付き合い始めて早1ヶ月が過ぎた頃。私は少し浮かれていたかもしれない…。豹馬くんは少しずつ元気がなくなっているように見えた…。
美月
おはよう豹馬くん。元気ない?

豹馬
おはよ美月。大丈夫元気だよ

美月
(本当に?元気じゃなさそうに見えるけどしつこかったら嫌われちゃうかもしれないもんね…。)

豹馬
(言えねぇ…。傷つくことが目に見えてるのに…。)

お互いすれ違いがあるように感じたけどそれなりに楽しい日々が送れていた。
美月
どうしたんだろ?悩んでいるように見えたんだけどな…。

陽菜
どうしたの?なんか悩み事?

美月
陽菜先輩…。お久しぶりです…。陽菜先輩引退しちゃったし…。

陽菜
ふふ。千切くんと順調?

美月
順調ですけど…。豹馬くんた悩んでいるように見えるんですよね…。

陽菜
豹馬くんが相談したいって思える日まで待ってあげてらいいと思うよ。

美月
そうですよね!!待ったほうがいいよね

陽菜
大丈夫!!信頼されてるはずだからきっと話してくれるよ!!

美月
うん!!信じて待ってみるよ

こうして私は豹馬くんを信じていつか悩み事が言われる日を待っているのだった…。