桜華
桜華
桜華
桜華
桜華
桜華
ななもり。
パソコンに映る自分の顔とにらめっこしながら
いつものように仕事をこなす
今日はいつにもましてその量が多くて
不意にパソコンの右下を見ると02:37という表示が見えた
ななもり。
かけていた眼鏡を外し目と目の間を少しつまむ
ななもり。
少しばかりうなる
その時コンコンとノックが聞こえた
コンコンと彼の部屋をノックする
最近は部屋にこもりっきりで
ずっと仕事してる
ここ一週間はまともに顔も見てないし
俺も迷惑かけたくないから
むやみに部屋に入ったりしない
でも
ジェル
あまりにも無理し過ぎだ
ジェル
なーくんなら一人で体調管理くらいできるだろうけど
夢中になりすぎると周りが見えなくなっちゃうから
たまにこっちに戻してあげないと
できるだけ静かにドアを開ける
カチャッとドアが開き
大好きな彼が入ってくる
ななもり。
ななもり。
ジェル
そういうと手に小さなコーヒーカップを持って
静かに入ってきた
ななもり。
ななもり。
俺のことはお構いなしに
机の横にあるベッドにちょこっと座る
まぁ邪魔はしないからいいか
ななもり。
ちょっと意地悪く聞いてみる
ジェル
ジェル
あれっ
でも…
ななもり。
ジェル
ジェル
ジェル
ななもり。
ちょっとびっくりしちゃった
だって
洗い物めんどいとかそういうキャラじゃないし
コーヒーカップ一緒がいいとか
熱でもあるんじゃないかって思っちゃった
ジェル
ななもり。
ぱっと顔を隠してしまった
ジェル
そうニヤニヤしながら顔を覗き込む
ななもり。
そういってぐっとコーヒーカップの中身を飲み干す
でも
ななもり。
ジェル
めちゃくちゃ出来立てだった
バカ熱い
ななもり。
ジェル
ななもり。
ジェル
めっちゃ大爆笑してるし
何なのマジで
ななもり。
ななもり。
ジェル
ジェル
ななもり。
ジェル
あー 舌マジでいたい 目は覚めたけど集中できないわ
ジェル
ジェル
…そんなのは分かってる
でも
ななもり。
ななもり。
ななもり。
ななもり。
ななもり。
ジェル
ジェル
ジェル
ジェル
めんばーのため…
ジェル
りすなーさんのため…
ななもり。
ななもり。
ジェル
ちょっと嬉しそうな顔してこっちを見る
ジェル
そういってジェルくんが立ち上がる
ジェル
でも
気づいたら
俺はジェルくんの服の裾を掴んでいた
ジェル
俺も何でこんなことをしてるのか分からない
ななもり。
慌てて手を離す
ななもり。
ななもり。
そうできるだけ明るく言うと彼にむかって手を振る
でも
なぜかジェルくんは動かない
ジェル
ジェル
ななもり。
ななもり。
そういうとくるっとベッドに潜り込む
いつまでたってもドアが開けられる音はない
すると布団を思いっきり剥がれて
それと同時にジェルくんがベッドに潜り込んできた
ななもり。
ななもり。
ジェル
ななもり。
ジェル
ななもり。
ななもり。
ジェル
そういって俺の背中に顔をうずめる
ななもり。
ジェル
ジェル
ななもり。
ななもり。
ななもり。
ななもり。
そういうと首を横に振る
ジェル
ジェル
ジェル
なんだそれwww
でも
ななもり。
ななもり。
桜華
桜華
桜華
桜華
桜華
コメント
1件
思いつきでこんなオトナな雰囲気を書けるのすごいですー! そして橙紫は安定の夫婦…(*´ω`*)