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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

レイ

雨雨ふれふれ....

ライチ

カアサンガ....

ベータ

ジャノメデ...オムカエ

レイ

うれしいな...

レイ

ピッチピッチちゃっぷちゃっぷ

レイ

らんらんらん...

ライチ

ランランラン

ベータ

アメ、キライ...

レイ

私も嫌いよ...

時刻は朝の10時過ぎ、ライチとベータを連れて散歩をしていたのだが、

運悪く、雨に降られ。レイは二人にお手製の雨ガッパを着せた。

レイ

これでよし...

レイ

冷たいところない?...

ライチ

ナイ....

ライチ

オトウトハ?

ベータ

ナイ。デモ....

ベータ

レイ、チェル、サムイ.....

レイ

私は傘でいいの...

レイ

二人は濡れるとヤバいから...雨ガッパ着てて...

ライチ

ワタシ、タチ、ミズ二

ライチ

ヨワイ

レイ

そうそう....

レイ

ほら、行こ....

レイ

基地に帰らなきゃ...

レイがライチの手を引っ張り、ライチがベータの手を引っ張るが

ライチ

ム...

レイ

え....ちょっと、ベータくん?

ベータ

......

レイ

ん?

にゃ~....みゃう~

レイ

ぬっこ.....

レイ

と、言うことがありまして...

ゼラ

それで?うちの基地に連れてきた、と。

レイ

うっす....

ゼラ

『うっす』じゃなぁい

レイ

ぐえっ....

レイの両頬をむにぃと片手で掴むゼラ。その背後で子猫とベータ、ライチを囲むメンバー達。

(ゴロゴロ...)

ベータ

ネコ....

ライチ

ネコダ.....

デンタク

メスですね!

雷蔵

いや~ん!どこみてんのよ!

ゼラ

全く、ライチに続きベータまで!

ゼラ

うち(基地)では飼えないぞ!

ゼラ

元居た場所に戻してきなさい!

カネダ

し、しかしゼラ...まだ仔猫で

カネダ

目も開いてないですよ...

ゼラ

カネダ。仔猫がいたからといって勝手に連れてきたら、親猫が戻ってきたときどうする!!

ゼラ

おまけに、その拾う行為のせいで、人間の匂いが染み付いた仔猫は親猫に認識されず、育児放棄されるんだぞ!!

レイ

.....それ言ったらもう手遅れじゃない?

カネダ

ど、どうして?

レイ

だって、雷蔵とヤコブが撫でてるもん。

ゼラ

はぁ?

雷蔵

よちよち~♪かわいいわね~

ヤコブ

ミルク持ってきたぞ~♪

ゼラはメガネをくいっとあげ、何故かレイの両頬を片手でむにぃとつかんだ。

レイ

...ぶえ..

ゼラ

(むにぃ)

レイ

ねぇ、八つ当たりだよね?...

レイ

痛いんだけどっ....!

ゼラ

あ"あ"あ"!!?メガネのレンズに触るんじゃない!!こら!!

レイも反撃して、ゼラのメガネのレンズに指紋をつけ、両頬をつねる。

ニコ

それで、ゼラ。どうしましょう?

ゼラ

うーむ....

みゃう

ダフ

か、かわいい...😳

ジャイボ

きゃは、どうするやっちゃう?

タミヤ

やめろよ、お前?

ジャイボ

きゃは、冗談だって

ゼラ

誰か飼えないのか?

デンタク

僕はちょっと....

カネダ

ぼ、僕も....

ニコ

すいません、ゼラ!俺も....

雷蔵

うちもダメだわ~。

ダフ

僕も、だめです...

ゼラ

ジーベン ヤコブ!お前の家はどうだ??

ヤコブ

俺の家は前に保護した猫でいっぱいなんですよ~

タミヤ

うちもちょっと駄目だな....

ヤコブ

じゃあ、里親を探すまで基地で保護するのはどーでしょ!

レイ

いいと思う...

レイ

面倒なら、私に任せて...

ゼラ

......いや、今回は僕が保護しよう。

他全員

え!?

レイ

当てがあるの?

ゼラ

ある....。今回は僕に任せて欲しい。

ニコ

ゼラがそういうなら。

レイ

....食べたりしないでよ

ゼラ

食べるか💢

ゼラ

さぁ....こっちへくるんだ。常吉

他全員

つ、常吉(つねきち)!!?!?

にゃ~....

レイ

女の子だって言ってるのに....

ゼラ

なんだ、愛娘。何か言ったか?

レイ

なんも.....

ゼラは常吉(仮)を家に連れ帰り里親が見つかるまでちゃんと世話をしたらしい。

そして、里親の元に行ったぬこはいまでも幸せに暮らしているそうだ。

レイ

ぬこちゃん、いい里親さん見つかってよかったね。

ゼラ

そうだな...。

レイ

(....心なしか寂しそう)

レイ

...寂しい?

ゼラ

ふ、馬鹿言うな。

ゼラ

僕にはレイチェルという愛娘と、二体のロボット、ジャイボがいればいい

レイ

ふーん?

ゼラ

ゴホンッ!....さ、発電機のメンテナンスは終わった。

ゼラ

レイチェル、休憩にしよう。

ゼラ

今日は君の入れた紅茶がいい。

レイ

わかった....

ゼラはメガネをかけ直し、スタスタと歩き出す。その後ろをレイは微笑みながら後をついていく。

短編集!皆DEもっと光クラブ★

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