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推しがッッ輝いてッ目がぁぁぁ
日米同盟だね… 素晴らしすぎて声出ないいっそのこと動画作ってくれよ あれだあれ国旗の話だ!
やっぱあれは日本だったんだ!てか日本は相手がアメリカってよくわかったな
アメリカside
彼との通話を繰り返し、 仲を深めた数日後の朝
アメリカ
朝日が俺の意識を貫く
アメリカ
ピコン
マナーモードにしておいた スマホが静かに鳴る
アメリカ
使用人が起こしに来ない理由も分かったところで
なんとなくPCを開く
アメリカ
アメリカ
ぼやける視界を手で擦り 無理やり正常に戻した
おはようございます。 聞いてくださいよ! 今日の朝、部活の顧問から 電話があったんですけど 今日見学の子が来てくれるらしいです!
アメリカ
あの人の新たな一面を知れた気分で 俺は嬉しかった。
よかったですね! ここ数日廃部になっちゃう! って嘆いていましたしね。
はい!本当によかったです! そういえば貴方は部活に入って いないんですか?
アメリカ
この人になら正直になっても いいのかも知れない
そう頭によぎると心なしか 文字を打つ速度が速まった
部活はやってないんですよ。 昔から人と付き合うのがあまり得意じゃないので 回りの期待とか気にしちゃって… 誰にも気を使わない自由で安心できる場所が欲しいんです。
誰にも言ったことのない 貴方にだけの秘密
それを打ち明けた気分は 思いの外悪くなかった
そうでしたか。無理は禁物ですからね 私も悩みは沢山あるので お互い頑張りましょう!
アメリカ
別に今の状況が変わった訳じゃないが
心が軽くなったような気がする
アメリカ
たまにはカナダを誘って見ても良いかも知れない
そう思いながらリビングへと向かう
いつもより軽い足取りでリビングへと入る
アメリカ
笑顔を振り撒くだなんて柄じゃないかもしれない
カナダ
カナダ
カナダ
親父が居なければ本当にまともなんだとつくづく思う
アメリカ
そう言いながら席に着く
使用人
アメリカ
アメリカ
パンケーキにベーコン、 スクランブルエッグに少量のフルーツ
朝から豪勢な食事だ
カナダ
カナダ
アメリカ
カナダ
使用人
使用人
カナダ
カナダ
アメリカ
昨日のようなポカポカした感じ
ここに親父も居れば完璧だったが これだけでも充分だった
カナダ
アメリカ
カナダ
カナダ
アメリカ
何時も栄養を流し込むだけの時間だった ものが談笑へと変わって行った。
あっという間に過ぎていく時間
刻々と学校に行く時間も迫っている
アメリカ
カナダ
アメリカ
カナダ
カナダ
この年になって兄弟仲良く 登校だなんて少し笑ってしまいそうな話だ
カナダ
アメリカ
そうやって各々自室へ戻る
部屋に付き自分の持ち物を漁る
アメリカ
アメリカ
荷物を背負い
PCの電源を落とし
ざっと10分くらいたったところで
アメリカ
そう言い残し部屋を去る
家を出て数十分がたっただろうか
カナダ
アメリカ
カナダの親父語りに飽きてころ
アメリカ
1人の男が目に入った
1人の男
1人の男
大きな紙袋を腕で抱きしめ
中には布や針、糸
アメリカ
もしかして、と頭にはよぎるが
人生そう甘くはない
手芸部の男子生徒だなんて そこらじゅうに居るものだ
カナダ
アメリカ
少しの会話の後から
また一歩ずつ歩き始めた
午後授業は何時もより時間の流れを早く感じる
アメリカ
先ほどまでこんにちはだった言葉は
もうさよならに変わっている
何時もどうり帰ろうと思ったその時
アメリカ
おそらくクラスメイトだろうが
名前も覚えて居なければ 見覚えもない
正直言ってクラスの大半がそうだ
アメリカ
アメリカ
ほとんど何て言ってるのか分からなかったが
別に困ることでもないだろうと了承した
靴の音を鳴らし廊下を出ると
国連
国連
見事な羽を見せびらかすように 怪しげな笑みを浮かべた天使が立っていた
アメリカ
国連
国連
この男には全てを見透かす力でもあるのかもしれない
アメリカ
アメリカ
今日は何も心当たりがないのだ
昨日提供だったスピーチ用の原稿も出したはずだ
国連
国連
国連
アメリカ
半ば強引に押し付けられたその紙は
アメリカ
国連
部活には何度も入らないと言っているはずなのにな
大人まで入ることを強制してくるのか?
アメリカ
そんな奴らに少し笑ってしまった
国連
国連
アメリカ
一瞬にして空気が変わったような気がした
国連
国連
国連
アメリカ
国連
アメリカ
痛いところを突かれたような気分だ
国連
国連
国連
国連
国連
アメリカ
どうやらこの男には全てを 見透かす力が本当にあるらしい
国連
国連
国連
アメリカ
本当に裏表が激しい人だと思う
アメリカ
少し気になって教室を覗く
アメリカ
そこには
1人で裁縫をしている男の姿
アメリカ
期待なんてするものじゃない
画面の向こうの彼は此処には居なかった
ただ、それだけ
アメリカ
それだけだが、
その男は
とても悲しい目をし、針を走らせていた
どんな者よりも、
いや、神にも勝る
不覚にもそれを美しいと思ってしまった自分がいる
アメリカ
たとえ彼じゃなくても良いと思った
その考えが頭によぎった瞬間
怪しいげな天使から貰った紙に手が伸びる
アメリカ
殴り書きだったかもしれない
でも、
教室の向こうに居る彼と話すには
この紙が条件のような気がしたから
今度は覗くのではなく
彼の居る座席に近づく
自信が無さそうな弱々しい言葉だった
でも、
太陽のようなあたたかさは残ってる
アメリカ
平然と嘘をついた自分を 今だけは正当化させて欲しい
アメリカ
太陽が沈んでしまう前に
星が輝く前に
日本
アメリカ
日本
日本
日本
日本
まるで赤子を愛でるかのような声で誘われた
その誘いに近づくと
日本
日本
アメリカ
日本
日本
妖艶な笑みを浮かべそう問われた
アメリカ
日本
アメリカ
日本
日本
日本
目の前にいる彼
自分の中でようやく整理がついた
アメリカ
日本
日本
日本
アメリカ
どうやら、
50の星がどんなに輝いても
太陽の耀きには、
敵わないらしい。
No.2 星と太陽の耀き勝負