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迷いの竹林

魔理沙

なんとか迷いの竹林には着いたな

魔理沙

久しぶりに来たけど相変わらずこの辺は静かだな…

魔理沙はよく耳を澄ました

魔理沙

鳥のさえずりしか聞こえない

魔理沙

こんなのに迷いこんだら確かに怖いかもな…

魔理沙は周りを見渡しながらさらに奥へと進んだ

魔理沙

霊夢いないな

魔理沙

人すらいない

魔理沙

あっ、そうだ!

魔理沙

てゐに霊夢を見かけなかったか聞いてみよう

魔理沙

ちょうどあそこにてゐいるし

魔理沙はてゐに向かって走り出した

魔理沙

てゐー!

てゐ

何?

魔理沙

あのさ、、

魔理沙

霊夢見かけなかったか?

てゐ

霊夢?ああ、あの巫女はね奥に進んでいったよ

魔理沙

本当か!?

てゐ

もちろん!嘘じゃない証拠だってあるからな!

魔理沙

見せて?

てゐ

いいよ

てゐはボイスレコーダーを出し、音声を流した

魔理沙

これは確かに霊夢だな

魔理沙

でもなんでてゐはこれを録ったんだ?

てゐ

魔理沙がここに来るのはわかっていたからね

魔理沙

!?

てゐ

まあ詳しくはこの後分かるさw

魔理沙

わ、分かった

魔理沙

じゃあなー!

てゐ

じゃーね!

急がないと!!

霊夢が大変なことになっていないと良いんだけどな…

魔理沙は走り出した

と、同時に落とし穴に落ちた

魔理沙

うわぁ!?

魔理沙

くっ、てゐめ…

魔理沙

でもちゃんと安全な構造になっているな

魔理沙

これは落とすことが目的ではなさそうだな

魔理沙は周りを見渡した

すると、壁に貼り紙があった

【この紙を剥がすと通路がある。今からハサミ入りの箱を落とすからハサミを持って通路をそのままくぐって!】

紙にはそうかかれていた

上から箱が落ちてきた

魔理沙

おっ、これがハサミ入りの箱か

フタを開けると裁ちばさみくらいの大きさのハサミが入っていた

切れ味抜群ともかかれていた

魔理沙

おお!

上を向くと、てゐが笑っていた

その笑顔には優しさと励ましがつまっていた

魔理沙

ありがとうな

てゐは「頑張って」と言わんばかりの顔で帰っていった

だがその後、魔理沙はとんでもないことに気づく

魔理沙

ハサミ……

魔理沙

裁ち鋏くらいのやつ……

魔理沙

切れ味抜群……

魔理沙の頭の中の点と点が繋がった

魔理沙

これって……!!

魔理沙

急がないと霊夢が危ない!───

魔理沙は急いで荷物をまとめ、小さな通路をくぐった

全力で前に進んだ

迷いの竹林 奥の方

霊夢はやりきったかのような顔で、失笑のような笑顔を浮かべていた

霊夢

これ、まあまあ細いわね

霊夢

できたらもう少し太いほうが良かったけど、これしか手に入らなかったからしょうがないわよねw

霊夢

これで私がこの世から消えたら、魔理沙は幸せになるかしら

霊夢

幸せすぎて笑うしかないわね、、

霊夢

もしこれが魔理沙のためならば、命も惜しまないのに

霊夢

魔理沙のためだけど、私のためにもなっちゃっているからなんか悔しいのよ……

霊夢

まあいいか、幸せなら

霊夢

最期に魔理沙を撫でようかしら…

霊夢

って、ダメダメ!

霊夢

ここに魔理沙はいないしw

霊夢

私は本当に魔理沙が好きなのね…

霊夢

でももうこれで苦すぎて腐ったかのような恋愛は終わりね

霊夢

じゃあね……幻想郷【セカイ】

霊夢は足元の台を蹴った

と、同時に地面に足がついた

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コメント

5

ユーザー

好きだぁぁぁぁぁ!

ユーザー

続きがぁぁぁぁぁぁぁ!めっちゃ気になる(´;ω;`)

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