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中也

Zz…

中原はサービスエリアについて早々に、 すやすやと眠りについてしまった

乱歩さん

寝るの早〜

賢治くん

相当眠かったんですね!

江戸川と宮沢は、 顔を出して中原の寝顔を眺める

乱歩さん

それじゃあ僕はコンビニで
お菓子でも買おうかな〜

江戸川は外に出る準備をしだした

鏡花ちゃん

私も行く

賢治くん

僕もいいでしょうか?

乱歩さん

太宰はどうする〜?

太宰くん

、、あ 、僕は待ってます

乱歩さん

りょうかーい

乱歩さん

それじゃあ行こうか鏡花ちゃん、賢治くん

賢治くん

はい!

鏡花ちゃん

はい

江戸川達が去った後、 車内は中原の微かないびきだけが 響いている

太宰くん

、、、、、

太宰は中原を起こすまいと 先程貰ったままのグミを両手に持ち、 静かに左窓の外を眺めていた

太宰くん

ボソッ、、山、か、、

奥の方を見てみると、 霧で隠れかけているが、 確かにそこには山が見えた

中也

おー、ほんとだなぁ

太宰くん

ビクッ?!

太宰は素早く振り返る

太宰くん

せ、せんせ、起きてたの、?

中也

んー?あぁ今起きた

太宰くん

、そ、そっか

太宰が気まずそうにしていると、 中原が口を開いた

中也

なあ太宰

太宰くん

、な、なぁに?

中也

なんかあるなら言ってくれていいぞ

太宰くん

、え?

太宰は内心不思議だと思っていた、 どうして分かったのだろう、と

太宰くん

、、、、

しかし太宰は黙ってしまった、 言いたいことはちゃんとあるはず なのに、声に出せないのだ

中也

、、、、

中也

、、あ、もしかして、、

中原は何やら思い当たる 事があるようだ

中也

それか?

中原の指の指した先には、 太宰が大事そうに持つグミだった

太宰くん

、!

中也

その様子だと、もしかして当たりか?

太宰くん

コクコクッ

太宰くん

、なんで、分かったの、、?

中也

んー、、

中也

太宰が大切に持ってるような気がしたから、だな

中也

まあ元々お前は物を
大事にするからな、殆ど勘だ

中原は苦笑いしながら そう説明した

、、勘が鋭い男だことだ

太宰くん

、せんせ

中也

なんだ?

太宰は勇気を出して言った

太宰くん

グミ、あげる、!

中也

ポカーン

中也

、ニッ

中也

んじゃあ、遠慮なく!

中原笑いながらそう太宰に言うと、 太宰が差し出したグミの1つを パクリと口に中に入れた

中也

ŧ‹”ŧ‹”…

太宰くん

ど、どう、、?

中也

んー、美味い!

太宰くん

太宰くん

そっか

太宰は安心した顔をした

中也

太宰も食べてみろよ、美味いぞ〜

太宰くん

、うん、!

太宰は普段あまり味を感じなかったが、 今なら味を感じられるかもしれないと 太宰は思った

太宰くん

パクッ

太宰くん

、、、!

太宰くん

美味、しい、、

中也

だろ?

太宰くん

うん、すっごく美味しい、
こんなに美味しいの食べたことない、、

太宰はその味に感動していた

中也

水族館に行ったらまた何か食べてみるか?

太宰くん

うん、!

乱歩さん

(無事に解決したかなぁ〜)

賢治くん

乱歩さーん!そろそろ戻りますかー?

乱歩さん

そうだねーそろそろ戻ろっか〜

治くんは保健室登校らしいです

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