リア
START!!
エアル
俺は、エアルだ
フォス
それでー僕は、フォス!!
リア
私は、天野 リアです
ハナマル
俺は、カワカミ・ハナマルだ
エアル
あともう1人いるんだが...
???:おーい
フォス
あ!丁度来たね!
???
なーに楽しそうな会話してんのよ
???
俺もまーぜて
リア
ハナマルみたいなテンションの人が来た...((ボソッ…
ハナマル
だから聞こえてるって〜
エアル
はぁ...
エアル
この嬢ちゃんは悪魔執事の主様だ
フォス
え!?
???
まじかよ
???
執事の主様がこんなとこに来るなんてな
???
あ、だったら俺も名乗らないとな
???
初めましてお嬢さん
???
俺の名前は
トゥール
トゥールだ、よろしくな
リア
天野 リアです
ハナマル
カワカミ・ハナマルだ
エアル
んーと
エアル
突然なんだが
エアル
嬢ちゃんとハナマル君はこの世にまだ会ったことのない悪魔執事がいると言ったら信じる?
リア
会ったことのない...悪魔執事?
ハナマル
うーん俺は微妙だねぇ
リア
私も...微妙...かな
エアル
ふふっ...そうかい
エアル
悪いね、突然こんなこと聞いて
リア
い、いえ
フォス
ねぇねぇ!
フォス
だったら、僕達が悪魔執事って言ったら信じる?
リア
...え?
ハナマル
は?...いや、それは流石に...
エアル
困らしてんじゃねぇよ
フォス
へへっ、だってぇ
ハナマル
...あんたらは悪魔執事なのか?
エアル
...
フォス
...
トゥール
...
トゥール
さぁね
エアル
ま、そのうち分かるさ
フォス
僕達は君たちを観察することにしたからさ!
ハナマル
観察?
エアル
観察って言うか、なんと言うか...
トゥール
特に理由は無いけどね
トゥール
でも、見るのは君たち”2人だけ”
トゥール
ここで出会えたのも何かの縁
トゥール
って言うしね
リア
話がよく見えない...
エアル
まぁまとめると
エアル
なんかあったら俺らが駆けつけるよーってことよ
ハナマル
それはありがたいけどさぁ
ハナマル
俺はそんなに弱いつもりはないし
ハナマル
”俺の大切な人”は自分手で守り抜くつもりだからな(ギュッ
リア
ちょ、ちょっとハナマル!?
フォス
( *¯ノ³¯*)ヒューヒュー
エアル
ははっ、お熱いねぇ
トゥール
うん、見た目通りの仲だね
ハナマル
お、やっぱ分かっちゃう?
ハナマル
嬉しいねぇ〜
リア
え、ちょっ
リア
そんなのじゃ
エアル
まぁ、危ない時じゃなくても時々会いに行くかもしれねぇから
エアル
そこんとこよろしくな
フォス
もちろんここに来たら僕達にいつでも会えるよ!
トゥール
いつだって大歓迎だからな
トゥール
暇な時にでも来てくれ
トゥール
茶でも酒でも、付き合うからさ
エアル
言ってくれればそれに見合った菓子とかを用意するぞ
ハナマル
いいねぇ
ハナマル
時間がある時にでも主様と一緒に行くとするか〜
エアル
おう
フォス
うっ...
フォス
さっむ...
エアル
ん、あぁ、そうだな
トゥール
悪いね、結構時間取っちゃって
リア
い、いえ
フォス
帰り道迷わないようにねー
トゥール
ここら辺は結構入り組んでるからね
トゥール
もしかしたら戻ってきちゃうかも
トゥール
ま、それはないか
トゥール
お嬢さんの隣には素振り名人がいるからね
リア
ハナマルのこと?
ハナマル
え?俺のこと知ってんの?
トゥール
たまに見かけるよ?
トゥール
その素振りの姿にエアルとフォスが影響されてやり始めたんだよ
エアル
俺は300でフォスが200だな
フォス
素振りって大変だね...
ハナマル
そうだったのか
リア
そのうち模擬戦頼まれそうだね
ハナマル
勘弁して欲しいねぇ...
ハナマル
ユーハンとテディちゃんで十分だよ...
そんな会話をした後 私とハナマルは屋敷へと戻るために道を引き返した
ハナマル
足は痛くない?大丈夫?
リア
うん、大丈夫だよ
リア
それにしても、不思議な人達だったね
ハナマル
そーだな、全身真っ黒だったし
リア
そんなことは無かったけど...シルエットみたいになっててどんな人かは分からなかった...
外が暗いのもあって黒いフード付きのローブを被っていた3人の顔などを把握することは出来なかった
ハナマル
...警戒してる?
リア
んー...少しね...
リア
明日明るい時に行ってみようよ
ハナマル
んー
ハナマル
朝起きるのは苦手なんだけどねぇ
リア
私が起こしに行くよ
ハナマル
え、おぉ...
リア
...いや?
ハナマル
そんなことはないんだけど...主様に起こしてもらうのは、なんか悪いっていうか...
リア
いーのいーの
ハナマル
...分かった
ハナマル
しっかり起こしてくれよ?
リア
...私に起こされる前にユーハンに叩き起されなきゃいいね
ハナマル
...
そう話しながら屋敷に戻り 私は自室で一息ついた
リア
ふぅ...
リア
起きれるかな...
時計の針は2を指していた
リア
...(ポフッ
とりあえず横になってみたのはいいものの
目は完全に冴えていた
リア
...(眠れない)
コンコン
リア
...?
リア
どうぞ...
ガチャ
ギィイィ...
ハナマル
よ、主様
リア
ハナマル?どうしたの?
ハナマル
いやぁ、眠れなくてさ
リア
珍しいね
リア
まぁ...私もだけど
ハナマル
たとえ寝れたとしても主様の声がけだけで起きれる自信がなくてね
ハナマル
とりあえず主様の部屋に来てみたって訳よ
リア
ふふっ、そっか
...
リア
...(>⊂(´・ω・`)グイ
ハナマル
ん...?
リア
一緒に寝よ
ハナマル
えっ(ピタッ
寝起きやら深夜やら稀な時間帯は 何故か人が恋しくなる
そう思いながら無意識に発した言葉はハナマルの動きを止めた