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(準決勝 2組vs5組)
side.優花
背が高いからと選ばれた騎馬戦
下で支えてくれている子の4人中3人は私よりも背が低い
敵
優花
優花
敵
私は組体操にトラウマがあって、騎馬戦で上に乗ることも不安しかなかった
でも、やるしかない。
長女気質な私は頼まれたら断ることなど出来なかった
優花
そんなことを考えながら敵の手を避けた瞬間
騎馬支え
騎馬支え
優花
私の後ろから手が消えた
優花
騎馬支え
ズドンッッ
人の上から上手く受け身など取れるわけもなく
ただ重力に引っ張られて身体を地面に打ち付けた
優花
騎馬支え
騎馬支え
騎馬支え
後ろにいた仲間の子が謝ってくる
優花
上部では笑って見せたが、痛みでそれどころではなかった
優花
優花
力を入れてなんとか立とうとしても、力が上手く入らない
優花
どうしようかと思っていると
私がずっと聞きたかった、懐かしい声がした
黒輝
黒輝
優花
その後、懐かしい顔が仲間の間からピョコッと出てきた
黒輝
優花
黒輝
黒輝は心配と驚きが混ざった表情で戸惑っている
黒輝
黒輝
私のことを心配してくれている
優花
優花
黒輝
もう色々疲れてしまった私は、素直に黒輝に甘えることにした
優花
黒輝
黒輝
優花
やっぱり私は黒輝が好きだ
保健室
その後、保健の先生に打ち所が悪いと言われ、保健室に連れてこられた
黒輝も一緒に着いてきてくれた
保健の先生
優花
保健室で湿布を貼ってもらってから10分ほどして、ようやく痛みが引き始めた
保健の先生
優花
優花
保健の先生
保健の先生
優花
優花
保健の先生
優花
黒輝
優花
黒輝
優花
黒輝が突然吹き出すから何かと思えば
黒輝
黒輝
そんなことを言われた
黒輝はエスパーみたいに私が思っていることを当ててくる
好きでもないくせに
優花
黒輝
あ゛あ……なんで、どんどん好きになるようなことをしてくるのか
優花
それにどんどん乗っかってしまう自分も大ッ嫌いだ
でも、どうせダメなら、今だけは
今だけは、一緒に居たかった