴んでた
行き交う群衆の愛を見つめ
黒葩
くだらね、
一番大切を
██
避け続けた
黒葩
…
孤独に慣れ親しんだこの身が
日だまりで溶けるのを許さない
青句
隠しごとをしてました
青句〜🫶🏻︎💕︎︎
きもい!!!
それが愛と知っていました
そっと消えていった城の住人
今日もどこか行くの?
友達が大切だからさ
恐れた感情が込み上げました
何それ、
黒葩
隠しごとをしてました、
██ちゃん、
お母様、!
永遠の愛を望みました
黒葩
与えられたのは永遠だけ
初めて人のため吼えました
扉を開いて 縋って 握って 笑って 紡いで 愛せばよかったなぁ…
与えられた温もりの影が
黒葩
お母、様、
…
僕の孤独の城を
許さない
自分で枷をはめたこの身体
幸せになって、
██、生きてくれ
永遠に僕の終わりを許さない
黒葩
っ、
行き交う群衆に愛を蒔いて
永遠に涙を紡ぎ続けて
またあなたに
██!おいで!
██ちゃんは今日も可愛いわ
会えるその日まで
黒葩
…
何千年先も待ち続ける